旗本浅野家若狭野陣屋の札座を応急修理し、後世に残したい!

旗本浅野家若狭野陣屋の札座を応急修理し、後世に残したい!

支援総額

1,095,000

目標金額 1,000,000円

支援者
65人
募集終了日
2024年3月15日

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2024年02月15日 00:31

札座の建築年代が確定しました

2月12日のヘリテージマネージャー研修会で、札座を徹底調査したところ、棟札が見つかりました。これにより、現在の札座は安政3年(1856)に建てられたことがわかりました。

ハリスが下田に来て、通商条約の交渉を始めた年です。

 

この棟札には、札座が建て替えられたことが書いてありました。

 

1822年に、旗本浅野家と大坂天王寺屋によって藩札が発行されたとき、初代の札座が建てられた。

その後、大坂天王寺屋はいったん撤退したが、1854年に大坂天王寺屋が復帰した。従来の札座を使ったが不便なので、建て替えることにした。

 

そして、現在の札座が竣工したのが1856年。

 

これまで、1822年の藩札発行にともなって札座が建てられたという説と、1868年の明治維新後に札座が建てられたという説がありました。

 

今回の発見によって、1822年説の札座は初代の札座で、現存する札座は1856年の二代目札座という結論が出ました。

 

すると、藩札発行が始まったものの何らかの理由で大坂天王寺屋が撤退し、その後、藩札発行事業が規模を拡大して再開されたということになります。今後は、若狭野藩札の研究から、そうした事情が明らかになれば・・・と考えています。

 

藩札は各地で発行されており、札座は多くあったと思われますが、インターネットで検索する限り、若狭野の札座しかヒットしません。日本に現存する唯一の札座かも知れません。

 

調査の結果、西南の部屋は床板などはオリジナルの部材であることが確認されました。

 

 

リターン

5,000+システム利用料


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若狭野陣屋と東寺領矢野荘を解説した書籍をお送りします

・若狭野陣屋と東寺領矢野荘を解説した書籍をお送りします。

申込数
17
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

10,000+システム利用料


札座に寄付者名入りの木札(小)を掛けます

札座に寄付者名入りの木札(小)を掛けます

・札座に寄付者名入りの木札(小)を掛けます。

申込数
24
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

5,000+システム利用料


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若狭野陣屋と東寺領矢野荘を解説した書籍をお送りします

・若狭野陣屋と東寺領矢野荘を解説した書籍をお送りします。

申込数
17
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

10,000+システム利用料


札座に寄付者名入りの木札(小)を掛けます

札座に寄付者名入りの木札(小)を掛けます

・札座に寄付者名入りの木札(小)を掛けます。

申込数
24
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月
1 ~ 1/ 7

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