「わっしー号」が検査を終え、運行を続けることができました!
皆様からのあたたかいご支援により、クラウドファンディング
❝わ鐵❞の次なる100年へ:「トロッコわっしー号」を皆で応援!プロジェクト
は、無事に終了することができました。
支援者様からのご支援はもとより、わたらせ渓谷鐵道を大切に思ってくださる方々の心温まるメッセージにも触れることができ、感謝の念に堪えません。
現在、わっしー号は61日間に及ぶ検査を終え、8月1日から、また、たくさんの笑顔を乗せ、元気に、渡良瀬渓谷を走っています。川面からの涼しい風をいっぱいに浴びながら…
皆様も、ぜひ、元気なわっしー号に会いに来てください。
本当にありがとうございました。
なお、皆様からご支援をいただいた「トロッコわっしー号」の車両検査の実施状況は、
5月17日(月)に検査を開始し、7月16日(金)の試運転で最終チェックを行うまでの61日間に及び実施いたしました。
検査結果につきましては、特に問題はなく、交換部品も新調され、また元気なわっしー号に生まれ変わりました。
また、皆さまからご支援頂いた資金はお約束したとおり、「トロッコわっしー号」の検査費用と運行継続のための運営費用の一部に使用させていただきました。
リターンにつきましても、しっかり対応させていただいております。
ありがとうございました。
【皆様のご支援を受け、お腹の中まで隅々検査され、気持ち良さそうなわっしー号】
【皆様のご支援により車輪もピカピカに新調され嬉しそうなわっしー号】
【皆様の大きなご支援を受け、誇らしげに試運転に臨むわっしー号】
令和2年2月以降、新型コロナウイルス感染症は、急速にその拡大が深刻化し、わたらせ渓谷鐵道では、トロッコ列車の運休、イベントの中止など余儀なくされ、大きな打撃を被りました。
その後も、各種ガイドラインに基づく、感染防止対策の徹底により、トロッコ列車の運行などを再開いたしましたが、外出自粛の要請が相次ぐ中、依然としてお客様の回復は見込めない状態が続いております。
一方で、交通事業者としての責務を果たすため、沿線地域のお年寄りや子供たちの足を守るため、お客様や社員の感染防止対策の徹底を図りながら、鉄道の運行継続に努めております。
こうした中、新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、令和2年度の輸送人員は前年度比35.4%減、運輸収入は44.9%減という厳しい結果になりました。
このような状況の中、収入の柱である「トロッコわっしー号」が車両検査を迎えることから、多額の検査費用をどのように捻出するか、大きな問題となっておりました。
最終的には、わたらせ渓谷鐵道を大切に思ってくださる方々、トロッコわっしー号が大好きな方々に応援を頼んでみようということになり、クラウドファンディングに挑戦することといたしました。
当初は、車両の検査費用という経費を果たして支援してもらえるのだろうか?不安な気持ちでいっぱいでした。
ところが、すぐに不安は払しょくされました。多くの方々から、温かいメッセージとともに、たくさんのご支援をいただき、励まされ、前を向いて走り出すことができました。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
コロナウイルス感染症の早期の終息により、以前のような、子供たちのにぎやかな声、満面の笑顔で溢れんばかりのわっしー号がまた帰って来ることを願ってやみません。
わたらせ渓谷鐵道株式会社
代表取締役社長 品川知一