養護施設や里親の下で育った若者をサポートする若者おうえん基金

養護施設や里親の下で育った若者をサポートする若者おうえん基金

寄付総額

8,356,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
602人
募集終了日
2021年11月25日

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2021年09月09日 20:43

若者への伴走支援のための政策提言①関係団体へのアンケート結果

 

皆さま、いつも応援、ありがとうございます。

 

 今回のクラウドファンディングは、みなさまからのご寄付を活用して、家族に頼ることができない若者に、彼/彼女たちの拠り所となる伴走支援やその他、必要なサポートを届けようというものです。でも、本当は、一人ひとりが必要とする支援を、必要な時に届けられる伴走支援の仕組みが制度的に整っているのが望ましいです。

 

 そこで、首都圏若者サポートネットワークでは、アフターケア事業全国ネットワークえんじゅ様と連名で、今年6月に政策提言を行いました。今日は、その政策提言にむけて行った関係団体へのアンケートの結果をかいつまんでご紹介します。詳しくは報告書(速報版)PDFをご覧ください。

 

「社会的養護アフターケア等の若者の自立支援に関する政策提言のための関係団体アンケート」には自立援助ホームやアフターケア事業所を運営する団体など、全国66団体からご回答をいただきました。

 

専門的なスキルをもつ人材の配置・養成が課題

 今回のアンケートで改めて明らかになったのは、一人ひとりの若者の状況にあわせて必要な支援を行うには、自立援助ホームでも、アフターケア事業所でも専門的なスキルを身につけた職員が足りていないということでした。

 下のグラフは「政策提言をするにあたり、もっとも優先度が高いと思われる項目を3つ選んでください。」との問いへの回答結果です。

 

優先度が高い政策として最も多かったのは「支援に係わる人材の養成・研修」ですが、記述式回答を見ると、人員が足りないため研修に参加することができない、安定的な雇用ができないために専門的なスキルをもつ人材を確保できないといった意見が多く、職員の配置に係わる政策がより優先度の高い課題であることが分かりました。

この点について、記述式の回答をいくつかご紹介します。

 

支援に係わる人材の養成・研修に関する意見

  • 退居者は生活を共にしたホームスタッフに相談、支援を求めるため、自立援助ホームスタッフ全員の質の底上げが望まれる。

  • 様々な研修があったとしても(オンライン研修等、参加しやすい研修が増えてきたものの)、やはり現場のマンパワー不足で疲弊しきっており、なかなかそうした研修に参加できない現状があります。

 

アフターケア事業所に関する意見

  • 役所、病院、弁護士事務所への同行をするための支援員が足りていない。

  • 若者と細く長く、時に緊急対応もあるなかで関わっていくためには常勤スタッフの配置が必須であるが、委託事業である限りは単年での事業更新となるため、自治体から支払われるのは非常勤の人件費が積算された事業費となっている。

  • キャリアのある職員でないと務まらない側面がある一方、総事業費のうち7割が人件費になっており、職員の数が不足している。固定費を削減するため、家賃のコストダウンを図らねばならない。よって相談当時者の集える居場所を確保できる家賃が不足している。また、福祉制度につなぐまでの期間の生活費、診断書等の文書代、医療費、扶助費がない。

  • 都道府県によって予算、制度的対応に格差がある。

 

自立援助ホームに関する意見

  • 職員の配置基準は、児童養護施設では児童1名あたり職員2名になろうとしている一方、自立援助ホームは、児童6名定員数に対して職員2.5名です。理由は24時間の配置が絶対事項になっていないからです。しかし、現実には、夜間スタッフが居なくて福祉の仕事にはなりません。精神的な病を持つ方もいて昼間でも誰か1人は最低必要です。荒れる時には、2人配置する時がありますが、2.5人分の給与をシェアしなければなりません。これでは有資格者を雇うのは困難です。

  • 発達障害など、障害をもつ児童の受け入れ体制を整えることができないため、支援を必要とする児童の入居の受け入れのハードルが上がってしまい、適切な支援を受けられないままになってしまうと思われる。加算などの対応が必要。


 

このように、社会的養護の若者の自立支援制度はあるものの、望ましい伴走支援をするための人材確保や人材養成に必要な費用が制度的に整っていないことが分かります。

 

現場からの声をもとにした政策提言の内容とその後については、来週の新着記事にてご紹介いたします。

ギフト

3,000


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【税制優遇あり】若者おうえん基金:拡大応援3千円コース

■御礼のお手紙
■活動報告書(2022年3月に送付)
■寄付領収証(2022年1月に送付)
■「若者おうえん基金活動報告会」へのオンライン招待(2022年6月頃に開催予定)

*今回のご寄付は税制優遇の対象となります。詳しくはプロジェクト概要の末尾をご確認ください。
*招待イベントは開催1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

寄付者
275人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

10,000


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【税制優遇あり】若者おうえん基金:お気持ち上乗せ1万円コース

■御礼のお手紙
■活動報告書(2022年3月に送付)
■寄付領収証(2022年1月に送付)
■「若者おうえん基金活動報告会」へのオンライン招待(2022年6月頃に開催予定)

*今回のご寄付は税制優遇の対象となります。詳しくはプロジェクト概要の末尾をご確認ください。
*招待イベントは開催1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

寄付者
220人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

15,000


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【税制優遇あり】若者おうえん基金:報告会へご招待1万5千円コース

■「若者おうえん基金活動報告会」にご招待(1名様)
※2022年6月頃に都内で開催予定。オンラインでの参加も可能。

■御礼のお手紙
■活動報告書(2022年3月に送付)
■寄付領収証(2022年1月に送付)

