紛争下のシリア。小児がんと闘う少年２人に必要な資金を

（鈴木が活動したトルコでの旧市街の街並み，２０１９年撮影）

いつもご支援ありがとうございます。学生メンバーの鈴木です。クラウドファンディング開始からわずか5日で、84名の方から47,4000円ものご支援が集まりました。本当に心から感謝したします！目標金額まで、残り33%です。Team Bekoのメンバー一同全力で取り組んで行きますので、これからも温かい応援をよろしくお願いいたします。

Team Bekoは、普段からシリアに関する情報発信をYoutubeとFacebookを活用して行っています。関心のある方はぜひご覧ください。

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また、今回リターンでお渡しするお品物の一部は、これからも通常の販売で取り扱っていく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

現在も一部地域で戦火が交わるシリアですが、他方では復興活動も始まっています。しかし、建物破壊や経済制裁の影響で医療体制は完全に整っているとは言えず、小児がん患者の子どもたちは、その被害を一身に被っています。

僕は、どんな子どもたちも平等に、その国の未来だと考えています。チームベコに参加する以前、僕はトルコのシリア難民支援のNGOでボランティア活動をしていました。滞在期間中、シリア人の子供たちが集う幼稚園・補修校・チャイルドフレンドリースペースなどに訪問したことがあります。そこで出会った子供たちは、みんな素敵な笑顔で僕を出迎えてくれて、たくさん「遊ぼう！」と誘ってくれました。

子どもたちは、大人の戦争の複雑な事情は知り得ません。ただ、「爆撃でお兄ちゃんが巻き込まれて死んでしまった」「トルコに引っ越してきて友達と離れ離れになった」というふうに、目の前の事実と向き合って、強く生きていかなくてはなりません。

僕が出会った子どもたちは、全員とは言い切れませんが何かしらそうした紛争のバックグラウンドを持ちながら、今を過ごしていました。そうした上で見せてくれたあの笑顔は、今でも忘れることができません。

シリア国内の小児がん患者の子どもたちも同じように、日々交差する複雑な事情は理解しきれません。ただ不十分な医療体制に不安を抱えながら、病魔と戦っていかなくてはなりません。

そんな子どもたちを救うのも、また大人です。実際に、現地の医療系NGOのBASMAは日々誠実に子どもたちと向き合って医療活動を行っています。僕も、1人の大人として子供達を守ってはいかなくてはならない、そう強く思っています。

そして子どもたちの「今」を救い、「未来」を応援したいです。学生一人ひとりの力はとても小さく、出来ることも多くはありません。しかし、全員で力を合わせることでプロジェクトを達成し、イブラヒームくんとサラーフッディーンくんにみなさんの想いを届けたいと思います。

これからも、温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

（鈴木慶樹）