プロジェクト概要

タンザニアの中学校が抱える若年妊娠やHIV、先生不足をはじめとした様々な問題を、タブレット教育で解決したい!

 

初めまして。早稲田大学教育学部4年の松本如沙希と申します。2015年3月から、タンザニアにあるデジタルグリッドソリューションズ(以下DGS)という会社でインターンをしています。ここでは、未電化地域に電気を届ける、電力量り売り事業のお手伝いをさせていただいています。

 

DGSオフィスの近くにある中学校では、1,500名の生徒に対し40名の先生しかいない、保健室がなく、知識のない数学の先生がケガの手当をしていたり、適切な性教育が行われないことで望まない妊娠やHIV感染など多様な問題が起きています。これらの問題のひとつの解決策として、タブレットを利用した教育を届けたいと考えています。

 

誰でも簡単に、教えてくれる人が目の前にいなくても今まさに知識を得ることができるインターネット。生活の知識、勉学に使えるタブレット教育をタンザニアの中学校に届けるお手伝いをいただけないでしょうか?

 


(未電化地域へ行った時の様子。4人で見るには小さな画面。

しかし、タブレットから流れる映像に視線は釘付けです)
 

 

オフィスの近くにある中学校。タンザニアの学校に興味がわき、タンザニア人スタッフに案内してもらったことですべてが始まりました。

 

タンザニア最大の都市、ダルエスサラームに、DGSのオフィスはあります。毎日お昼を過ぎた頃になると、多くの制服を着た子ども達を見かけ、会社の近くに学校があるんだな、と思っていました。

 

私は、ダルエスサラーム郊外をはじめとした未電化地域へ行くことはあっても、学校には行ったことが無かったため、仲の良いタンザニア人スタッフのRuthさんにお願いして、オフィスの近くにあるMakumbusho Secondary Schoolへ連れて行ってもらいました。

 

(オフィスの前の通り)



(Ruthさん:MBA取得を目指し、大学院へ通いながら、

DGSでカスタマーケアとして働いている、聡明な女性です)

 


(Makumbusho Secondary School。Secondary Schoolというのは、

日本でいうところの中〜高等学校にあたります。)

 

 

Ruthさんと私が初めてMakumbusho Secondary Schoolへ行った際、私たちに最初に話しかけてくれたのがムワンゴンベ先生でした。タンザニアの学校に初めて来た、という私に、ムワンゴンベ先生は快く学校内を案内してくれました。

 

生徒はみんな元気いっぱいで、外国人の私にも、積極的に挨拶をしてくれました。また、先生たちも非常にフレンドリーで、生徒達との仲も良いようでした。

(私とムワンゴンベ先生とRuthさん。教育熱心な数学の先生です。)

 

 

明るい生徒、フレンドリーな先生がいる、楽しげな空気でいっぱいの中学校は、大きな3つの問題を抱えていました。

 

そんな様子を見て、ムワンゴンベ先生に、あなたの学校はすごく良い学校だね、と言うと、「そう言ってもらえて嬉しいよ。僕たちは所詮公立の学校だから、予算も少なくて、問題も多いんだけどね。」と言っていました。そしてどんな問題があるのか尋ねたところ、以下のような大きな問題があると教えてくれました。

 


【1】 不十分な性教育による、生徒の若年出産や性病感染
性教育をきちんと教えられる先生がいないため、知っていれば未然に防げる妊娠、性病などでやむなく中退や休学をしなければならない生徒が非常に多いそうです。

 

タンザニアでは法律で、出産後一年経過したら、母親は学校へ復帰出来る、と定められていますが、育児や家計の事情で、実際に復学出来る生徒は非常に限られています。

 

【2】 応急処置等の出来る人材の不足
学校には、保健室もなければ、保健の先生もいません。保健の専門知識を全く持たない数学や英語の先生が、ケガや病気になった生徒の面倒を見ているのが現状だそうです。

 

適切でない対処にならざるを得ない状況もあり、時には生徒のケガや病気の症状が悪化してしまうこともあります。


【3】 先生の人手不足
現在の生徒数は1,500人に対し、先生の人数は40名。更に来年度から生徒数が大幅に増えるとの通達を政府から受けており、来年、手が回らなくなるのが明らかです。

