プロジェクト概要

 

 

   

歌舞伎と能楽の違い説明できますか?   

-「若者の、若者による、若者のための能」を広めたい-

 

 

 

 

 

 

こんにちは、若者能実行委員長の望月彩登です。 私たち若者能実行委員会は、お能とは遥か遠い環境で生活をしていた大学生が中心となって構成されています。普段の生活ではあまり馴染みのない日本の古き良き伝統芸能である「能」をよりたくさんの人に触れて魅力を知ってもらうために、精一杯活動しております。

 

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公演の様子

 

「歌舞伎と能楽の違いって何ですか?」

 

皆さんは能楽と歌舞伎の違いを説明することはできますか。この違いを説明できる人は、中々いらっしゃらないと思います。私も、イギリス人の友達から同じ質問を受けた際に答えることができませんでした。今まで海外にしか目を向けてこなかった私はこの質問を受け、はじめて自国について何も知らないことを自覚しました。この様に、私と似た経験をお持ちの方は意外に多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

若者能はまさにそういった方のために、「能をはじめて観る方のためのやさしいお能」をテーマに日本文化の理解を深めて頂く機会を提供しております。

 

今回のクラウドファンディングで集めた資金は、若者能を開催するにあたって必要な資金(能楽堂の借用費、能楽師への謝礼、ポスターやパンフレット・ムービー作成に必要な費用)に充てさせていただきます。

 

今回の挑戦を通して一人でも多くの人に若者能を知って頂きたいと思っております!

みなさまご支援、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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能の世界に飛び込むきっかけとなるイベントを目指して Twitter での同時解説を行っています。

 

若者能は、2004年より喜多流シテ方塩津圭介(※)が中心となって、「若者の、若者による、若者のための能」をモットーに、学生スタッフが企画・運営を行っているイベントです。

 

お能は歌舞伎と異なり、公演が一回限りであるため、一つの演目を観賞することが可能な人数が限られております。そのため、敷居が高いイメージをお持ちになられている方もいらっしゃると思います。若者能はそういった方々が能の世界に飛び込むきっかけとなるイベントを目指しております。

 

そのために、私たちは 能のTwitter解説 を導入しています。 上演中は、Twitterを使って2言語(日本語・英語)による同時解説を行います。若者能の公式Twitterより、舞台の状況について説明したツイートが約10分に1回配信。一般的な芸術観賞では、電子機器の電源は切るのがマナーですが、若者能ではスマートフォンと一緒にお能を楽しむことができます。

 

 

 

 

毎年、上演中に行われるTwitterでの同時解説は大好評です。10分に一回の程度のペースで、話の大局的な流れが分かる様に日本語・英語の2言語で解説を配信しております。

 

 

 

若者が1000円で観られる「能」を提供したい!

 

舞台の内容そのものは古典を守り、そこへのアプローチをTwitter解説や体験コーナーを行うなど工夫した公演をお届けいたします。

 

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第13回若者能

・日時:2018年1月6日

・場所:宝生能楽堂(JR水道橋駅近く)

・料金:学生1000円、一般4500円

 

プログラム

・狂言:演目未定

・能:「羽衣」(Twitter解説付き)

・解説/ 体験コーナー 企画

・呈茶席(ロビーにて)

・VR能体験(ロビーにて)

・能装束の展示(ロビーにて)

 

 今回の演目「羽衣」について 

 

或る日、漁師が松の枝にかかった美しい衣を見つけます。漁師は家宝にするために持ち帰ろうとした衣は天女の羽衣でした。漁師は衣を返すことに躊躇していたが、衣なしでは天に帰れないと悲しむ天女に心を動かされます。天女は衣を返してもらう代わりに、舞いました。

 

*今回は装束に関係する演目であることより、普段なかなか近くで見ることが出来ない能装束をロビーにて展示する予定です。

 

 

 

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公演の後には、能楽師による解説と体験コーナーが行われます。能楽師によるアフタートークも好評です。普段あまり表舞台に出られない能楽師自らが皆さんの前でお話をしてくださる貴重な機会です。普段の能楽師の様子を知ることで、お能をより身近に感じて頂けると幸いです。

 

全体を通して、自分なりの能の楽しみ方を見つけましょう!

 


 

呈茶席(ていちゃせき)

呈茶席では、遠州茶道宗家による茶道体験ができます。お茶の先生が対応できる人数が限られているために、席数に限りがあります。20分程度と限られた時間ではありますが、お能だけでなくお茶にも触れ、より優雅な一日を楽しむことができます。

 

VR能体験

VR能体験では、VRスコープを使って能楽師から見える世界を体験することが出来ます。こちらはロビーにて自由に楽しむことが出来ます。1000里先を見る意識を持って舞う能楽師の眼前に広がる世界、ぜひご体感してみてください。

 


 

100人いれば、100通りの観方がある。それが「能」の奥深さ。

 

近年、科学技術の発達により、人工知能(AI)の存在感が高まっております。日経新聞と英フィナンシャル・タイムズの共同調査によると、人が携わる仕事の3割がロボットに代替可能であり、日本では主要国最大となる5割強の業務の自動化が可能です。

その様な時期だからこそ人間にしかない魅力や自分自身の在り方について、お能を通じて考えてみるのはいかがですか。

 

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能は人間がやってこそ面白さがあります。「型」の芸能と呼ばれる様に、流派によって伝承されてきた「型」の完璧な再現こそが、能における完全美です。

 

能は普段、私達が触れるエンターテイメントと真逆の構造をしております。現代の映画やドラマでは長期間の出来事が短くまとめられ、主役の感情を視聴者と同化させて楽しむ構造になっております。

 

一方、能は逆ドキュメンタリーとも言うべく、女性と男性が出会う瞬間等の一つの場面を引き延ばした構成になっております。能の舞は、動きが少なく単調に見えます。感情表現は極力抑えられ、限られた動きの中で、人それぞれ自分の観方をみつけ楽しんでいただくことが能の在り方です。能は100人いれば、100通りの観方がある芸能です。その多様な観方に面白さがあるのではないでしょうか。

 

人間は「目でものを見る」のではなく、実際は「頭でものを見る」と言われております。例えば、日本人に虹は7色に見えますが、ドイツ人は5色、イギリス人は6色に見えているみたいです。

 

この様に人間の認識は目ではなく、頭によって行われます。現代の教育では、一つの正しい答えに到達する訓練がなされております。しかし、私たちが生きている複雑な現代社会において、その様なアプローチは果たして適切なのでしょうか。能楽観賞を自分なりのモノの観方を考える良い機会にして頂けると嬉しいです。

 

一人でも多くの方に能の魅力をお届けできるよう、みなさまのご支援、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 


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