*今回のご寄付は税制優遇の対象となります。詳しくはプロジェクト概要の末尾をご確認ください。
*招待イベントは感染症の感染拡大に伴いオンラインのみ開催となる場合がございます。
*招待イベントは開催1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

寄付者
31人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

30,000


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【税制優遇あり】若者おうえん基金:報告会へご招待お気持ち上乗せ3万円コース

■「若者おうえん基金活動報告会」にご招待(1名様)
※2022年6月頃に都内で開催予定。オンラインでの参加も可能。

■御礼のお手紙
■活動報告書(2022年3月に送付)
■寄付領収証(2022年1月に送付)

*今回のご寄付は税制優遇の対象となります。詳しくはプロジェクト概要の末尾をご確認ください。
*招待イベントは感染症の感染拡大に伴いオンラインのみ開催となる場合がございます。
*招待イベントは開催1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

寄付者
44人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

50,000


alt

【税制優遇あり】若者おうえん基金:公式HPにお名前/社名・ロゴを掲載5万円コース

■公式HPにお名前/社名・ロゴを掲載します。(ご希望の方のみ)

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■御礼のお手紙
■活動報告書(2022年3月に送付)
■寄付領収証(2022年1月に送付)
■「若者おうえん基金活動報告会」にご招待(1名様)
※2022年6月頃に都内で開催予定。オンラインでの参加も可能。

*今回のご寄付は税制優遇の対象となります。詳しくはプロジェクト概要の末尾をご確認ください。
*招待イベントは感染症の感染拡大に伴いオンラインのみ開催となる場合がございます。
*招待イベントは開催1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

寄付者
23人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

100,000


alt

【税制優遇あり】若者おうえん基金:伴走支援者の現場へご案内10万円コース

■伴走支援者の「現場訪問見学ご案内」(2時間半程度)にご招待します。(1名様)

※早期支援者には今年の10/23、11/14午後に開催のオンライン現場見学ツアーもご案内いたします。
※訪問先は東京、埼玉、神奈川のいずれか、訪問日は2022年10月頃を予定しております。


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■御礼のお手紙
■活動報告書(2022年3月に送付)
■寄付領収証(2022年1月に送付)
■「若者おうえん基金活動報告会」にご招待(1名様)
※2022年6月頃に都内で開催予定。オンラインでの参加も可能。
■公式HPにお名前/社名・ロゴを掲載します。(ご希望の方のみ)

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*招待イベントは感染症の感染拡大に伴いオンラインのみ開催となる場合がございます。
*招待イベントは開催1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

寄付者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

300,000


alt

【税制優遇あり】若者おうえん基金:伴走支援者の現場へご案内お気持ち上乗せ30万円コース

■伴走支援者の「現場訪問見学ご案内」(2時間半程度)にご招待します。(1名様)

※早期支援者には今年の10/23、11/14午後に開催のオンライン現場見学ツアーもご案内いたします。
※訪問先は東京、埼玉、神奈川のいずれか、訪問日は2022年10月頃を予定しております。

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■御礼のお手紙
■活動報告書(2022年3月に送付)
■寄付領収証(2022年1月に送付)
■「若者おうえん基金活動報告会」にご招待(1名様)
※2022年6月頃に都内で開催予定。オンラインでの参加も可能。
■公式HPにお名前/社名・ロゴを掲載します。(ご希望の方のみ)

*今回のご寄付は税制優遇の対象となります。詳しくはプロジェクト概要の末尾をご確認ください。
*招待イベントは感染症の感染拡大に伴いオンラインのみ開催となる場合がございます。
*招待イベントは開催1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

500,000


alt

【税制優遇あり】若者おうえん基金:伴走支援者の現場へご案内お気持ち上乗せ50万円コース

■伴走支援者の「現場訪問見学ご案内」(2時間半程度)にご招待します。(1名様)

※早期支援者には今年の10/23、11/14午後に開催のオンライン現場見学ツアーもご案内いたします。
※訪問先は東京、埼玉、神奈川のいずれか、訪問日は2022年10月頃を予定しております。

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■御礼のお手紙
■活動報告書(2022年3月に送付)
■寄付領収証(2022年1月に送付)
■「若者おうえん基金活動報告会」にご招待(1名様)
※2022年6月頃に都内で開催予定。オンラインでの参加も可能。
■公式HPにお名前/社名・ロゴを掲載します。(ご希望の方のみ)

*今回のご寄付は税制優遇の対象となります。詳しくはプロジェクト概要の末尾をご確認ください。
*招待イベントは感染症の感染拡大に伴いオンラインのみ開催となる場合がございます。
*招待イベントは開催1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

1,000,000


alt

【税制優遇あり】若者おうえん基金:伴走支援者の現場へご案内お気持ち上乗せ100万円コース

■伴走支援者の「現場訪問見学ご案内」(2時間半程度)にご招待します。(1名様)

※早期支援者には今年の10/23、11/14午後に開催のオンライン現場見学ツアーもご案内いたします。
※訪問先は東京、埼玉、神奈川のいずれか、訪問日は2022年10月頃を予定しております。

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■御礼のお手紙
■活動報告書(2022年3月に送付)
■寄付領収証(2022年1月に送付)
■「若者おうえん基金活動報告会」にご招待(1名様)
※2022年6月頃に都内で開催予定。オンラインでの参加も可能。
■公式HPにお名前/社名・ロゴを掲載します。(ご希望の方のみ)

*今回のご寄付は税制優遇の対象となります。詳しくはプロジェクト概要の末尾をご確認ください。
*招待イベントは感染症の感染拡大に伴いオンラインのみ開催となる場合がございます。
*招待イベントは開催1ヶ月前までに詳細をご連絡いたします。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

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