支援総額
目標金額 6,000,000円
- 支援者
- 106人
- 募集終了日
- 2024年6月30日
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- 950,000円
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- 現在
- 1,620,000円
- 支援者
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- 残り
- 60日
プロジェクト本文
NPO法人博多織技能開発養成学校(博多織デベロップメントカレッジ)は、経済産業大臣指定伝統的工芸品「博多織」についての学びを基礎に、伝統工芸の新たな価値創造を担う人材の育成を行う機関です。2006年4月の開校以来、伝統に縛られない自由な発想で、未来に向け、世界を目指す伝統工芸作家・事業者として羽ばたく能力を養成すべく、学校運営を行っています。
これまでに80名以上の卒業生を輩出してきましたが、近年研修生の入学者数が減少傾向にあります。また博多織業界においても、事業者・従事者の減少傾向は歯止めがかからない状況にあり、若い世代への技術・事業継承が急務となっています。
現状を改善するために、様々な面から運営方法の見直しや諸経費節減に努めてまいりましたが、学校運営としても依然として厳しい状況が続いております。
今回のクラウドファンディングを通じて、学校を運営し、優秀な人材を育成していくために必要な資金をご支援いただくことで、博多織産地における製織技術の継承機運を高めたいと思っています。
博多織の手機が奏でるあたたかい音を絶やさないために、あたたかなご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。
博多織の担い手の危機
ページをご覧くださりありがとうございます。私たちNPO法人博多織技能開発養成学校(博多織デベロップメントカレッジ)は、経済産業大臣指定伝統的工芸品「博多織」についての学びを基礎に、伝統工芸の新たな価値創造を担う人材の育成を行っています。
伝統工芸の事業者・従事者の減少傾向は、依然として歯止めがかからない状況にあり、若い世代への技術・事業継承が急務となっています。
伝統工芸を地域資源として活用し、地域の活性化につなげている産地がある一方で、博多織産地は、需要の減少、後継者の不足、原材料・用具等の不足といった課題に直面し、伝統工芸の維持・存続に苦慮している状況にあります。
伝統工芸の現状
経済産業大臣指定伝統的工芸品の生産額は、平成28年度に1,000億円を下回って以降、漸減傾向にあります。また、従業員数も緩やかな減少傾向にあり、令和2年度は約5.4万人にまで減少しています。
博多織業界全体においても、事業者・従事者の数が減少しています。これまで博多織デベロップメントカレッジでは、80名以上の卒業生を輩出していますが、近年は研修生の入学者そのものの数が減少傾向にあります。
このままでは、貴重な伝統が失われ、次世代へ技術と情熱が伝わらない恐れがあります。
そこで、クラウドファンディングを実施することにより、新たな学生の募集や卒業作品展の開催、より良い学習環境を提供し、次世代の博多織職人の育成に繋げていきたいと考えております。
博多織デベロップメントカレッジについて
780余年の歴史がある博多織は、2000年代初頭、技能者の高齢化と後継者不在のため、後世への伝承が厳しい状況にありました。そんな中、2003年に小川規三郎氏(博多織デベロップメントカレッジ学長)が重要無形文化財「献上博多織」技術保持者(人間国宝)に認定されたことが好機となり、この危機的状況を打破するため、2006年4月に博多織技能開発養成学校(通称:博多織デベロップメントカレッジ)を設立しました。
開校以来、伝統に縛られない自由な発想で、未来に向け、世界を目指す伝統工芸作家・事業者として羽ばたく能力を養成すべく、学校運営を行っています。
博多織は、世界に誇れる日本の文化です。心に「潤い」や「癒し」を求め、「本物」を望む人々が増えている中、私たちは博多織の再生と再発展のカギを「後継者育成」に見出しました。博多織を支えるものは技能であり、技能の生命は何といっても「ひと」だと考えています。
入学した研修生は、2年間で3つの力「基礎力(博多織の伝統技術)」「総合力(顧客・事業の知識)」「教養力(博多の歴史・文化の知識)」を身につけ、将来的な起業に向けて基本となる手機博多織の技術、表現する図案のデザイン力、製品化する術を学びます。2年間の研修期間修了後は、更なる技術習得のために研究科生としてさらに3年間(1年ごとの更新)学ぶことができます。
