こんばんは。五十嵐 丈です。

私たちが挑戦している【umu project】は志に賛同した4名が発起人となり、構成されております。
メンバーと関川シナとの出逢いはそれぞれ違いますが、この機会にご紹介をさせてください。
 

冨樫 繁朋(Togashi Shigetomo)

●経 歴

大好きな鼠ヶ関の神事に参加


昭和54年、山形県鶴岡市の最南端鼠ヶ関で生まれ育つ。高校卒業後は大学進学と同時に上京。そのまま都内のITベンチャー企業に就職し、数社渡り歩く。そして、3年前にUターンし地域活性を目的としたNPO法人に就職。現在は事務局長として温海地域のために全精力を注ぎ込んでいる。

 

地元の子ども達に「紅えびクイズ」

 

 

●冨樫 繁朋の【umu project】に対しての想い

シナの木から樹皮を剥ぎ取り、そこから糸をうみだし、織物をつくる。これまで、私にとっては想像もつかない遠い存在でした。

関川のシナ文化の魅力に初めて心奪われたのは、Uターンした初年度。
地元小学校の「シナの皮剥ぎ体験」の見学の時でした。
 

まさに衝撃。
こんなにキレイに樹皮が剥がれるなんて。
 

サクッサクッと軽快な音を立てて滑るようにヘラが幹と皮の間に入っていきます。真っ白な木に光り輝く透明な樹液。その姿はなんとも妖艶でした。

 

私はこの光景に感嘆の声を連発し、どの小学生よりもはしゃいでしまいました。小学生が私をまるで、子どもでも見るかのように笑っていたのが忘れられないです。

 

それから、三年。
本当にシナが身近にあるこのムラを今も愛し続けています。

 

とあるいつもの年。
初夏、家の前に干してあるシナの皮。
秋、小屋を覗けばシナ裂きしている老婆。
冬、薪ストーブの煙と共に響き渡る機織りの音。

 

 

ムラごと文化財に登録できそうな場所。
ここは「関川シナ・ミュージアム」だといつも思います。

 

幸せなことに、今ではシナを使ったアクティビティの実施や地元中学生の地域学習など、様々な形で携わらせていただいています。

そして、今回のシナの花を使ったコスメの話。
年度末に近づいた頃、露頭に迷った担当者から私たちに駆け込むように相談がありました。
話によれば、当初はムラ完結で行う予定だったそうですが、現在のムラの体制だけではリソース不足で製品を十分に扱うことができなかったそうです。

 

私と五十嵐 丈は「地域のために一肌脱ぎたい」すぐにそう思いました。

しかし、このプロジェクトには多くの資金が必要。
これまでの経験上、一年もしくは二年かけて資金を集める計画だとしたら、地域の熱は完全に冷めてしまうという懸念が大きかったです。
そこで、八方手をつくし、様々なところに資金を求めましたが、力なく叶わず。4人いるメンバーと話し合い、苦渋の末、自己資金を蓄えながら足りない部分をクラファンで補うという方法を選択しました。
決して安易な発想ではなかったことを理解してほしいです。

 

今、関川シナは担い手不足に頭を抱える。
作る側も使う側も高齢化し、鉛筆のように先がドンドン細くなっています。

地域を失えばその地の文化を失い、多様性が失われます。
そして、資料館でホコリをかぶりながら、どんどん色あせていきます。

 

このプロジェクトは、これまでにない新たな切り口からの価値の創造です。
問題を解決するロールモデルとなる可能性が潜んでいます。

 

そして、自分がリーダーになってやりたいというこの地で生まれ育った青年 五十嵐丈。彼の本気にこの地の未来を見ます。

 

 

 

なんとか成功させたい。
私たちのわがままな挑戦にどうかお付き合い願います。

●人物関連サイト
Green Blue あつみ
前略 つるおかに住みマス。

新着情報一覧へ