プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 

親がいなくなっても、自力で生活できる力を身につける。そんな「生活の練習」ができる施設を作ります。

 

はじめまして、北海道北見市にあるNPO法人「とむての森」代表・平賀貴幸です。とむての森は、「障がいがあっても、年を重ねても、愛する場所で最後まで生き生き暮らせるように」という思いのもと、1998年から、地域に根ざした幅広い活動を展開しています。

 

このたび私たちは、北見市の空き家を活用して、重度の知的障がいや行動障がい、精神障がいがある方の生活支援を行う、新しい施設を作ることとなりました。

 

今回は、その設立費の一部をみなさまにご支援いただき、私たちの活動を深く知っていただくきっかけになればと考えております。どうか、みなさまのお力をお貸しいただけないでしょうか。

 

とむての森 プロモーションムービー

 

とむての森とは?:

障がいがある方と地域の方々が、ともに支え合いながら「活躍できる」場をつくることを目指しています。

 

■設立のきっかけ

 

20年ほど前、障がいのある子どもは、どこに行くにも親の付き添いが必要でした。例えば児童館に行くのさえ、一人ではだめ。そのため支援学校と家庭以外の「第三の居場所」を築くことが難しく、他の子どもたちとフラットに関わっていく経験ができないという問題がありました。

 

そこで、わが子の放課後活動の場を求めた8家族が集まり、サークル活動を開始したのが、とむての森の始まりです。その後、活動を応援してくれる方が増え、子どもたちが中学校入学を控えた頃、専門家の助言をいただいてNPO法人を設立しました。

 

生活支援事業所「ほっぷ」の利用者さんとスタッフ

 

■いま、力を入れていること

 

その後も私たちは、児童館だけでなく、「障がいのある方が地域の課題にチャレンジし、解決の担い手となるための活動」という軸でさまざまな取り組みを広げて、今に至ります。

 

例えば……

・アート活動

展示会・研修会の開催、原画販売、年賀状・カレンダー・ポストカードの製品化など

 

・ベーカリーカフェ「ローフ」

成人のみなさんの就労の場として、美味しいパン、カフェにこだわったお店づくりをしています。

 

・放課後等デイサービス事業「ぽっくる」

バスに乗る、電話をかける、地域住民を招いてのお茶会の準備など、学校卒業後の就労に向けての支援をしています。

 

さまざまな事業があります。
上から右へ、相談支援事業所「りーふ」、日中一時支援事業所「つくしんぼ」、放課後等デイサービス事業「ぽっくる」「にんぐる」「のーむ」移動支援事業所「とろっこ」、ホームヘルプサービス事業所「どんぐり」、就労支援事業所「すてっぷ」地域たすけあいサービス、共生型施設「のびのび1・2・3号館」、studioBREMEN

 

■これから目指すこと

 

そんな私たちが、いま最も課題に感じているのが、障がいのある方の「将来」を見据えた生活支援です。

 

北見市には一般的な福祉事業所はあるものの、障がいのある方が「親亡き後」も地域で最後まで暮らし続けられるように、地域ぐるみの支援を行っているところはほとんどありません。

 

ブックカバーやペンケースの制作中

 

例えば、知的障がいと自閉症のある宮林聡太さんのお母様・幸子さんはこうおっしゃいます。

 

「家族ではなく、別の場所に自分の居場所を作り、少しずつ自立できるようになってほしいんです。私たち親世代がいなくなってしまったあとのことが心配なので……。30歳を目処にグループホームに入って、そこで自立した生活ができるようになれば安心なんですが、いまのままでは難しいかなと思っています。聡太は、歯磨きや入浴、洗濯を一人ですることができないので」

 

そこで、とむての森では、障がいのある方々が、「自分で自分の生活ができる」ようになるための練習ができる施設を作りたいと考えています。聡太さんも、新しい施設での活動が決まっています。

 

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宮林聡太(みやばやし そうた)さんと、母:幸子(さちこ)さん

 

 

どんな施設をつくるの?:

助けられるだけの存在から、助け合える存在へ。

 

今回のプロジェクトでは、重度の知的障がいや行動障がい、精神障がいがある方の生活支援を行う施設を、北見市並木町につくります。

 

施設内には、数年後にグループホームに入った際に「あたりまえの生活」ができるよう、シミュレーションルーム(自立生活訓練室)を設けます。利用者さんは、自宅からこの施設に通い、将来を見据えながら生活の練習を積んでいきます。

 

「あと何年後かにはグループホームに入って、自分でやらなくちゃいけないんだ」と、自分自身の中で見通しを立てられるようになることを目指します。

 

みんなの畑 こんねで収穫した豆採り作業

 

■施設概要

 

2018年4月1日オープン予定

北海道北見市並木町510番14号

土地:681㎡、建物:114.21㎡

 

新たな活動場所 なみきハウス(改修前)

 

自立生活訓練プログラム:

・日常生活訓練(洗面、歯磨き、入浴、食器洗いなど)

・軽作業(紙漉き、製品作り、布巾作りなど)

・並木町の建物および本部建物内の清掃、洗濯

・敷地内の畑やみんなの畑「こんね」での農作業

・レクレーション(散歩やゲーム、DVD鑑賞)

・アート活動 など

 

障がいのある方々も、本来サービスを「受ける」だけの人ではありません。障がいがあっても地域に愛される、そして地域を愛することができる。そのため、農業や店舗接客、ゴミ拾いなどの社会参画活動を行っていきます(利用者の状況に合わせたプログラムを組みます)。

 

studioBREMENにて、アート活動(絵画の制作風景)

 

■建物・物件について

 

今回は、新築ではなく、並木町の空き家のひとつをリノベーションして施設とします。

 

並木町は、とむての森発祥の地です。また、この施設の最初の利用者として決まってる方たち8名が、小学生時代に放課後を過ごしたのもこの町でした。小学生時代を、並木町の地域の方々に見守ってもらいながら過ごしてきた彼らが成人になった今、お世話になった地域の方々にお返しができるように。そして、地域の担い手になるために。並木町の空き家を利用することに決めました。

 

また、人口減少は空家の増加につながります。今回の挑戦は増加する空家対策の1つの事例としても大切だと考えています。

 

なみきハウスの室内(築40年)

 

支援を受けている人々も、そのご家族も、すべての人が、この地域で幸せに暮らしたいと思っています。

 

障がいのある人も「あたりまえに」暮らせる環境づくりのために。あたたかいご支援を賜りますよう、どうかよろしくお願いいたします。

 

 

リターンについて

 

利用者さんたちが制作した雑貨や、畑で利用者さんたちが収穫した野菜、加工品などを感謝の気持ちとともにお送りいたします。

 

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