 

今でも、他の生徒の対応をしている間、ほったらかしになってしまう生徒も少なくなく、授業が中断されることで、生徒の集中力が途切れてしまうことがあるようです。このことは、生徒の勉強に対するモチベーションを下げることにも繋がります。

 

(笑顔がかわいい、4年生の女の子たち。)

 

 

 

タンザニアの中学校にタブレット教育を導入すれば、できることの幅が広がります。

 

こうした問題はどれも、学校の予算の不足により引き起こっているそうですが、すぐに解決できる問題でもありません。そして、これらの問題を解決するために出たアイデアが、タブレットを利用した教育でした。

 

タブレットを活用すれば、例えば生徒達が若年出産や性病感染を未然に防げるようにするために、YouTubeをはじめとした、ネット上で提供されている無料の性教育コンテンツを利用した教育が可能になります。

 

(オフィスでタブレットを使って仕事をする現地スタッフ)

 

また、「応急処置アプリ」を利用すれば、医療知識を持たない先生でも、簡単にケガや病気に応じた適切な処置方法を検索し、処置が出来るようになります。

 

その他にも、これまでは先生の手を借りないとできなかった勉強が、映像授業の受講や調べ学習が可能になることで、毎日放課後に1時間ある図書館開放時間を活用して各自学習を進めることが可能になります。自ら学ぶ楽しさを知ることで、勉強に対するモチベーションも上がることでしょう。

 

タブレット一つとインターネット環境があれば、これまでに比べ知識を得ることが圧倒的に簡単になり、人材そのものはもちろん、人材育成にかける資金、時間の節約が可能になるのです。

 

(生徒達にタブレットの使い方を教えるRuthさん)

 

 

実際にタブレットを使って教えてみる。先生、生徒ともに大好評でした。

 

数日後、再び学校を訪れた私とRuthさんは、このアイデアを提案しました。すると、先生方はとても興奮した様子で、「すごく良いアイデアだ。私たちには本当にそのサービスが必要だよ。」と言ってくれました。

 

また実際に、生徒に性教育のために使用する予定の映像コンテンツを見せたところ、わかりやすいと好評で、興味を持って取り組む姿が印象的でした。

 

(Ruthさんと、協力してくれる先生方)

 

しかし、今回のプロジェクトで、ただ学校にタブレットを与えるだけはうまくいかないと思っています。今までインターネットに馴染みがない方々がタブレットを操れるようになるためにはそれなりの時間がかかるからです。

 

そこで、タンザニア人スタッフであるRuthさんに協力してもらい、学校の先生方と連携を取りながら、彼らが自分たちでタブレット教育を継続して行えるようにサポートしていきます。

 

(元気いっぱいの生徒たち。)

 

 

タブレット教育で、タンザニアの中学生の未来を照らすために、私たちのチャレンジを応援していただけないでしょうか?

 

まず最初の一歩として始める予定とはいえ、1,500名の生徒が在籍する学校でタブレット等を揃えるとかなりの金額が必要です。タブレット端末だけではなく、インターネットルーター、インターネットバンドル等を買うための資金780,000円が足りません。

 

子ども達にタブレットとネット環境を届け、子ども達がインターネットという未知の世界と繋がるツールを手にし、外の世界を知ることで、大きな視点で見れば、彼らの夢・将来の可能性を広げるお手伝いが出来ると考えています。

 

未来ある子ども達のため、皆様からのあたたかいご支援よろしくお願いいたします。

 

▶デジタルグリッドソリューションズ HP
http://www.wassha.com/index_jp.php

 

 

◆◇◆◇◆◇ 引換券について ◆◇◆◇◆◇

ご支援いただいた方には下記の引換券をお送りします。

 

C. タンザニアのアート、ティンガティンガのコースター(イメージ)

 

D. タンザニアのコーヒー(イメージ)

※引換券1つにつき、コーヒー1個お届けいたします

 

E. タンザニアの伝統布、カンガorキテンゲのポーチ

カンガとキテンゲ(イメージ)


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