アフリカ事業コーディネーターのトシャに続いて、九州での地震に心を痛めたコンゴ事務所の所長テオフィー・シチバンジから、被災された方々へのメッセージが届きました。(最後に全訳を記載しています。)

 

(再生時間 4:43)

 

 

地震と紛争、天災と人災

 

原因は異なりますが、たまたまそこに居た、なんの非もない人たちが、避難を強いられています。彼には、その気持ちが痛いほどわかるのだと思います。

 

 

コンゴにもまた、紛争下で性暴力の被害にあい、苦しんでいる人たちが居ます。彼女たちを支えたい、という彼の想いを聴いてください。

 

(再生時間 2:28)

 

 

国際協力に携わるNPOとして、先進国と、貧困国や紛争の被害者との関係は、前者から後者への一方的な支援ではなく、ともに協力し合う関係だと思っています。一人の人として、価値は等しく、誰もが、微力ではあるけれども、無力ではないと信じています。
 


彼の言葉が、九州で被災された人々のもとに届き、

 

日本のみなさまからの応援が、コンゴの人々のもとに届き、

 

それぞれの未来が、明るく開けていくことを信じ、行動し続けます。

 

 

 

 

ー九州での地震に際してのメッセージ(動画:上)ー

 

テラ・ルネッサンス コンゴ事務所所長の
テオフィー・チシバンジです。

日本で被災したすべての方々に対して、哀悼の意を表します。

日本の方々が、大切な人を亡くし、大きな問題に直面して、今私たちの心はとても苦しいです。なぜなら、日本の方々は、これまで、私たち、コンゴ人が抱える問題を真剣に考え、助けてきてくれた人たちだからです。

そんな日本の人たちが、今、私たちも経験したことと同様の苦しい思いをしていることに、心が苦しく、心から悲しみを感じます。


今、日本では9万人もの人たちが震災の影響で、避難を強いられていると聞きました。コンゴ東部に住む私たちも数万人単位で、何度も紛争の影響で避難生活を強いられてきました。だから、私たちは、避難民となることが、どれほど、悲しく、苦しいことなのかを心から、想像することができます。

私たちは、紛争により、慣れ親しんだ故郷を追われ、畑を失い、何年も村に戻ることができないこともありました。食べ物が手に入らずに、苦しい思いをしてきました。

だから、今、九州のみなさんが、私たちと同じような困難に直面していると思うと、本当に心が苦しくなり、悲しみに打ちひしがれる思いになります。九州、そして日本には、テラ・ルネッサンス(コンゴ)を支援してきてくださった方々がたくさんいます。

だからこそ、日本で被災された方々には、本当に心からお見舞いの言葉をお伝えしたいと思います。


避難生活というのは、安心して眠ることも、食べることもできず、本当に苦しい状況にあることと思います。そんな中、被災された方々は、悲しみに暮れて、心に大きな苦しみを抱えていることと思います。

しかし、どうぞ、人間としての「心」を忘れないでください。今、目の前にある問題は、必ず終わりが来ます。この問題によって、人生が終わるわけではありません。

どうぞ、人間としての「心」を失わないでください。みなさんは、これまで、コンゴの平和のために、奮闘してきてくれました。どうぞ、前を向いて、歩き始めてください。

きっと、平穏な日常が、未来には待っているはずです。


どんな困難に直面しようとも、お互い、心を強く持って、前を向くことをあきらめず、折れない心を持ち続けていきましょう。

この困難を乗り越えた先に、私たちは、より強く、たくましく生きていけると信じています。これから、共に、少しでもより良い世界(社会)を作っていきましょう。


改めて、被災された皆様方、コミュニティ、そして熊本でテラ・ルネッサンスを支えてきてくださった方々に、心より哀悼の意を表します。

どんな辛いことがあっても、私たちは困難を乗り越える力があることを信じ、
人間としての「心」を持ち続けて、前へ進んでいきましょう。
 

(以上)

 

 

 

ーコンゴ紛争の被害にあった女性たちへの想い(動画:下)ー

 

テラ・ルネッサンス コンゴ事務所所長の、
テオフィー・チシバンジです。

私たちは、コンゴで起こっている紛争で被害を受けた女性たちに、洋服をつくる技術を教えています。彼女たちは、武装勢力から性暴力を受けて、コミュニティーから見放され、自分で生活しながら、子どもたちを育てていかなければならない厳しい状況に置かれています。

テラ・ルネッサンスのセンターでは、紛争で被害を受けた女性に洋裁技術を教えていて、46名 の女性が訓練を終えています。現在、彼女たちは、洋裁店を始められることを待っています。自分で収入を得て生活して、子どもたちを育てて、また地域の役に立てるようになりたいと願っています。 


親愛なる日本の皆さん、テラ・ルネッサンスをご支援いただく方々、どうか、彼女たちに仕事をつくるために、一緒にサポートして頂きたいのです。

小さな洋裁店を建てて、村の人たちの洋服をつくる仕事ができるのを待ってます。


皆さんと一緒に、彼女たちをサポートして、平和をつくっていきたいです。紛争で傷つき、帰ってきた彼女たちが、訓練を終えた今、村の中でこれまでのようになんとか一日一日を生きている状態でなく、きちんとした場所で、仕事を持って、働けるようにしたいのです。

日本の、テラ・ルネッサンスのサポーターの皆さんに、彼女たちが技術を身につけ、収入を得て、家族を養いながら生活できるところまで、ぜひ応援していただきたいです。


皆さまの応援に、感謝いたします。
ありがとうございます。

 

(以上)

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