【子どもとの別れ】

とらちゃんです🐯

自分は四十代にもなって学童保育の先生になりました。
色んな子どもたちとお別れしてきたけど寂しくてもまた会えるしという距離のお別れでした。
実はとらちゃんは自分の住む地域ではない放課後デイサービスでも働いておりまして😅
そこはどちらかというと訳ありの子供たちが集う場所です。

そちらで特に懐いていた子どもが来年度から学童保育へ行くからお別れだと。
こちらの放課後デイサービスから学童保育へ移るというのは子どもの成長でもあり本来なら喜ばしきことです。
いつもは「おい！とらー！」
「とらにくー！食べてやる！」
などと悪態づく子で。

帰りの送迎車の中で、いつもはポケモンの話ばかり喋り倒しの子なのに最後の日の今日やけに沈黙している。
「ばかにおとなしいじゃん？」
とルームミラーを運転しながら軽く下げると腕を顔に押し当てて嗚咽を漏らして泣いていました。
「おいおいどうした」
駐車場に入って
「とらちゃんと会えるの最後だから？」と聞いたら
こくりとうなづいてくれました。
「しばらく手握ってて」
玄関先まで送るのが仕事なので送り届けて「また会えるよ」とお別れして。

そんなことが先日ありました。
子どもに別れを偲ばれて泣かれるのは仕事として冥利に尽きるものなのかもしれないけれど。
なんで言っていいのか、わからなくなってしまいますよね💦

言い方悪いかもしれませんが訳ありの施設から普通の学童保育へ行くのは栄転のようなものだから祝ってあげなければいけないのです。
でもとらちゃんは心のどこかでその子が折れて戻って来てくれたりしないかなと思ったりしちゃってます。
そう考えてはいけないんですけれどもね。

（いつか駄菓子屋とらちゃんに遊び来てくれることも願いつつ）

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2022年4月4日(月)
〒410-0221
静岡県沼津市内浦重寺556-4
とらちゃん (店主 石津太雅)
torachancafebar@gmail.com
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