裸の大将のように旅したい！絵を描きながら各駅停車でイタリア縦断の旅

コロナ禍で中断していた世界放浪の旅をふたたびはじめたい〜絵を描きながら途中下車でイタリア縦断の旅を応援してほしい！〜

 

自己紹介

 

はじめまして！

 

酒井智美です

 

 

わたしは絵を描いたり、旅をしたりする事が好きです。

わたしが絵をはじめたのは大学2年生の頃、社会学部2年生のときです。突然描きたくなり手が勝手に動き出したのがきっかけです。自己流で抽象画のようなものを描いていました。

 

大学を中退後、ゆっくりマイペースに絵を描く生活がしたく国立の芸大を受験をしましたが失敗。就職はせずアルバイトをしながら暮らしていました。予定を立てたり、同じ場所に通い続けることが苦手なため、前日や前々日ときには当日など直前に予定が入れられる登録制アルバイトをしていました。のべ100ヶ所以上、色んなバイトに行っていたとおもいます。

たまにフラッとどこかへ行きたくなるため、生活費のほとんどは移動交通費に消える日々でした。。

 

(2017年文京区千駄木での個展の様子。油絵中心で展示)

 

 

 

山下清になりたい

 

 

ー尊敬するひとの死をきっかけに、自分がどうしたいのか意識するようになるー

 

マイペースに平和に暮らす日々が続いていましたが、2018年、尊敬する人の死をきっかけに『自分がどうしたいのか』あらためて考えることになりました。そのとき湧き上がってきたのは、

「わたしは世界中を旅したい、自由に放浪したい」でした。そのとき浮かんできたのは山下清画伯、『裸の大将放浪記』の山下清さんでした。

おにぎりひとつで何処までも歩いていく清さんのように、野に咲く花のように、色んな国の普通の日常に紛れこみながら旅がしたいと思いました。

 

 

 

一度失敗したクラウドファンディング、今回はイタリアを普通列車で縦断したい

 

「世界を1年間自由に旅したい」 この願いを叶えるのに、資金がまったくといってよいほどありませんでした。そこで2018年11月、はじめてクラウドファンディングに挑戦することにしました。一年間旅をするために必要な目標金額は200万円。しかし結果は見事に失敗。目標金額どころか1円も集まりませんでした。しかたなしにひとり静かに旅をはじめましたが、行けたのは2019年2月から2020年コロナが始まる前の1月にかけて3か国、『ニューヨーク、インド、そしてもう一度インド』だけでした。

 

コロナが落ちつきはじめ、海外に出かける人が少しずつ出始めた今、中断していた旅をふたたび始めたいと思いました。そして今回、浮かび上がってきたのは"イタリア"でした。長靴のように長いイタリアを北から南へ縦断する旅がしたいと思いました。

しかしいまだに私ひとりでは旅の資金を用意するは難しく、38万円を目標金額に再びクラウドファンディングに挑戦したいと思いました。

 

(列車に乗るおじいさんと。憎めないキャラクターでした)

 

 

 

これまでの放浪の旅

 

〜たった3回だが、強烈に印象に残った放浪の旅〜

 

資金の工面がなかなか難しく、一年間旅をするということは叶わず実現したのは2019年2月『ニューヨーク』、2019年8月のインド『ガンジス』2020年1月のインド『アジャンタ』の3回のみ、それぞれ1〜2週間ほどでしたが、わたしに大きな衝撃を与えるものとなりました。

 

英語も喋れず、予定や計画も立てず、行き当たりばったりの勘ですすむ旅

 

2019年8月、なんとなく行こうと思ったインド。

あらかじめ計画を立てるのが苦手な私は、空港に着いてからそのときの直感でどこに行くか決めるのがいいと思いました。ガイドブックは読まず、お守りのためにいちおう持っていきました。

格安航空券の長いフライトと乗継ぎの末、空港へ到着。手続きをするために並んでいた時に、私の行き先が決まりました。やたらフレンドリーな係の人が私に話しかけてきて、私が手に持っていたガイドブックをペラペラとめくりだし言ったのでした。

『私の故郷はココだよ、いい所だよ』

それは山のほうにある緑の生い茂った洞窟と遺跡の町『アジャンタ』という場所でした。

 

 

〝思い通りにならない旅〟で得られたもの

〜予想外の展開がはじまる〜

 

しかし、デリー駅でさっそく賢い商売人に引っかかった私は、残念ながらアジャンタに行く事は出来ませんでした。

『あなたのお金じゃ足りなくてアジャンタには行けないよ〜。ガンジス川しか行けないよ〜、今お祭り中でかなり混んでるよ、運が悪いネ〜。』と言われながら。そして所持金の9割近くを無くし、お祭り期間中のガンジス川に行くことになりました。行きは最安の寝台列車3等車。宿は観光客は決して入らないような奥まった所にある、普通に村の人が暮らす場所にある宿でした。

(※後でガイドブックを見たらデリー駅でよくあるぼったくり手口として載っていて、アジャンタへも私の所持金で行けたということがわかりました...)

