【完了ご報告】繋ぎ場が完成しました!
錦秋の候、平素は帯広畜産大学の活動にご理解を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、本学馬介在活動室クラウドファンディングプロジェクト「ポニーと子どもがふれあい、笑顔があふれる場所を作りたい!」において、目標金額を上回るご支援を賜りました。
この場をお借りして、ご支援をいただいた皆様に改めて御礼申し上げます。
このたびは、無事に馬繋ぎ場の建設が終了いたしましたこと、ご報告申し上げます。
【施設完成、障がい者乗馬活動を開催しました】
北海道においても新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の影響を大きく受け、大学での教育活動のみならず、子どもと馬とのふれあい活動も計画通りに実施することができませんでした。
そのような中、皆様のご支援により馬繋ぎ場の建設が進んでいく様子が、我々スタッフにとって明るい希望でした。
10月に入り全国の緊急事態宣言が解除されたことを受けて、馬繋ぎ場の完成と併せた障がい者乗馬活動を10月13日に開催することができました。
施設が完成してからまだ間もなく、馬の馴致(じゅんち)に十分な時間が取れなかったため、今回は新しいつなぎ場でのふれあいはできませんでしたが、参加者からは「子供にとって安心できる施設ができた」等の感想をいただきました。
※馴致・・新しい物や建物を馬が安心して使えるように、時間をかけて繰り返し見せたり使ったりする訓練のこと。
【収支ご報告】
馬繋ぎ場は6頭の馬を繋留するスペースに障がい者用駐車場2台、土木工事等の工事費用も含めて総額約1,040万円を要しました。
皆さまからいただいたご寄附は、全額を馬繋ぎ場建設のために使用させていただきました。
【馬介在活動室の今後の活動について】
馬介在活動室では、大学の基本方針となる「教育・研究・地域貢献」を核とした活動を継続して実施いたします。
もともと、帯広畜産大学の強みである家畜生産や動物衛生に関する研究は、世界に引けを取らない研究成果や基盤を有しています。
しかし、私たちにはまだまだ分からないこと、不足していることも多く、今後は他の分野と協力し、共創して、障がい者の方やお子さんが乗馬を楽しみながら、馬と人、人と人のつながりをつくっていきたいと思います。
今後とも、帯広畜産大学の馬を介した活動の発展を温かく見守っていただきたく、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
まずは略儀ながら、書面をもってお礼申し上げます。
帯広畜産大学 馬介在活動室