支援総額
5,042,000円
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 510人
- 募集終了日
- 2020年8月31日
https://readyfor.jp/projects/umagoyaokinawa2020?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
2020年07月28日 10:39
大切な絆
現在、ベルとアイラがお世話になっている場所の所有者は、実は馬たちを置いてもらうまでは全く面識も何もない方でした。
今年の3月に馬たちの退去を迫られたのですが、突然すぎて預け先のあてなどありませんでした。
もしも見つからなければ…と、最悪の事態も念頭に入れながら必死で一時的な保管場所を探し回りました。
仕事の合間や早朝に近所の牛飼いをまわり、どこか空き牛舎がないかなど、手当たり次第探すも全くありませんでした。しかし、牛飼いの皆さんは本当に心優しくて親身になって心配してくれました。「馬を処分するのは酷だから、そこの闘牛を繋ぐ柱に繋いで置いててもいいよ!」と、おっしゃってくれたりもしました。
もちろん馬を電柱に繋ぎっぱなしで飼うのは無謀だとわかってましたが、ほかに選択肢もない状況ではしばらくそうするしかないと覚悟もしました。
それから何日も探し回り途方に暮れる中、偶然にも十何年も前に農耕馬を飼って馬車も引いていた伊波さんという80歳のお爺さんに出会いました。
伊波さんの古い厩舎には、かつて農耕馬や闘牛を飼育していたそうです。私たちが初めて訪れたときには軍鶏小屋になっていましたが、歳を取っても動物を大切に飼い続けたいと思う伊波さんの思いがよく伝わる、ホッと落ち着く家庭的な環境でした。
そして、突然やってきた面識もない私たちの、馬二頭連れて路頭に迷っている事情を説明しました。きっと驚いたかと思いますが、伊波さんは動じることもなく、「自分も馬も牛も昔は飼ってて、動物が大好きだから、いつまででもここを使っていいよ。」と快く承諾してくれたのでした。
伊波さんの厩舎には小さな放牧地もあり、一時的なシェルターには申し分ない場所でした。建物内の軍鶏小屋として作っていた場所を空けてくれて、アイラにピッタリの馬房を準備してくれたのです。ベルは大きずぎるので、放牧地が住処になりましたが、屋根もあって日差しも雨もしのげるので、問題はありませんでした。
こうして、今の仮厩舎に馬たちを住まわせていただくことができました。
ベルとアイラの命は伊波さんの寛大な心に助けられ、限界まで駆けずり回ってシェルターを探していた私たちの心も伊波さんの温かみに救われたのです。
それから約4ヶ月経ち、毎日平穏無事に過ごす馬たちの幸せな姿に、伊波さんにどんなに感謝しても言い尽くせないほどに感謝しています。伊波さん、本当にありがとうございます。
※上記の写真は、2004年に地元新聞に取り上げられた、伊波さんと大切に飼われていた農耕馬の記事となります。当時のことをとても嬉しそうに語る伊波さんは、心の底から動物を愛し、家族のように動物を大切にされる素晴らしいお方です。偶然の出会いでここまで力になってくれて、本当に感謝しています。
ベルのように処分に直面している馬が毎年何千頭といます。全部は無理でも、一頭でも多くが天寿を全うできるよう、このプロジェクトを必ず成功させたいと願っています。
そして、伊波さんをはじめ、今まで力になってくださった全ての方々に馬を通して恩返しができますように、これから出会う方々にも馬の素晴らしさを伝えていけますように、力の続く限り頑張っていきますので、引き続き皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
リターン
3,000円
馬小屋より感謝を込めて【お礼のメッセージ】
〇馬小屋からお礼のメッセージ
〇HPに支援者としてお名前記載(希望者のみ)
- 申込数
- 354
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年9月
10,000円
馬小屋より感謝を込めて【FBグループ招待】
〇馬小屋からお礼のメッセージ
〇HPに支援者としてお名前記載(希望者のみ)
〇馬小屋の特別FBグループへご招待
- 申込数
- 172
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年9月
3,000円
馬小屋より感謝を込めて【お礼のメッセージ】
〇馬小屋からお礼のメッセージ
〇HPに支援者としてお名前記載(希望者のみ)
- 申込数
- 354
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年9月
10,000円
馬小屋より感謝を込めて【FBグループ招待】
〇馬小屋からお礼のメッセージ
〇HPに支援者としてお名前記載(希望者のみ)
〇馬小屋の特別FBグループへご招待
- 申込数
- 172
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年9月
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