
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 72人
- 募集終了日
- 2020年12月24日

【再手術】みんなの希望「ホープ」に再手術が必要になりました

#動物
- 現在
- 191,000円
- 支援者
- 12人
- 残り
- 18日

【FIP】猫伝染性腹膜ドライ型:お市を救うためにご協力お願いします

#動物
- 現在
- 404,000円
- 支援者
- 62人
- 残り
- 6日

長崎市猫殺処分ゼロと継続へ!シェルター拡充で乳飲み子救出と保護を!

#まちづくり
- 現在
- 1,923,330円
- 支援者
- 178人
- 残り
- 1日

殺処分寸前の犬猫の命も諦めたくない!マンスリーサポーター募集中

#動物
- 総計
- 10人

JWCサポーター大募集中!傷付いた野生動物を救いたい

#子ども・教育
- 総計
- 223人

多くの猫を幸せにするためのご支援を〜(マンスリーらぶサポ)
#動物
- 総計
- 61人

日本の食文化の危機。和食の未来を紡ぐ、出版プロジェクト

#地域文化
- 現在
- 5,370,000円
- 支援者
- 69人
- 残り
- 28日
プロジェクト本文
終了報告を読む
こんにちは、農業生産法人株式会社agrity代表の野菜嫌いを野菜好きにする農家、小野寺淳(あつし)です。
福島県郡山市にある逢瀬町(おうせまち)という地域で農業をしています。
この度、「野菜はおいしいよ」をどう皆さんに伝えようかと考えているうちに居ても立っても居られなくなり、一人でも多くの人においしい野菜を食べてほしいと思いクラウドファンディングの門をたたきました。
届けたい思い
「野菜はおいしい!!」
こう言われたら、皆さんどう感じますか? ひょっとして、皆さんどこかで無理をして野菜を食べていませんか?
その証拠に子供の頃「野菜をちゃんと食べて偉いね~」といわれたことが皆さんにもあると思います。褒められているので嫌な気はしませんが、この言葉に私はある種洗脳めいた違和感を覚えます。
「野菜って偉いから食べるものなの?おいしいから食べてるんだけどな?」と、「野菜=無理して食べるもの」という空気を感じることがたまにありますよね、そんな時皆さんには思い出してほしいことがあります。
それはおいしい野菜を食べたときの感動です。かくいう私も少し前までは「野菜=無理して食べるもの」と思っていました。
~人生を変えた「ニンジン」との出会いで、専業農家へ~
私は自他共に認める野菜嫌いでした。今考えると「実家が農家だった」ことが原因だと思います。実家が農家なんだからおいしい野菜を食べていたんでしょ?と思われがちですが、おいしくて形のきれいな野菜は食卓に並ばずスーパーの陳列棚に並びます。
食卓に残るのは売れない野菜でした。子どもながらにそれが嫌だったんだと思います。
食卓に野菜があるとよけるのではなく、食事すら拒む子供でした、幼少期の母親の苦労には今でも頭が上がりません。給食を卒業してからの20年間は農家になってからもほとんど野菜を食べませんでした。
そんな私が農家になり、しばらく経ったある日、野菜の勉強をしようと地場産品の直売所に行った際、珍しい、葉っぱが付いたままの人参が目に留まりました。
その当時、健康診断の結果がとても思わしくなく、お医者さんから「野菜食べないと本当にまずいことになるよ。」と強い指摘を受けていました。
野菜を食べないことにもはや誇りを持っていた私ですが「医者に言われたし、一応農家でもあるから勉強も兼ねて仕方なく」という大義名分を立て、勇気をもってそのニンジンを購入しました。
そのあとのことは皆さんの想像通りです。とってもおいしかったです。
青天の霹靂、目から鱗、人生が変わる気配を感じました。感動し、野菜を食べずにいた20年を後悔しました。そしてなんでこんなにおいしいのか、その理由を探し始めました。
「もっとおいしいニンジンを作って、野菜=無理して食べるものという空気を払拭することを私の人生をかけた挑戦にしよう」と決意しました。
~運命のニンジンを作った農家に弟子入り~
ニンジンを作ることを決意してまずやったことは、私の運命を変えたあの「葉っぱ付きニンジン」を作った農家への弟子入りです。
鈴木光一さんといって「郡山ブランド野菜協議会」で日々おいしい野菜作り続けている方でした。
