駒場農学レガシー，ケルネル水田を未来に継承するために

10月15日の午前（中学年）午後（高校1年）と稲刈りを行いました。中学生にとっては初めての稲刈りで、高校生は2度目の稲刈りとなりました。作業時間にして2時間～2時間30分ほどで、稲刈り・結束・運搬が終わります。水田委員の指示に従い、中高ともに効率よく作業を進められていました。

刈り取った稲は、5株～6株ほど集めて、麻紐できつく縛ります。稲束が10束になったら、更にひとまとまりにするために丸縄で縛り（太めの縄）、大きな稲束にして学校へ運びます。運搬するのはもちろん生徒です。ケルネル水田から学校までの約5分、肩に大きな稲束を担いで運搬します。

学校では前日に設置した稲架に稲束をかけていきます。脱穀までの約1か月間、自然乾燥をさせます。稲刈・結束・運搬・稲架掛けと、体力を使う1日となりましたが、終わった後の達成感は格別です。少々つらい作業も仲間となら、やり遂げることができます。今年も逞しい筑駒生の姿が見られました。