【たらちね海洋調査とトリチウムの測定】

 

たらちねでは福島第一原発沖の海洋調査を行っています。

今月は11月12日(木)を予定しています。

海水や魚を採取してセシウム134・137、ストロンチウム90、トリチウムの3核種の測定をします。

 

測定結果は、たらちねのホームページから公開しています。

 

 

 

海水の中のトリチウムは電解濃縮してから測定の予定です。

電解濃縮装置が設置されるのを待っている状態です。

福島第一原発からはデブリに触れた処理汚染水がたまり続け、海洋放出をするかどうかが問題になっています。

 

海洋放出してしまったら、その後の海洋汚染と人々の心と身体に与える健康影響は数値で示すことができない甚大なものになります。

また、海洋民族である日本人の生活が大きく変わります。

 

これらの問題を少しでも可視化するために、放出前の環境を測定することはとても大切なことだと思っています。

 

＊下の表は第16回たらちね海洋調査の測定結果です。