プロジェクト概要

 

越前和紙の特産地として有名な、福井県越前市五箇地区。ここには日本でも珍しい「紙の神様」を祀る、紙祖神 岡太神社(しそしん おかもとじんじゃ)・大瀧神社があります。

 

1500年程前この郷に紙造りの技を伝えた川上御前を祀り、社殿は昭和59年に国の重要文化財に指定されました。

 

毎年春と秋に行われる祭礼は719年(養老3年)から始まり、古来の祭事そのままに今年(2018年5月2日〜5日開催予定)で記念すべき、1300年を迎えます。


「この永い永い歴史を持つ祭りを後世に伝え、紙業界の更なる繁栄の願いを込めて浮世絵木版画に祭りの様子を刻み残したい。」


大祭実行委員会の願いとこれまでの1300年の歴史を携えて、より多くの方にご支援と応援をいただきたく、プロジェクトの狼煙をあげました。

 

 

紙祖神1300年大祭の歴史を版に刻む。

「本殿と祭りの様子の浮世絵木版画」製作へご支援を。

 

はじめまして、紙祖神 岡太神社・大瀧神社 壱千参百年大祭実行委員会です。

昭和23年に発足しました神社護持団体の岡太講と共に例祭・大祭を運営しております。

 

この地に紙漉きの技を授けられた紙祖神 川上御前への深い崇敬の下、1300年大祭の成功を目指して日々奮闘しています。

 

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岡太神社・大瀧神社は1500年程前に郷人に紙漉きの技を伝えたといわれる「川上御前」を紙の神様・紙祖神として祀り、現在の越前和紙繁栄の礎となり、又紙幣(お金)の神様としても崇敬をいただいています。

 

紙祖神 川上御前

 

国立印刷局は明治初期に国産紙幣製造の為この地越前に職人を募り、その技が現在の紙幣の源流となっています。その縁ゆえ大正12年には川上御前の御分霊を当時本邦紙業界の中枢とも言える印刷局内にお祀りされた事で、和紙洋紙問わず名実ともに本邦紙業界の祖神として認知され現在に至ります。

 

当神社は本年5月 1300年大祭を迎えます。

 

神と紙の郷・五箇 − いまをさかのぼる1500年前、紙漉きの技を授けられた姫神を川上御前と崇め、紙の祖神としてお祀りしたのが岡太神社です。

養老3年、泰澄大使は岡太神社をお前立てに大瀧児(ちご)権現 大徳山大瀧寺を創建されました。以来50年毎の節目を刻む御神忌の大祭は古来の仕来りのままに連綿と引き継がれ、今年で26回目を迎えます。

 

下宮本殿拝殿

 

国の重要文化財に指定されています下宮の本殿拝殿は、天保15年の御開帳に合わせて再建されました。幾重にも重なった複雑な屋根の形式はまさに近世複合社殿の粋。「世界の名建築100選」(NHK)にも選ばれています。

日本古来の祭りの様式を今に色濃く引き継いでいる春秋の祭礼も、県の無形文化財に指定されています。

 

また、当神社と里宮を含む「神と紙の郷・越前市五箇地区」は「美しい日本の歴史的風土100選」(文化庁)に選ばれました。

 

 

「神と紙 その郷」絵図  拡大版はこちらをクリック

「神と紙 その郷」解説  拡大版はこちらをクリック

 

 

大瀧児権現開闢(かいびゃく)以来1300年の時空をつなぐ御神忌の祭礼 − 神仏習合の古式を残し、日本古来の祭の心を伝えるお祭り。

 

これぞ「神と紙の郷」の歴史を刻む貴重な文化遺産です。神と人、その人たちの生業とがこれほどまでに深くかかわり同一化するお祭りが他にあるでしょうか。

 

そもそも「まつり」は語源的には「待つ」と同根で、尊き神が身近な俗世の里に来られるのを待って歓待するという意味のこととも言われています。とするならば、そのような図式のままに再現するのが当神社のお祭りです。

 

神聖なお峯(奥の院大徳山)から神様がお降りくださる。久々に神様に触れ合えて人々は喜びに活気づきます。しかも生業を支える祖神ならば有り難さはなおさら格別、神と郷人たちはお祭りの間、最高の至福の日々を過ごします。

 

「神と紙の郷」のお祭りは、日本の「祭りの心」そのものと言えるでしょう。

 

