「まんまるを応援してくださる皆様へ」

 

私は、岩手県花巻市に住む助産師の佐藤です。

あの東日本大震災が起きたとき、3歳と5か月の子供と一緒にいました。

母乳しか飲まない赤ちゃんをおんぶし、寒い外と家を余震の中 何度も往復しました。 

とても長く寒い怖い夜でした。

翌日の夜に、電気が普及し、被害の大きさを初めて知ったのです。

 

親族や友人も亡くしましたが、助産師として何かできないかと毎日考えて

いました。震災から間もなく、被災妊産婦受け入れ事業の立ち上げに関わり、

花巻市で被災妊産婦とその家族を4か月間受け入れ、支援活動をしました。

 

その後、ジェスペールの応援を受け、内陸の助産師による沿岸ママのための

復興支援「まんまるサロン」を立ち上げました。

 

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まんまるサロンでは、被害の大きかった沿岸各地を助産師が出張します。

多くは産婦人科の過少地域で、ママ達は妊娠・出産・子育てに関する心配事を

家族や友達に相談していました。

しかし、震災により、そのコミュニティ、家族が分断されてしまったのです。

 

震災による課題は多く、ママ達の小さな心配事はいつも後回しになってしまいます。

 

「こんなこと聞いてもいいですか?」

「ここに来ると、安心して遊ばせられる。仮設は壁が薄くて日中はいられない」

 

「震災以降、ずっと何か我慢している。私にも幸せって思う時間があってもいいんですよね」

「私も辛かったけど、もっとつらい人がいるから言えなかった」

 

など、ハンドマッサージしながら出てくる言葉は、ママ達の本音です。  

 

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助産師は妊娠・出産・育児の専門家でありますが、岩手県内ではその9割が

病院勤務なのです。 地域で会える助産師が本当に少しの数。

 

そのために、まんまるメンバー助産師が、県内を走り、ママと助産師を

「まんまる笑顔でつながろう」とサロンを続けているのです。

 

「もっと回数を増やしてほしい」

「次の子のお産後も遊びに来たい」

そんな声が増え、これからもサロンを続けるために車が必要です。

 

どうぞ皆様の温かいご支援よろしくお願いいたします。

 

さとうみよこ

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