個性がなくなりつつある

春夏秋冬を感じられる自然がある
日本はめちゃくちゃ恵まれています。

 

一見、緑があって花が咲いて動物がいるように見えます。

 

でも、よーく見ると
同じものが多いです。

 

育てやすいから
見栄えが良いから
人が呼べるから
売れるから

 

人間の都合で、本来の四季を感じられるような自然よりも
利用できるものが多くなっています。

 

個性が失われつつある。

 

最近は「多様性」、「ダイバーシティ」

人間社会でよく聞きますが

 

自然界は逆行しています。

 

例えば、

 

桜は綺麗だけど

桜ばっかりでいいのかなって思っています。

 

人間社会で言うと

モデルのような美しい人間ばっかり

 

スポーツが得意な人、

笑いを取るのが得意な人

いろいろな人がいた方が面白い

 

桜以外にも素敵な野草があるし

実はそういう植物が絶滅の危機に瀕しています。

 

この時期になったら

この花が咲いて

その花が終わったら

あの鳥が増えて

あの花が咲く

 

季節を感じることで

豊かな感性がはぐくまれる

 

人間が人間らしく生きるためには

もともとあった本来の自然に触れること

なんじゃないかと思っています。

 

とくに日本は生物の多様性に富んだ国で

そのことで、他の国には負けない

「技術」や「精神性」を身に付けたのかもしれない。

 

だから生物の多様性は超重要！！

 

数年、十数年でなく

もっと長い目で見たときに「生物の個性がなくなる」ことは

他人事じゃなくなるかもしれません。