 

しかしこの出来事のおかげで、私は、普通に進んでいたら出来ないであろう沢山のエピソードを体験することになりました。

それは頭で考えていたら決して選ばなかった道で、わたしが本当にしたかった体験、心の底では味わいたかった感情を味わわせてくれました。

ノープランで行ったとはいえ、なんとなくこんな感じだろう〜と頭の中で予想していた安全圏を見事に壊し、私が本当に体験したかったことに導いてくれたような気がします。。

 

(寝台列車3等車。はじめは落胆したが、そこはガンジス川のお祭に行く家族連ればかりでむしろ安心する場所で、充電を貸してもらったり、到着する頃には駅員さんに3度寝して起こされるほどリラックスしていた)

 

 

(ガンジス川で家族が着替えるのを待つおばあちゃんと)

 

 

(日本人はめずらしいということで、よく写真撮影を誘われました。みなフレンドリー。)

 

(宿のすぐ隣で働いている工事運搬用のお馬さんと。仕事中にも関わらずご厚意で乗せてもらうことに。最後にお金を要求されるかと思いきや本当に無料で、お兄さんは上司の人にサボるなと怒られていました...)

 

 

(宿の隣にすむ子どもたちと。道に迷いながらクタクタで帰ってきたら、"ハロー"と声をかけてきてくれた！疲れが吹き飛んだ瞬間)

 

 

(声をかけてくれた方々と。私たち結婚したんだよ！と教えてくれましたが、"おめでとう"という英単語が思い浮かばずリアクションで誤魔化していたとき)

 

 

 

つたないけれど、心あたたまる旅

 

 

私の旅は、

色んな人とコミュニケーションしながら、助けてもらいながらの『はじめてのおつかい』レベルの旅です。

 

私は英語をまったくと言っていい程喋れないのですが、(中学1年生レベルです)そんな私がする旅はとてもアットホームな「はじめてのおつかい」のような旅です。

日常英語すらままならない私が、いろんな国の日常に触れ、まぎれ込み、お世話になりながら旅していきます。

 

(2度目のインドで。バスで隣になったご家族と。何歳？と聞かれていたがその時は分からず"どの位滞在するの"ときかれていると勘違いし、11才と言って笑いを貰っていた。ちなみにフルーツももらった。)

 

 

大人だけど、まるで子どもになったような気持で旅する世界放浪の旅

 

ー色んな出来事を失敗しながらも楽しむー

 

初日に所持金の9割を無くし、1番安い寝台列車3等車でガンジス川の祭に行くことになったり。。

 

観光客はなかなか行かないような集落にある宿に案内され宿の癖強い主人と喧嘩し最後には仲直りしたり。。

 

宿へ帰るにも住所と電話番号を書いた紙を部屋に忘れ、バイクのおっちゃんに乗せてもらい道行く人に尋ねながらなんとか帰ったり。。

 

最終日に両替機所が見つからなかく食料が何も買えなかった時は、フルーツ屋台のお兄さんが日本円の小銭をインドルピーに両替してくれたり。。

 

お金が無くてお供えの花輪が買えなった時は、泣きそうになったらまけてもらい、タダ同然にしてもらったり。露店のお茶を買う時でさえ、困っている様子が滲み出ていたのか"お金はいいよ"と言ってもらったりしていました。。

 

ここでは書ききれないほどのエピソードがまだまだたくさんあります・・・！

 

 

 

 

(電車と車で2〜3時間移動し行ってみた町で。出逢ったご家族と。このあと安く帰る方法が無くなり途方に暮れる事に。しかし近くのホテルの方にきいて高速バスの存在を教えてもらい無事移動。)

 

 

 

失敗してこそ体験する人の

やさしさ

 

そして、私はおっちょこちょいのため飛行機に乗り遅れたりもするのですが、ニューヨークでは帰りの飛行機にドタンバで乗り遅れてしまいました。ですが格安航空券で買ったのにもかかわらず無料で振替えてもらえたり、

 

