支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 92人
- 募集終了日
- 2021年8月26日
自分たちの歌、ダンス....成長の証。
毎週、毎週レッスンを重ねていると、
いつの間にか、子供達の成長に気づかないこともある。
当たり前のように少しづつ変化していく様子は
ちょうど植物が伸びゆく様子に似ていて
じっと見ているとわからないけれど、
大きく時間を開けて見てみると、その大きな変化に気づく。
トモプロでは
8年も続けている子から、短くても今回は2年目の子達。
植物が伸びていくように、本当に少しづつ変化していく。
この9年間、トモプロを通じて
最初にはできなかったことが、
どんどんできるようになっていく子どもたちの姿を
たくさんみている。
コロナ禍になってから、
どうやって子どもたちと繋がり続けようかと悩んでいた頃
杉組の子達が、自然と自分たちで歌詞とメロディーを作り
挙げ句の果てにはダンスの振り付けまで作った。
自分たちを「ゆめかわ」というユニット名をつけて、
自分たちで作った曲を総プロデュースして
「nappo、この曲作って」と言ってきた。
アカペラで歌って踊って、動画を作って私に見せる。
そんな動画を何度も見せてくる。
コロナの中、レッスンすることも、次へのイメージもわきにくくて
途方に暮れていた私に、
杉組のユニット「ゆめかわ」は毎週、その曲をブラッシュアップさせて
プレゼンしてきた。
どんな時もそうだった。
私が次の道筋を描けなくて立ちすくむ時、
子どもたちが
あっという方法で私のいくさきを照らす。
「ゆめかわ」たちは、トモプロの活動がなくなるなんて
微塵も感じていなかったので、
次々と自分たちのイメージを固めてきた。
小学4、5、6年生の4人組の「ゆめかわ」は
その先輩方の「ANRINA」や、なつのちゃん、ルチルちゃんなど
マイクを持って歌った先輩たちに憧れて、
その憧れを飛び越えるかのように、
自分たちの歌、ダンスを作り始めた。
小学生のユニットが、自分たちのイメージを固めてくる。。。そんなことが
トモプロでは、普通におこる。
それこそが、
少しづつ少しづつ成長してきた証だった。
先輩の背中を追いかけながら、
「自分たちにもできるはず」という思いをふつふつと実らせ、
それに伴う努力を続けるからこそ、
歌もダンスもどんどん上手くなっていく。
そしてその後「ゆめかわ」達はまた下の子達に夢を与え
「私たちもやってみたい!」と思わせる。
今回の本公演で、最後に作った1曲は「イマドキ」という曲。
この曲は、南組の「りお」と「るな」が直に私のところに来て
「うちらも曲が作りたい」と言ってきたところから始まった。
「じゃあさ、歌いたいことを、びっしりノートに書いてごらん」
そう私が言ってから1ヶ月後
大学ノートを1ページ切り取って、私のところに持ってきて
「あんまり言葉がうまく見つからない。けどなんとなく,,,」
と、りおは言いながら、切り取ったノートを渡しにきた。
「うまく?なんて書かなくていい。自分たちがやりたいことを、
思ってることを、素直に書いてごらん。誰にも良いとか、悪いとか
言われないから。良い曲にいてあげるから、大丈夫。
もっといっぱい書いておいで」
と、私は言って、それからまた放っておく。
私のやり方は、放っておく、だ。
何事も、自発でないと、身につかない。
やらされたり、やれと言われてやることなんて
うそっぽくて見てらんない。
エンターテインメントやるなら、自分のやりたい気持ちが1番。
曲を作るならば、なおさらのこと。
そういう自発性は、やっぱり南組よりも杉組の子の方が長けている。
けれど、やっとやっと、南組の子から、自発の気持ちが出てきたのだから、
それは丁寧に、大切に形にしようと思った。
今回の本公演で最後に作る1曲。
とても悩みながら、この作曲には
子供達と同じ気持ちになれるまで、
何度も何度も自分の殻を破った。
苦しんで生まれた可愛い1曲「イマドキ」
そしてこの曲は、杉組の「ゆめかわ」チームが
全部の振り付けをつけてくれることになった。
南組の、「りお」と「るな」はとても喜び
「イマドキ」に参加する9人は、憧れの「ゆめかわ」のつけてくれた
ダンスを、必死に練習し始めた。
けれど、300km彼方の杉組から届くのは、動画のみ。
実際に行き来しながらの練習は、夏休みでもできないので、
必死に動画にかぶりつきながら、ダンスを覚える。
嬉しさと、もどかしさが混じり合いながら、
「イマドキ」のダンスを解読していく「りお」たち。
本番では、杉組、南組の合わせて9人のキャストが踊ります。
さらに「りお」は全員分の衣装のデザイン画も描きました。
どんどん溢れ出す、彼女の中のイメージ。
まるで滝が流れ始めたように、止まることを知らず、
湧き出したイメージ。
それを、ずっと私は待っていた。
離れていても、コロナで会えなくても、
こうやって子どもたちは自分たちのイメージを一緒に形にし、
練習を重ね、ステージに挑みます。
そのさきにあるのは「自発の心を形にしたもの」。
3歳からトモプロに参加した「りお」
歌もダンスも、ステージに立つことさえ、
恥ずかしがっていた彼女が
自分の言葉で、仲間たち作ってくれたダンスを踊りながら
歌う。
その姿は、8年かかって大きく伸びてきた植物のように
優しく、自然で、美しいもの。
トモプロがお届けするのは、そんな美しい成長の証です。
震災がなければ出会うことのなかった仲間たちと、
作りあげる可愛い1曲。
そんじょそこらのアイドル曲とは、全く意味の違う1曲。
そんな背景を噛み締めながら、どうぞ、
本公演をお楽しみに。
奇跡のプロジェクト.....
トモプロの挑戦に、あと少し、ご声援、ご支援いただけますよう
よろしくお願いいたします!!
リターン
5,000円
ONE LOVEメインテーマ
●5,000円
①オリジナルポストカード(ランダム)
②第7回本公演メインテーマ 『ONE LOVE』 CD
③トモプロキャストからのお礼の手紙
④公演パンフレット
- 申込数
- 28
- 在庫数
- 71
- 発送完了予定月
- 2021年12月
10,000円
南相馬産 草木染めリストバンドセット
●10,000円
①オリジナルONE LOVEクリアファイル
②南相馬産の草木染め手作りリストバンド
③オリジナルポストカード(ランダム)
④第7回本公演メインテーマ 『ONE LOVE』 CD
⑤トモプロキャストからのお礼の手紙
⑥公演パンフレット
- 申込数
- 54
- 在庫数
- 44
- 発送完了予定月
- 2021年12月
5,000円
ONE LOVEメインテーマ
●5,000円
①オリジナルポストカード(ランダム)
②第7回本公演メインテーマ 『ONE LOVE』 CD
③トモプロキャストからのお礼の手紙
④公演パンフレット
- 申込数
- 28
- 在庫数
- 71
- 発送完了予定月
- 2021年12月
10,000円
南相馬産 草木染めリストバンドセット
●10,000円
①オリジナルONE LOVEクリアファイル
②南相馬産の草木染め手作りリストバンド
③オリジナルポストカード(ランダム)
④第7回本公演メインテーマ 『ONE LOVE』 CD
⑤トモプロキャストからのお礼の手紙
⑥公演パンフレット
- 申込数
- 54
- 在庫数
- 44
- 発送完了予定月
- 2021年12月
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- 5,840,000円
- 支援者
- 196人
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- 3人