その他にも、博多どんたくへの博多松囃子稚児舞に使用する曳台台幕の制作協力、福岡マラソンへの入賞者メダルリボン制作協力、つくりべデザインコンクールの開催(県内高校生対象)、博多織講座・施設見学および手機体験など、幅広く博多の歴史と博多織の魅力を広める活動に取り組んでいます。
クラウドファンディングについて
私たちは2024年4月に18期生を迎えるにあたり、世界に誇る博多織の伝統的工芸技術を研修生が習得し、未来に繋いでいくことができる環境を維持するため、クラウドファンディングに挑戦します。
カレッジの運営活動は、これまで主に研修生の学費と、国・福岡県・福岡市からの補助金、さらには賛助会員事業者からの寄付金等でまかなってきました。しかし、2016年頃より研修生数は減少傾向にあります。
この厳しい現状を改善するため、様々な面から運営方法の見直しや諸経費節減に努めてまいりましたが、依然として厳しい状況が続いております。
入学者の増加に向けた取り組み
・県内高校(14校)、短大専門学校(3校)、大学(1校)を訪問し入学者の勧誘を行いました。
・ホームページ、SNS運用、メディア等を活用し、一般の方々への周知を図りました。
・年間にわたりオープンキャンパス・プチオープンキャンパスを実施しました。
そこでこのたび、クラウドファンディングを活用することで、より多くの皆様に博多織デベロップメントカレッジの活動と意義を知っていただき、ご支援いただきたいと考えるに至りました。
皆様よりご支援をいただくことで、研修生の研修環境が維持されるだけでなく、将来的に本カレッジに高い関心と意欲を持つ学生を抜擢することが可能になります。
ものづくりに対する思いや発想に基づいて様々な講師と意見を交わし、事業者と連携して作品を製作すること等を通じて、後継者育成の推進を図るとともに、博多織産地における製織技術の継承機運を高めたいと思っております。
クラウドファンディング概要
■第一目標金額:600万円
■資金使途:博多織デベロップメントカレッジの運営費用の一部(新規学生の募集事業の費用、博多織求評会や卒業作品展の開催費用、2025年実施予定の機織場の移転費用)、クラウドファンディングの諸経費
※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行致します。
学生・職人からのメッセージ
光成七海(第16期・研究科生)
私は、母や祖母の影響で着物に興味を持ち、このカレッジに入りました。毎日、自分の考えた図案を意匠したり、たくさんの色見本を見ながら染め出しを行っていくうちに愛着が湧き、帯が織りあがった瞬間は達成感を感じます。日々精進して、少しずつですが手織の技術も向上してきています。また、織り以外でもデザインや商品開発の授業を受け、帯以外の博多織をデザインしています。
今は、求評会(毎年11月に承天寺で行われる博多織新作発表会)や卒業作品展(毎年2月〜3月)での作品展示を目標として作品作りに取り組んでいます。ぜひ、求評会や卒業作品展にご来場ください。お待ちしています。
中原希(第16期・研究科生)
祖母が浴衣を着付けてくれたことがきっかけで和服に興味を持ち、いつか自分の手で織りあげた帯や着物を身につけてみたいと思い、このカレッジに入学しました。カレッジでは”デザイン”から”織る”までを学んでいます。私は意匠という、デザインをデータ化する授業に興味があり、日々研鑽を積んでいます。求評会や卒業作品展等で私たちの作品を見ていただくことができます。ぜひ一度足を運んでいただけたらと思います。
ごあいさつ
私たちは、NPO法人博多織技能開発養成学校(通称:博多織デベロップメントカレッジ)の一員として、博多織のさらなる発展に向け、伝統と未来を担う人材育成に情熱を注いでいます。今回、皆様にお声をかけ、私たちの思いを知っていただき、共に歩んでいただくことを心よりお願い申し上げます。
当校は、博多織という素晴らしい伝統工芸品を次世代に引き継ぐために設立されました。私たちは、2006年の開校以来、伝統に縛られない自由な発想で、未来に向け、世界を目指す伝統工芸作家・事業者として羽ばたく能力を養成すべく、日々努力してまいりました。しかし、現在私たちが直面している課題を直視せずにはいられません。近年、研修生の入学者数が減少し、博多織業界全体においても事業者・従事者の数が減少しています。このままでは、貴重な伝統が失われ、次世代への技術と情熱が伝わらない恐れがあります。入学者や従事者が減少するいまこそが、カレッジが必要なのです。
私たちは、この課題に打ち勝つために様々な取り組みを行っています。しかし、経済的な面において、現状を打破するには限界があるのが現状です。そのため、新たな道を模索し、皆様のご支援を求める次第でございます。
クラウドファンディングを通じて、私たちの活動と使命を知っていただき、そして共感いただけることを願っております。ご支援いただいた資金は、新たな学生の募集や卒業作品展の開催、より良い学習環境を提供し、次世代の博多織職人の育成に繋げて参ります。