「どうしたらそんなにおいしいニンジンが作れるんですか?」と足繫く通い、野菜作りの勉強をさせていただきました。通っているうちに勉強したことを活かして野菜ソムリエと土づくりマイスターの資格を取りました。
私の運命を変えるニンジンを作ってくれた上にたくさんの勉強をさせていただきました。いくら感謝しても足りないくらいです。
そして実際に、逢瀬町にある自分の畑でニンジンづくりを始めました。この土地でおいしいニンジンを作るためにはどんな農法が良いかといろいろ試しました。中でも一番納得がいくものができたのは廃菌床(はいきんしょう)を使った有機栽培でした。
※廃菌床・・・キノコを栽培するときに用いられる菌床(オガクズなどの木質基材に米糠などの栄養源を混ぜたもの)でキノコ栽培を終えたもの。キノコの菌や、おがくずの隙間に他の有用菌も住みつき、使用することで土壌をふかふかにしてくれます。
逢瀬町の畑は黒ボク土という、水はけがよく水持ちが良い、作物の根っこに有機肥料が吸収されやすい土です。
雨が降ると普通の土だと肥料が流れてしまうが黒ボク土だと流れず、特に根菜類に良いといわれています。加えて山間部だと昼夜の寒暖差が大きくニンジンが成長しやすいです。
科学肥料が一般化する前から逢瀬町は根菜類に合う土地といわれていましたがその理由がわかりました。
なので私はニンジン(野菜)を第一に考えるこの農法を「ファースト農法」と呼び、逢瀬町の畑で廃菌床を使った有機栽培にこだわっております。
自慢ではありますがニンジンづくりを開始して2年目には「オーガニックエコフェスタ2018」で日本一をいただきました。検査項目は①硝酸イオン ②糖度 ③ビタミンC ④抗酸化力 ⑤食味試験の五つの項目で日本一を競い合います。
最初は販路開拓に苦労しました。新規就農する方であればまず初めにぶつかる課題だと思います。売り先がない、知名度もない。はじめは飲食店等との契約農家になることを狙ってましたが、野菜第一の有機栽培では定量定期的に出荷することが不可能なため営業活動を行っていたが上手くいかなかったです。せっかく心を込めて作った野菜の売り先がなく全部だめにしてしまったときはとても悲しかったです。
なので逆に自社でレストランを運営しそこで作った野菜を使うことにしました。そのほうが新鮮で旬な野菜を提供できるうえに今までは形が悪くて出荷できなかった野菜も使うことができます。
消費者の口に入るまでが農業だと考えています。
農業を始めるときに「ここの土地には有機栽培が向いているからここで有機栽培をやるよ」と言ったら否定されたり、そもそも新規就農はやめなといわれましたが、苦労したことはありますが、今のところ挫折はありません。
具体的に何をするの?
これまで市場に出してきたニンジンに厳格な基準(規格、糖度等)を加えて「ニンジンを好きになるニンジン」を作ります。
以下の7つの基準を作りました。
(1)ニンジンの概念を変える新商品“The 1st NINJIN”の開発。
・最高品質で子供に最初に食べさせる“The 1st NINJIN”のギフトBOXを作る。
“The 1st NINJIN”とは
「最初に食べたニンジンがおいしかった子供たちは一生ニンジンが好き」をモットーに最初に一流を味わってもらうために新しく作るいわば食の英才教育ニンジンです。
以下の7つの基準を満たすものを指す。
約束1 規格
15㎝以上25㎝以下
約束2 糖度
11度以上
一般的なニンジンの糖度は平均で7.5度、旬である冬でも良くて8~9度。
糖度11度の代表的な果物:スイカ
約束3 時期
一般的な旬は10月から2月。その中でもよりおいしさや際立つ12月から2月に採れたものだけを使用。
約束4 栽培方法
ニンジンを第一に考えた、「ファースト農法」で栽培します。
※ 「ファースト農法」とは、ニンジンを第一に考えた土づくりをベースとした独自の有機栽培農法。
黒ボク土の畑を、廃菌床の力を使って土をふかふかにし、根菜であるニンジンがのびのびと育ちやすくする。
約束5 場所
福島県郡山市逢瀬町にある圃場で採れたものを本商品とする。ニンジンが甘さをしっかり蓄えることができる寒暖差と黒ボク土であるニンジン栽培に適した土地。
約束6 発送(状態)
採って24時間以内に発送。新鮮なものをお届けする。
約束7 返金保証
