700年の時を経て蘇る。幕末の志士が愛す"楠木正成"の写真展開催!

 

山岳写真家の廣田勇介です。

おかげさまで、クラウドファンディングも目標額104%まで達成いたしました。

皆さまの温かいご支援、ありがとうございます。

 

 

さて、前回の更新からだいぶ間が空いてしまいましたが、

サボっていた訳ではございませぬ。


20日から開始する観心寺での写真展のために、

畏れ多くも、観心寺の建物を間借りし、

昨日から河内長野市に短期移住を始めました。

 

家の前の清流。

四万十川と同じ最高水質ランクだそうです。

 

 

思わず、作業をやめて沢登りにいきたい衝動に駆られます。

 

 

 

 

さて、今回の展示は重要文化財指定の仏教建築の中での展示ですので、

建物に釘を打ったり、削ったり、ポスターを画鋲で止めたり

そういったことが何ひとつできません。

 

建物を痛めず、そしてすでに完成された空間への写真展として、

特殊な空間デザインが必要とされます。

 

そこで登場頂いたのが、この神使。いえ紳士。

 

 

京都大学研究員の安田渓氏。

 

 

10年来の付き合いとなる元・山男であります。

3歳の頃から父上で建築家の安田滋さんに連れられ

テレマークスキーを叩き込まれたという話。

 

安田家に伝わるレジェンド・スキーヤーの猪谷六合雄氏との逸話は、

感動ものです。

 

 

安田氏は、まだ私がカナダで働いている頃、

日本から3日かかる​BALDFACE Lodgeというカナダの山奥のスキーエリア

に遊びに来てくれた唯一の友人です。

 

そのド根性を買い、多忙を極める氏に

 

「次の山は奢るから」

 

という訳のわからないお願いをして、今回の依頼をさせていただきました。

 

 

観心寺で実測中の安田氏。

(実際は何をやっているのか不明)

 

 

 

 

起こした図と安田氏愛用のSIGMA dp1 Quattro

 

 

 

 

 

それを元に起こした3Dデザイン。(おそらく)

 

 

計測できなかった部分は、Google アースで宇宙から盗撮し

加筆するという念の入れよう。

 

 

障子を再現するためのコード。(私など見るのもツライ)

 

 

 

 

そして、それを元に、Photoshopで、作品を擬似インストール。

 

 

空間に対して、

最適な大きさと額やマットの感じを決めていきます。

 

 

そして、実際の額屋さんに直行、(東京と京都と大阪の往復・・・)

 

 

 

ここからは、アーティストと、予算と、ポリシーと、現実とのせめぎあいです。

 

 

安田氏は、研究の合間をぬいつつ、

さらに今回の展示も研究対象して論文も書かれるとのこと。

そちらを見るのも楽しみです。

 

 

 

そして、展示会場ですが、

仏教建築ですから、気の利いた照明なんてものはございません。

 

こちらもすべて安田氏の提案で、改めてインストール。

 

 

 

蓮の花にしか見えない高演色照明。

工業デザインとして美しいですね。

 

 

 

そして、安田氏の肝いりで手に入れた日本が誇る科学の結晶。

SORAA社のLED。ホームページがかっこよすぎます。

 

 

 

この照明で、

先日撮影させて頂いた秘仏で国宝・如意輪観音像を照らすのです。

 

最先端の光で、最古の仏像を照らす

 

なんとエキサイティングなのでしょう。

 

 

そして、なんとお金のかかることでしょう(笑

 

 

 

でも、いいんです。

 

 

 

これが我々のやり方なんです。

僅か一週間の展示ですが、

 

皆さんのご支援を賜りつつ、

 

今年は、明治維新150周年の年、

そして楠公がお仕えした後醍醐天皇御即位700年の年。

 

我々のやり方で、楠公の命日に、楠公を讃え、

 

この観心寺を訪れる、​志士たちの魂のおもてなし、をしたいのです。

 

 

鎮魂ですよ。一種の。

 

 

 

 

 

さて、本日も準備で盛沢山ですので、

この辺で失礼いたしやす。

 

(そして、安田氏、本日もよろしくです)

 

 

クラウドファンディングですが、

楠公の御命日、25日までご支援を受け付けております。

皆さまのあたたかいご支援に感謝を申し上げます。

 

ありがとうございました。

 

引き続き、よろしくお願い申し上げます。

 

 

YH

 

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