福井県和紙工業協同組合 「1300年大祭サイト」 はこちらをクリック

 

越前市観光サイト「 紙祖神岡太神社・大瀧神社」 はこちらをクリック

 

越前市観光サイト 「千三百年大祭・御神忌」 はこちらをクリック

 

 

チラシ拡大版 はこちらをクリック

 

 

私たちの活動とお祭り

 

私たち大祭実行委員会(岡太講)の活動は、祭りに関する事業の計画、祭りの統率、各種事務・書類発送作業、そして「氏子」「駕輿丁」としてお祭りへの参加と多岐に渡ります。

 

4月に入るとお祭りに向けて諸々の準備が始まります。

神社境内の清掃、諸役や駕輿丁役を決め、祭り初日を待ちわびます。

 

いよいよお祭り1日目、初日は「お下り」(おおり)で始まります。

奥の院山頂・上宮に鎮座まします神様は、駕輿丁衆が担ぐ神輿で下宮に神幸されます。

 

2日目は大祭ならではのハイライト「法華八講」の奉修です。神前に仏法を法楽する神仏習合の真髄です。続いて「湯立ての神事」が斉行されます。

 

  

 

3日目の例大祭は新緑に包まれた社殿にて、古式にのっとり雅楽の荘重な調べのもと厳粛に斉行されます。由緒ある神と紙のお祭りとあって、全国の紙関係者も威儀を正して参列されます。

 

子供達による「浦安の舞」の後は、姫神 川上御前から伝授された紙漉きの所作を演じる「紙能舞」・「紙神楽」が奉納されます。

 

 

 

4日目最終日は神輿渡りの日です。子供神輿を前触れにして、神様は五箇のそれぞれの里宮を巡幸します。

どの里宮でも神様を少しでも長くお留めしようとする里人と先を急ぐ駕輿丁衆との間で壮絶な神輿の争奪戦が繰り広げられます。

 

 

夜のとばりがおりると、いよいよ神様が奥の院に還御される「お上り」(おあがり)です。奉送の神輿は白丁姿の駕輿丁衆によって掛け声も勇ましく急な山道を駆け上がり、その後に続く松明や提灯は山頂まで連なり幻想的な神送りのシーンが演じられます。

 

 

無事神様を奥の院山頂に奉送した駕輿丁衆は神様とお別れした淋しさから哀愁をおびた節回しで「松坂」を唄いながら山を降ります。

シャーン    シャーン    シャーン もひとつ来い  ・・・ 

総代の音頭で、独特の手締めを終えお祭りは幕を閉じます。

 

 

神と紙の郷の大祭は、日本の「祭りの心」絵巻を鮮やかに描き出します。

それは荘重にして幻想的・・・。また絢爛にして豪快・・・。

多彩な色どりに染め上げられ、人々は歓喜、感動に浸るのです。

私たちは、唯一無二とも言える「神と紙の郷」の歴史を刻む貴重な文化遺産である

このお祭りへの誇りを胸に、あらためて先人たちへの感謝とともに、

 

「この永い永い歴史を持つ祭りを後世に伝え、紙業界の更なる繁栄の願いを込めて浮世絵木版画に祭りの様子を刻み残したい!」


と思いプロジェクトを立ち上げました。

 

 

 

日本の誇るべき和紙文化。

最高の版画を、皆様と共に後世へ。

 

紙は基本的に書く(write)、包む(wrap)、拭う(wipe)という基本的な役割(3W)を持つが、特に現代社会では、洋紙は記録・情報伝達メディアとして、ダンボールなど工業材料の包装資材として、産業・生活用途の特殊紙として、またアメニティー社会を支えるなど、その役割は大きい。

 

一方、和紙は生産量こそ減少し続けたが、手づくりの技術を復興しようという民芸運動などの積極的な活動を背景に、洋紙に見られる実用的な用途よりも、むしろ美的な用途を目的として、また和紙の持つ特性を生かして文化財の修復や永年記録メディアとしてなど、日本文化を形成する重要な材料として現代社会に生きています。

(朝倉書店 尾鍋史彦総編集「紙の文化事典」7ページ より引用・追補)

 

古来から日本の文化を支えてきた和紙。

古くは仏教を広める為の書写材として使われ始め、以来永い歴史の中で日本文化の発展と共に日本人の情緒に深く根ざし、現代は室内装飾・造形芸術・絵画など多方面で活躍して、その用途は今後ますます広がっていく事でしょう。

