怪我をしたとたん人間に捨てられた２匹の猫の命を助けたい！！

（※これは余談です。重要なご報告ではありません。）

猫ちゃんを保護して、当方が知ったことを書かせてください。

 

①野良猫を診ない動物病院がある現状

チャトピーの怪我を診てもらう為、動物病院に電話して、怪我の状態と野良猫でも診てくれるかを先生に確認して予約してから行きました。

しかし、いざ連れて行ったら「野良猫は診察しない」と言われました。

（費用を安くしてなど、変なことは一切言っていません）

お願いして薬だけもらいましたが、先生は「無理に捕獲したなら、もう帰って来ないかもよ。」と言いながら、急いで他の飼い猫がいる隣の診察室に行ってしまいました。

自由診療とはいえ、なかなか衝撃的でした。

チャトピーに「大丈夫だよ。早くお家に帰ろうね」とお話しながら帰りましたが、お話しながら家に帰ったことが功を奏したのか、チャトピーと当方は「病院追い返され事件」をきっかけに急速に仲良くなり、私をママと思ってくれたようです。

 

②診察料がなんだか高額？と感じた時

電話で良いので、速やかに他の動物病院にも尋ねることを皆様にもお伝えしたいです。

当方は見積もりをとって、このクラウドファンディングにかかる費用を明記していますが、高い動物病院は倍近い見積額でした。（２匹で４５万円！！）

 

動物病院も経営していかなければなりません。もちろん、野良猫も飼い猫と同じ費用がかかります。

様々な点を比較検討すると、やはり良心的な病院で、優しく誠実な先生もたくさんおられます。そんな動物病院に安心して大切な命を預けたいと思いました。

 

③保護センターでは自分でご飯が食べられない子猫から先に殺処分している事実

昔、野良猫の近所の猫さんの姿をしばらく見かけなくなり、念のため動物管理センターに問い合わせた時に職員の方から聞いて知りました。

（猫さんはその後うちで猫生を全うしました）

 

子猫が生まれたら保護団体に預けよう！と思う人がいることも知って、悲しかったです。

また、猫を保護している団体は、数多くの猫さんを保護している為、受け入れは困難です。だからこそ、避妊や去勢を行って不幸な子猫を増やさないようにしなければと思いました。

 

④ネットに流れている「航空便で送れば飼えなくなった犬や猫の面倒を一生みてくれる施設」

危険な企業も存在します。後から高額のお金を請求された事例もあるようで、ペットの行方は分からなくなり、動物の命を危険に晒してしまいます。

「責任」という言葉を超えて、家族として一生愛してほしい、と切に願います。

彼らにとっては「唯一無二の信じられる人間」であり「愛している存在」です。

 

ワンちゃんも猫ちゃんも、話しかければ言葉を早く多く理解できます。推定にして人間の子どもの３〜４歳程度の言語理解力があるとも言われています。

そして豊かに溢れる感情と個性があり、愛しく尊い命です。

 

猫さんたちに出会って、厳しい事実もたくさん知りました。

正直、冷たくて世知辛い世の中だと思いました。

 

しかしクラウドファンディングを開始して、動物達の為に頑張っている優しい方々を知り、冷たくなった心が温かくなりました。目が覚める思いでした。

 

⑤猫ちゃんに餌だけあげている人は

もしかしたら、助けたいけれど何をしていいか分からないのかもしれない。と思いました。そこで、

「綺麗なお水もあげてください。避妊や去勢をしてお耳に桜カットの印があれば、保健所に連れて行かれた時に地域猫と判断されやすいです。

できれば安心して暮らせる里親さんを探せるといいですね。冬は凍死する子もいます。夏は過酷なんです。」

などと、穏やかに伝えて広めていこうと考えています。

 

なかなか勇気が必要なので、現状７人にしか話せていませんが、皆様の優しさがいっぱい込められた応援の気持ちに、自分にもできることを日々考えながら過ごしています。

 

余談の最後ですが、

どうか、全ての生き物が飢えることなく凍えることなく、愛し愛されて幸せに生きることができますように、と願っています。

 

皆様に感謝しています。

いつも、ありがとうございます。

 

 

寝床は２つありますが、いつも一緒の２匹。心なしか、ふくふくしたお顔です。