インドで寝台列車に乗ったときには、数分の途中停車の際にホームに降りて売店で買い物していた時にふと見たら列車が走り出していました。慌てて走って扉のない列車に飛び乗ったのですが、お金だけ出してチャイを受け取れなかった私に、店のおじさんが走って熱々のチャイを私に手渡してくれました。手に火傷しそうな熱さのチャイをこぼしながらです・・・デリーで騙された直後だったので余計に感動し、人に対してもっていた過剰な警戒心が溶けていった瞬間でした。

こういった出来事が、私がもっていた人との見えない距離を縮めてくれたような気がします。

 

 

(ぎゅうぎゅう詰めの乗り合いタクシー。時間は倍以上掛かったと思うが、無事目的地まで辿り着いた。)

 

 

旅のチカラ

 

 

〜好きなことをすると、腹の底からパワーが出る〜

 

この旅は、私にとってはマグマのようにパワーが湧き出る旅です。

ふだんわたしは日本では、遠慮したり他人目を気にして出来ないことも沢山あるのですが、知らない国に行くとなぜだか自然と腹の底からパワーが出てどんどん行動出来たりします。それは好きだから、興味があるから、自分の本当にやりたい事、「夢」だからだと思っています。

 

 

〜多様性を感じながら、心のままに世界各地を放浪したい〜

 

『色んなものが存在する中で生きる』

色んな人、国、文化、自然、言葉、価値観など多種多様なものが存在していることが好きです。それらに触れると安心します。

また、言葉が分からなかったり右も左も分からないような所に行くほうが感覚で進めたり、分からない事を分からないなりにですが、自分なりにがんばってコミュニケーションしようとするので、より素の自分『ありのままの自分』をだせている気がします。

そんなとき、生きている実感、喜びを感じます。

 

今回はイタリアに限定した旅ですが、まだまだ行きたい国はたくさんあり、チベット、キューバ、フランス、エジプト、モンゴルなど世界各地を放浪する旅はまだまだ続けていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

みなさまへ　メッセージ

 

この旅をすることで、私が社会に役に立つこと、人のためになる事は何も無いかもしれません。

ですが、わたしが好きな事をすることで、みなさんに『好きな事をするパワー』として少しでもお返しできたら、この旅でいろんな感情、感動や笑い、アクシデントなど喜怒哀楽をみなさまと一緒に楽しめたらと思っております。

 

そしてまだまだ未熟なわたしの絵のほうも、一緒に見守っていただけましたら幸いです。

 

 

ぜひ、あたたかいご支援よろしくお願いいたします！

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

〜イタリアを北から南へ普通列車で縦断する旅〜

 

ヨーロッパの温かな気候や街の雰囲気を味わいたく、イタリアに向かいます。

 

イタリアを北から南へ普通列車で縦断する旅です。

各駅停車する列車など、特急料金のかからない普通列車で移動します。

そのときどきで、気になったところで途中下車し、街や自然など歩き、ミラノからナポリまで南下していきます。山下清さんが日本を放浪していた時のように日常に紛れ込み、人と触れ合い、さまざまな事を体験しながら旅していきたいと思っております。ナポリでは近くの島までフェリーで移動しその土地を歩いて探検してみたいとおもっております！

 

また、気になった所で立ちどまり、ときに絵も描きながら旅していきたいと思っています。(山下清さんは、実際は類い稀なる記憶力で帰ってから制作されていたそうなのですが、私はちょこちょこ描いていきたいとおもいます)

 

 

▼プロジェクトのビジョン

 

現地に到着してからそのときの感覚で動きたい、自由に放浪したい思っているので、おおまかにしか決めていないのですが約20日間の旅を予定しています。目標金額はギリギリの金額設定なのですが、もし、もっとご支援集まりましたら旅の期間を長くしたいですし、可能なら他の国へまわってから帰国したいとおもっております！

 

成田空港発

ミラノ空港到着　

↓

フィレンツェ

↓

ローマ

↓

ナポリ　ナポリから周りの島へフェリーで移動

ナポリ空港から日本へ帰国

 

 

【目標金額　38万円】

 

○往復航空券代　20万円

○普通列車代　3〜4万円(ミラノ〜ナポリまで途中下車しながら)

○フェリー代　3万円(3つ位の島に行く予定です)

○宿泊費　6万円(20日×3000円)

○クラウドファンディング手数料(早期振込手数料含)7.5万円

 

＊費用不足分は自己補填したり期間を縮小したり、しながらプロジェクトを実行し、上回った場合は期間を延長したり次の旅のための資金として遣わせていただきます。

＊クラウドファンディングが不成立の場合、応援いただいた資金は全額返金いたします。

 

ぜひ、応援よろしくお願いします！