本商品を購入して食べた方が、万が一おいしくないと感じられたときは本商品購入の費用を全額返金する。
以上7つの約束を守って【THE 1ST NINJIN】を作ります。
(2)機械導入により、コールドプレスジュースの生産量を増やす。
私自身、郡山の美味しいニンジンを食べて、自身の野菜への認識が切り替わったという経験もあり、「ニンジン嫌いの子どもがニンジン好きになる」ニンジンを作りましが「そうは言っても固形のニンジン食べられません」というお子様のためにまずはニンジンのおいしさを感じてもらうための商品としてコールドプレスジュースを作っております。
現在使用している小型のコールドプレスジュースのマシンでは、製造量が非常に限られているため、せっかくジュースを求めて来られる方にお断りをせざるを得ない状況です。
なので、必要な方にしっかりとコールドプレスジュースをお届けできるよう、大型のマシンを購入します。
自店舗で販売しているニンジンのコールドプレスジュースは、利用者からたいへん好評で、「ベジタブルレストランBlue Bee」では、「ニンジン嫌いの子どもでも飲める美味しいニンジンジュース」という評判を呼び、実際に、ニンジンが苦手な子どもを持つ母親が親子で来店される事例が続いています。
今回開発する商品はこれまで通りに店舗で提供するだけでなく、全国のニンジン嫌いのお子様を持つお母さんを助ける商品として、通信販売での全国への販売も予定しています。
私は今回のプロジェクトを通じて全国の野菜嫌いのお子様を持つお母さんたちの助けになると強く思っています。しかしそれだけでなく、今回のプロジェクトが成功して評価されて逢瀬町産のニンジンがブランド商品になれば地元である逢瀬町になにか還元できるとも思っています。
今回の「THE 1ST NINJIN」のチャレンジがきっかけとなって逢瀬町産の野菜が評価され、逢瀬町の農業が活発になることを願っています。
なので皆様、全国の野菜が嫌いな子を持つお母さんたちのため、逢瀬町のためにも、私のこのプロジェクトに応援していただきたいです。
よろしくお願いいたします。
※ Blue Beeは保健所から営業許可取得済
※ 2021年02月28日(日)までにコールドプレスジューサーを購入したことをもってプロジェクト完了となります。
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プロフィール
農業生産法人株式会社agrity代表取締役 東日本大震災を契機に生まれ育った福島県郡山市逢瀬町にUターンし家業である農業を継ぎ地域を農業で織り上げている。 自社でさいばいした野菜をおいしく食べてもらえるように農家レストラン「Bluebee」を開き日々野菜のおいしさを伝えている。
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リターン
5,000円

ニンジンコールドプレスジュース お試しコース♪
■サンクスメール
■新開発するニンジンコールドプレスジュース(200ml×5本)
※送料込の価格となります。
2021年1月中旬までにお届けする予定ですが生産、配送状況により送れる可能性もございますので予めご了承ください。
※商品の仕様、デザインに関しましては一部変更になる可能性もございます。
- 申込数
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- 発送完了予定月
- 2021年1月
10,000円

レストランBlue Beeお食事券付き 応援コース♪
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■レストランBlue Beeで使えるお食事券 3千円分
■新開発するニンジンコールドプレスジュース(200ml×5本)
自社で生産した新鮮なお野菜を使った産地直送レストラン「Blue Bee」で使えるお食事券3千円分とコールドプレスジュースをお送りします!
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5,000円

ニンジンコールドプレスジュース お試しコース♪
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