私たちは、皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。博多織の伝統を守り、未来に繋げるために、共に力を合わせましょう。心より感謝申し上げます。
NPO法人博多織技能開発養成学校
理事長 庄嶋健
応援のメッセージ
岡幸二郎(ミュージカル俳優)
博多織…木、火、土、金、水の五行説からなり、「献上」と名のつく、織り自体に意味と歴史がある我が福岡が誇る織物です。
日本の伝統工芸は後継者不足でその「技」が少しずつ衰退しています。
そんな中「博多織デベロップメントカレッジ」でこの伝統博多織を存続させるべく、後継者の育成を目指しクラウドファンディングを行うとの事。
ここから伝統を守りながら革新に繋がる技術者が出る事を祈ります。
織り機の音が博多の街から消えない為にも。
五島久(株式会社福岡銀行頭取)
博多の伝統工芸を応援します。
頑張ってください!
JILLE(シンガーソングライター)
博多織という素晴らしい伝統工芸に感動をもらっている私達が出来る事は。 現状を知りシェアする、そして、未来に繋ぐお手伝いをすることなんだと思います。 "手機の音を未来に残そう!"
片岡孝太郎(歌舞伎俳優)
着物を着る仕事をしている 片岡孝太郎です。 皆様は、日本の正装、着物を着る機会がございますか? 実は私達歌舞伎役者でも 普段は洋服を着る機会の方が多いです。 しかし着物は稽古着、楽屋着、衣裳、紋付き袴などなど 仕事の折には必ず着用いたします。 着物は民族衣装、日本古来のものです、世界の民族衣裳の中で自国の民族衣装を自身で着られない、持っていない民族があるでしょうか? 需要と供給と言ってしまえばお仕舞いですが着物は文化です その中でも名だたる「博多織」 皆さんのお力で是非日本の文化 「博多織」を見直し応援して下さる事をせつに願っております。
Sarah Àlainn サラ・オレイン(アーティスト)
『手機の音』
目の前に広がる、「和」の風景。
和の音色。和のリズム。
そんな、博多の伝統工芸の鼓動を、これからも日本へ、世界へ、響き渡るために。
大切な文化、掛け替えのない『音』を奏でていく「人」をサポートします。
プロジェクトに関するご留意事項
※ご支援確定後の返金やキャンセルはご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。
※本プロジェクトのリターンのうち、有効期限を設けている体験型のリターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 副理事長 中村 信喬(特定非営利活動法人 博多織技能開発養成学校)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
博多織デベロップメントカレッジの運営費用の一部(新規学生の募集事業の費用、博多織求評会や卒業作品展の開催費用、2025年実施予定の機織場の移転費用)
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プロフィール
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リターン
10,000円+システム利用料
クラウドファンディング限定ポストカード
●クラウドファンディング限定ポストカード
●お礼のメール
●公式ホームページへお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 26
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
30,000円+システム利用料
博多織献上手ぬぐい
●博多織献上手ぬぐい
●お礼のメール
●公式ホームページへお名前掲載(希望制)
●クラウドファンディング限定ポストカード
※画像はイメージです
- 申込数
- 10
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
10,000円+システム利用料
クラウドファンディング限定ポストカード
●クラウドファンディング限定ポストカード
●お礼のメール
●公式ホームページへお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 26
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
30,000円+システム利用料
博多織献上手ぬぐい
●博多織献上手ぬぐい
●お礼のメール
●公式ホームページへお名前掲載(希望制)
●クラウドファンディング限定ポストカード
※画像はイメージです
- 申込数
- 10
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月