コロナ禍の厳しい状況は、いまや「災害」にたとえられています。

顧問の村木厚子さんから呼び掛けメッセージをいただきました。

新型コロナの影響が長期化する中で、メンタル面への影響は深刻さを増しています。

 

一人でも多くの若者に支援を届けるために、もうひと押しのご支援をよろしくお願いします。

 

 

　コロナの感染がいまだ続いています。厳しい状況は、いまや「災害」にたとえられています。児童養護施設を出た若者たちは、この状況の中で、とりわけ大変な苦労をしています。必要な支援を親から受けることができない、虐待の傷がまだ十分に癒えていない、経済的な基盤が弱い。それは、ちょうど、海抜の低いところに立つ家が津波の被害に遭いやすいことに、崖の下に立つ家が豪雨による土砂災害に遭いやすいことに似ています。

 

　支援者の方々も必死で支援活動を進めていますが、課題の大きさに気持ちが萎えそうになることもあると言います。コロナ禍が長引く中で、だれもが疲れて、ともすると思考停止になりそうですよね。私もそうです。そんな気持ちになっていた時に、ハッとさせられる言葉をかけられました。

 

　「まだ、総力戦になってないよね」

 

　そうです。まだ、できることがあるはずです。まだ、力を貸してくれる人がいるはずです。私たちは、改めて、皆さんにお願いします。苦境にある若者たちのために力を貸してください。若者たちに力を貸してくれる新しい仲間を見つけてください。どうかよろしくお願いします。力を合わせて、この苦難を乗り越えましょう。

 

内閣府（孤独孤立対策）参与、津田塾大学客員教授

村木 厚子

 

【今後のイベント情報】

2020年11月24日（水）20時～21時

 

○若者おうえん基金SNS
・Facebook：https://www.facebook.com/wakamonoSN
・Twitter：https://twitter.com/wakamono_sp
・You Tube：https://www.youtube.com/channel/UCEsrWKq1zKWl7X6NtKsNEfQ
・HP：https://wakamono-support.net