プロジェクト概要

 

水俣病に関わった支援者たちの姿を残す映画を作りたい

 

はじめまして、こんにちは。小さな水俣の会の加藤宣子と申します。1996年から97年までの1年間、水俣の財団法人水俣病センター相思社で職員をしていました。水俣の方からお誘いを受けたり、相思社で働く友人から「相思社で働かないか」と誘われ、訪れた水俣で、試行錯誤しながら街づくりをする方々や、出会った患者さんたちや支援者さんたちに出会い、その人生に感銘し、「支援者たちの水俣」という映画を作りたいと思いました。水俣病公式発見60年の今年、この映画を実現するべく準備しています。

 

この映画製作のために、現地に入り、取材・撮影を行うための渡航費や移動費の資金が足りていません。ご支援のほど、よろしくお願い致します。

 

不知火海を望む

 

水俣湾埋め立て地©水俣市

 

きっかけは、水俣病を世に知らしめた作品との出会い

 

水俣を描きつづけた土本典昭監督の「水俣ー患者さんとその世界」をはじめとする作品に水俣で出会い、大好きになりました。この映画は、患者さんたち一人一人を丁寧に描いた映画です。患者さんたちの家を訪ねて患者さんの日常生活を撮ったり、患者さんがチッソの株主総会に押しかけて「命を返せ」と迫るシーンには圧倒されます。

 

生きる、生き抜くことの熱さが伝わってきます。厳しい生活、闘いの中にも、どこか光があるのです。水俣病が広く知られるきっかけとなった映画ですが、水俣で起こったことを記録することにかけた土本監督の思いが伝わってきます。

 

私の映画は、土本監督の映画には全く及びませんが、≪小さな≫水俣の今を撮る映画にしたいと考えています。そんな映画を作りたいと思い続けて20年が経ち、まもなく水俣病公式発見から60年が経とうとする今、その想いを実現したいと、今回のプロジェクトを立ち上げました。20年前の水俣で、土本監督たちの遺影の撮影風景を実際に見て、映画を作るのは楽しそうだなと思いました。もちろん苦労もいっぱいあると思います。(今その大変さを実感しているところです)

 

1932~68年までアセトアルデヒド・酢酸製造設備から、
有機水銀を含む排水は百閒排水口から水俣湾へと流され続けていました。

 

 

水俣病発見60年の今年、その記録を残す映画を作りたい

 

私にとって、映画製作ははじめての挑戦です。映画製作の経験がある友人や、カメラマンの力を借りて、この記録を残していきたいと思います。もちろん、自分自身でも撮影や編集を行っていく予定です。

 

水俣には、水俣に生まれて水俣病に深く関わってきた支援者や、水俣に移住してきて人生をかけて支援を続けるの方の、様々な姿があります。水俣の歴史を学ぶ中で、加害企業であるチッソの労働者の人が、患者さんを支援することに決めた「恥宣言」の話を聞いた時に、「かっこいい」と思いました。

 

そのチッソ労働者の人が患者さんに寄り添う、水俣の街の回復に尽力する姿を見て、話を聞いてみたいと思っています。他にも、水俣に根を張って、患者さんたちの裁判を支援したり、日常生活を支えたりする支援者の姿を撮りたいと思います。

 

また、もう一つのテーマとして、汚染された魚たちを入れたドラム缶の上に作られた水俣湾埋立地「エコパーク水俣」についても触れていきたいと思います。20年前私が水俣にいた時、埋立地はまだ更地でした。

 

そこに森を作り、公園を作り、バラ園を作ってエコパークと名付けて市民の憩いの場としようとする水俣の人たちの努力はすごいと思いますが、私は、このエコパークはとてもシュールなもののように思えるのです。映画を撮る中で、エコパークとはいったい何なのか考えてみたいと思っています。

 

水俣の歴史を残す、水俣メモリアル

 

 

改めて知ってほしい水俣病の現実と、残したい支援者の姿

 

支援者の皆さんを撮る中で、今の患者さんたちも含めた水俣を撮れたらと思っています。患者さんや支援者の皆さんに喜んでもらえたらうれしいですし、日本全国で患者さんたちと関わりのあった人たちに今の水俣を見てもらい、喜んでもらえたらと思います。

 

記録・証言として残すことで、水俣病や水俣の今の姿について、未来を生きる人たちや将来水俣の興味を持った人にも、参考になるようなものを作りたいと考えています。

 

水俣病の活動を続ける、水俣病センター 相思社。

 

水俣湾の様子:みなまたmap ©財団法人水俣病センター相思社

 

<今回の製作と支援金に使用用途について>

 

この映画製作のために、水俣に2ヶ月弱滞在して、取材する予定です。そのための往復の飛行機およびレンタカー代・ガソリン代といった費用を必要としています。

 

撮影:2016年3月13日から5月2日
編集:2016年5月半ば~10月くらいまで
完成:10月
公開:11月予定

 

<上映予定>11月の江戸川区・メイシネマ映画祭実行委員会主催の映画祭

 

メイシネマ映画祭とは、昨年で25周年を迎えた江戸川区で行われているドキュメンタリー映画の市民映画祭です。私はこのドキュメンタリー映画祭を手伝い始めて5年になります。この映画祭で初上映させてもらおうと考えています。

 

それまでに編集等、自力で頑張る予定です。この映画祭を皮切りにして、自主上映会をしたいと思っています。(手伝っていただける方も募集しています!)ぜひ未来の水俣の記憶を残すための今回のプロジェクトにご支援、よろしくお願いします!

 

◇◆◇◆◇◆リターン◇◆◇◆◇◆

 

〇上映会ご招待券・1名様/ペア

今回製作致しました映画の上映にご招待します。ぜひ、皆さんにもこの映画を見ていただければと思います。

 

○今回の映画DVD

遠方で試写会へご参加いただくのが難しい方向けに、DVDで今回の映画をお届けします!

 

〇水俣浮浪雲工房の手すき和紙ハガキセット

浮浪雲(はぐれぐも)工房は、1984年春に三人の胎児性・幼児性水俣病患者含む5名で始めた紙漉きと機織の工房です。薬品に頼らいない、環境にやさしい昔ながらの製法で商品を生み出しています。こちらの工房の和風はハガキセットをお届けします。

 

水俣浮浪雲工房の手すき和紙ハガキセット

 


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