事務スタッフのYoshimiより

こんにちは。スタッフよしみです。 

 

3月の3連休、なんと17匹もの猫たちに里親さんがみつかりました。 

たくさんの方が猫を家族に迎える際に「保護団体から迎える」という選択肢を選んでくださり心が温かくなります。 

 

かくいう私も里親からスタッフになった1人で2016年5月にリク（旧しろう）を家族に迎えました。

実はこのリクに対してよく言う運命も感じず、ピンとも来ずで、リクには失礼だったかもしれないのですが、トイレから出たら待っていてくれて、閉店間際だった焦りもあり「じゃあ、この子で」という非常に熱量の少ないものでした。 

今もそうですがたくさんの猫たちがツキネコカフェに保護されておりこの中から1匹を「選ぶ」ということが当時の私には心苦しい気持ちもありました。 

 

～ツキネコ時代のリク～ 

 

本当にリクで良かったのか、運命を感じなかったのは双方にとって不幸ではないのかと、お迎えまでの間ずっと考えていました。

しかし、家に連れて帰ってすぐにソファーで寛ぐリクを見て「ああ、この子はうちの子になる運命だったんだな」と今まで悩んでいたのが噓のようにすっきりしました。

運命を感じるタイミングは人それぞれだなと思いました。 

 

～8歳の誕生日（ケーキは猫専用のです）～ 

 

リクと暮らし始めて楽しい日々を送っていましたがやはり、ツキネコにいたリク以外の猫たちを忘れる日はありませんでした。

ツキネコで暮らしている保護猫たちに何かしたいという気持ちが大きくなり、お掃除ボランティアに参加しようとした時にツキネコでスタッフを募集しているのを知り思い切って応募してみました。 

 

実は20代の頃ニューヨークに住んでいたことがあり、地域の連帯感が強くみんな助け合いながら生活していたのに感動して、将来は地域に貢献できる活動や仕事をしたいとぼんやりと思っていたので、自分の将来を考えた時に今がチャンスなのかもしれないと思ったからです。 

 

～ニューヨークのハロウィンパレード～ 

 

内定をいただき、スタッフとして働くようになって早5年半。 

猫たちに里親さんが決まれば嬉しいし、ボランティアさんにお手伝いしてもらってイベントを行うのも楽しいですが、多頭飼育崩壊の劣悪な現場に行けば悲しい気持ちになるし、自分勝手な飼育放棄の相談者さんと大喧嘩したりと目まぐるしい日々を送っていますがとても充実しています。 

今回もこのクラウドファンディングで多くの皆さんにご支援をいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 

一番嬉しいのは猫の問題を多くの方が真剣に考えてくれていること。

一緒に解決しようと協力してくださるお気持ちが何より嬉しいです。 

 

リクも我が家に来た時は7歳でしたがもう13歳になりました。 

全体的に白い毛が増えましたが食欲旺盛でまだまだ若い猫には負けないくらい元気です。 

 

～13歳のりく～ 

 

猫もリク以外に3匹に増え、他にも保護ウズラ2羽が加わり毎日お世話に追われながらも愉快に暮らしています。 

猫以外にも小動物の保護活動にも興味があり自分に何ができるか目下思案中です。 

 

～鳥の多頭飼育崩壊からレスキューされた冠ウズラのぐりとぐら～

 

事務方なのであまりツキネコカフェにはおりませんが見かけたら声かけてください！ 

 

最後に一言「成猫はいいよー！」 

 

 

引き続き、ネクストゴールの応援をよろしくお願いいたします！