ダイバーによる海中ゴミ拾い！〜海の魅力をたくさんの人に伝えたい〜

 

 

こんにちは！江上賢悟です。

いつもプロジェクトを応援していただき、誠にありがとうございます。

 

先日、4回目の海中清掃に行ってまいりました。

大学の勉強やサークル活動等が忙しく、約2ヶ月ぶりの清掃活動になりました。

新着情報の更新が久しぶりになってしまい申し訳ありません。

 

今回は、東伊豆に位置する富戸のヨコバマというポイントに行きました。以前の清掃活動でIOPに伺った際、伊豆海洋公園ダイビングセンターのスタッフさんに、「東伊豆では富戸が一番ゴミ多いよ」と伺ったので、今回はこの活動を支援してくれているサークルの同期４人で清掃活動を行いました。2人１組でバディを組み、2グループに別れて清掃を行いました。いとう漁協富戸支所ダイビングサービスさんにお世話になりました。

 

 

富戸のビーチの写真です。

ご覧の通り、ビーチにたくさんのゴミが流れ着いているのがわかります。

 

ビーチのゴミはダイビングが終了した後、４人で可能な限り拾いました。

しかし、とても量が多く、残念ながら全てのゴミを片付けることはできませんでした。

以下、ビーチで拾ったゴミの写真になります。

ペットボトル、プラスチック片、発泡スチロールゴミが大量にありました。

小さい虫がゴミの周りにたくさん飛んでいて、異臭もしたので、拾うのがなかなか大変でした。

 

 

漂着しているゴミの量は多いですが、富戸の海はとても豊かで、様々な生物が住んでいます。僕の大好きなダイビングポイントです。海中のゴミを探している際にクマノミを見つけたり、岩の隙間を覗くとミナミハコフグの幼魚がいたり...癒されます！アオリイカの産卵シーズンだったので、大きなアオリイカもたくさん見ました。

 

 

さて、肝心の海ゴミですが、海底のゴミは他ポイントと比べて少なかった印象です。

水深3-8mほどにある浅場の岩地帯、水深10-15mほどにある砂地、堤防に沿って位置するテトラポッド地帯の3地点を一本目、二本目ともに30分から50分ほどかけてゴミを探しました。岩場には、ペットボトルや空き瓶、金属片のゴミが落ちており、テトラポッド沿いには、ルアーや擬似餌、重り、釣り糸、浮きなどの釣りゴミが落ちていました。エギは他のポイントと同様、漁網や釣り糸、他のエギと絡まっており、テトラポッドの隙間に落ちていました。一方、砂地では特にゴミは見当たりませんでした。

 

富戸の海が他のポイントと違ったのは、海底ではなく表層にゴミがたくさん浮いていたということです。表層には、木の枝や葉っぱ、さらには倒木がたくさん浮いていました。これらはもしかすると、先日の豪雨で起きた土砂災害の影響によるものなのかもしれません。木々に紛れて、透明なプラスチックビニルやプラスチック片、歯ブラシ、マスク、紙ごみなどがたくさん漂流していました。これらの漂流ゴミが富戸のビーチに流れ着いているため、陸のゴミが多かったのだと思われます。以下、ダイビング中に拾ったゴミの写真です。

 

 

 

4回目の清掃活動のご報告は以上になります。

次回の清掃活動も頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いいたします！

 

〈追記〉

次回の清掃活動は当初プロジェクトの目標にしていた5回目の活動となります。そこで5回目の清掃後、一旦プロジェクトに区切りをつけ、皆様から頂いた支援金の支出明細についてのご報告や、Readyforから提出が求められている活動終了のご報告、支援者様へのリターンのメール送付等を行わせていただきます。

ですがその後も、皆様から頂いた支援金を全額使うまで、引き続き清掃を行い、新着情報をこちらのページに更新して参ります。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

江上賢悟