ラスト1週間

週末の譲渡会の後、新着情報をとおもいながらも、次々起こるアクシデントに追われてしまい申し訳ありません。

週明けから、喘息による息苦しさからの涎の誤飲性肺炎。
他院受診していたけれど、お金がなくてかかれなくなったワンちゃんは、腹水と胸水に加え、心嚢膜にも液体貯留。いわゆる心タンポナーデ。翌日にも、朝からエマージェンシが必要な急患。
とりあえず、うちの病院でできる事をして、かかりつけ医へ相談を促すと共に人工呼吸器のある動物病院をすすめる。
ただ、刻々と症状は進行し簡易の酸素室対応。
そして、お家での看取りのために、必要なものを揃え、獣医師や看護師が指導し帰宅の途へ。
移動にも酸素対応できるようにしたり、、、
残念ながら、お家に戻り日が変わる前に
飼い主さんにみとられて、旅立ちました。

開院当初では信じられない対応。
多くの獣医師との出会いは、皆様がたんぽぽの里をご支援してくださり、存続させてくださったおかげです。

医療技術があがればたすけられる命が増えますが。医療設備の充実も必要です。
今回、喘息からの肺炎ねこさん。
腎不全末期で酸素室の必要な猫さんが重なり、
飼い主さんのご了承を頂き、簡易酸素室対応となりましたが、今回のチャレンジでも酸素室の増設があります。

チャレンジの手数料などを差し引くときびしいものがあります。

また、fipであろう黒に近いグレーの猫さん達のお薬調達、外来での対応が行えるように、皆様のお力を今一度お借りする事はできないでしようか？

写真は、fipの治療開始をまつ子猫です。