 

■越前和紙について

越前和紙は種類、量ともに全国1位の和紙産地として生産が続けられています。越前生漉奉書と越前生漉鳥の子紙は国の重要無形文化財に指定されており、保存会を運営し、伝統技術の継承にも取り組んでいます。

 

岩野市兵衛氏

 

■木版画用の和紙について

 

今回の浮世絵木版画に使用する和紙は、 人間国宝・岩野市兵衛氏 が漉く「越前生漉奉書紙」です。

 

奉書紙は室町時代以降幕府が公文書用紙に使った事でこの名がつきました。

武家社会の公文書用紙としてのお墨付きを得て以来、徳川幕府の終焉まで幕府御用紙として越前生漉奉書は日本一の紙として君臨しています。現在は浮世絵など木版画用として使われており、国の重要無形文化財に指定されています。

 

伝統的な越前生漉奉書は手間を惜しまない古来からの製法に特色があり、良質原料(楮)の選定、手打ちによる叩解や「紙出し」の工程に代表される入念な原料処理、時間をかけたゆるやかな抄紙、板干しの乾燥法などが特徴です。

 

この紙は全ての工程に手間を惜しまずこだわり抜き、正しい和紙観のもとに連綿と漉き継がれています。「この紙一筋」「一切の手抜きなしに古くからの製法を守り続ける」岩野市兵衛氏の漉く奉書紙は伝統の象徴と言えるでしょう。

 

 

日本の誇るべき伝統的和紙文化と紙産業、

そして崇敬する紙祖神と祭りを後世へと継承する事は、私たちにとって重要な使命であると思います。今ここに1300年を記念して永い歴史の1ページに足跡を残したい!!!

 

 

祭りの伝承を担い手に。

大祭記念事業のご紹介とご支援のお願い。

 

「美しい日本の歴史的風土100選」にふさわしい「神と紙の郷」を立派に保持し、後世に伝えるため、1300年大祭を機に以下の諸記念事業を進行中です。

 

奥の院整備事業

 ・拝殿改築及び石段改修工事

 ・ひじり屋の改修工事 その他

奥の院周辺整備事業

 ・「ふるさと文化財の森」(檜林)の整備

 ・大滝城跡の保全事業

下宮

 ・摂社の再建事業

社務所兼交流会館の改築工事

宝物殿の改修工事

その他

奥の院整備事業

 

下宮摂社再建事業

 

下宮摂社再建事業

 

今回のプロジェクトではみなさんからご寄付を頂いて、大祭にまつわる事業(神社整備、祭りの運営や祭事)の資金として活用させて頂きます。製作する浮世絵木版画は、木版・和紙・下絵共に最高の技術を用います。

 

1000年の保存性を持つ伝統和紙に祭りの様子を刻み込み後世に伝えます。
ご支援を頂いたみなさまには、紙幣の神様でもあるゆえの金運のご加護がもたらされる事でしょう。

又、本邦紙業界の更なる繁栄の拠り所となるでしょう。

 

ご支援をよろしくお願いいたします!

1300年大祭記念 木版画限定リターン  (60個)

 

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画像は完成イメージです

 

・正面から見た神社下宮本殿
・神社の前身である大瀧児権現(大瀧寺)創建の由来とも言える、白山の三山信仰をモチーフにした奥の院(上宮)の山並み
・神輿を担ぐ駕輿丁衆(かよちょうしゅう)

を浮世絵で表現した木版画です。

敬神家の方々に日々参拝をして頂ける様に、本殿を正面から見た構図といたしました。

【浮世絵木版画の製作について】
 浮世絵版画の復刻と技術の伝承に実績のある、アダチ版画研究所 協力のもと、人間国宝・岩野市兵衛氏 が漉く和紙(越前生漉奉書)を使用し製作いたします。

 

【浮世絵絵師について】

アートディレクターとして数々の広告デザインを手がけ、神輿好きから、渋谷金王八幡宮例大祭のポスターなども手掛けた実績を持つ市田誠仁(いちだまさひと)氏 ( 株式会社フロンテッジ )が担当いたします。

【受賞歴】日経広告賞最優秀賞、毎日広告デザイン賞優秀賞、JRポスターグランプリ銀賞・銅賞、Tokyo Art Directors Club 入選 など

 


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