【外で亡くなっている子猫も多数でてきています】震災後に生まれた猫は厳しい冬を乗り切る術を知りません

たんぽぽの里・代表石丸雅代です
本日で400名の方々からのご支援を賜り
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。

 

２月７日の出来事です。

 

雪の中にわだちがあると、つかねこ代表のあべさんは
Uターンをして轍の中を確認しに行って下っています。

 

そのほとんどが猫やハクビシンだったり・・・

この日亡くなっていたのは４ヶ月くらいの大きさの猫

 

でも、もしかしたらガリガリだたったから成猫だったかもしれないと阿部さん・・・

 

東日本大震災の福島でも、同じことがあって
当時を思い出します

 

震災後に生まれてきた猫は
猟師町の人から餌をもらっていた猫達と違い
母猫が懸命に育てていても
冬の厳しさを知らずに生きてきたから
生き抜く術を知らない

 

この冬の最大寒波でいくつもの命が
途絶えたのか誰にもわからないが

この猫のように遺体に気付いてもらえて
荼毘に伏してもらえる猫は少ない

 

不幸な命を減らすとよくいうけれど
命そのものは、かけがいのないもの

 

過酷な現場で生き抜いていく猫達もいるのかもしれないけれど
母猫は子育てするのに身を削っての育児をしている

 

過酷な自然の中で中で増え続ける命

 

そして生き絶えていく命

 

生まれたからには幸せになって欲しい

 

そんな思いから私たちは移動手術車を被災地に
能登に届けたいと持っています

 

 

以下、つかねこさんのインスタグラムより転載
つかねこさんより許可を得て、転載させていただいております

被災地ペット活動1年経過...

 

猛吹雪、雪が積もる奥能登

 

道路の道端の真ん中

 

おそらく車に轢かれた一匹の小さな猫の遺体。

 

猛吹雪の中、小さな体で
どんな想いを抱えていたのか。

 

震災で迷子になり、
必死に生き抜こうとしていたのか。

 

それとも、
愛されていた場所に戻ろうとしていたのか…。

 

どんな道を歩んできた
猫さんなのかは分からないけれど、

 

最後に人の優しさに包まれ、

 

温もりを感じながら安らかに

眠ることができますように。

 

どうか、虹の橋の向こうで穏やかに…。