今日5月28日(いつの間にか残りわずかとなってしまいましたが…)は月経衛生の日です。

 

月経に関してどんな課題があるのか、エチオピアとインドの事例をご紹介したいと思います。

 

だんだん授業についていけなくなってしまいます

エチオピアに住むロマンさんをはじめとする女の子たちは、月経の期間中、男子生徒から嫌がらせを受けて不愉快な思いをするのを避けようと、学校を休んで家にいます。

 

「私の夢は医者になること。一生懸命に勉強すれば、この夢は叶えられるはずです。でも、女の子は欠席したあと、授業についていけなくなることがよくあります。そのうち、だんだんと勉強の遅れを取り戻せなくなってしまうのです。」

 

ウォーターエイドはロマンさんが通うエチオピアの高校に給水設備とトイレを設置。さらに学生、先生、保護者に向けた月経についての衛生教育に取り組みました。また、地域の女性を対象に洗濯が可能な布製の生理用ナプキンを低コストで作る方法、さらにそれらを販売して収入を得る方法を学ぶワークショップを行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私たちの社会には、月経についてのタブーや誤解がたくさんあります。そのため、何の準備もしないまま初潮を迎えることになるのです。苦労しながら学んでいます。」

 

学校に来ることができませんでした

インド・カルナタカ州のほとんどの学校では、給水設備を利用することができておらず、生徒たちは毎日家から水を持ってきていました。しかしたいていの場合水は1日もたず、飲み水以外に利用することはできません。トイレで水が利用できないため、女の子たちは月経がはじまると学校を辞めざるをえませんでした。

 

ウォーターエイドの活動によって給水設備と手洗い場が設置され、女の子たちの生活は大きく変わりました。出席率が伸び、辞めた子たちも戻ってこれるようになりました。

 

「安全な水が利用できないために学校を辞めた生徒の家を、先生とスタッフが一軒一軒まわり、もう一度学校に通えるよう親を説得しました。」と校長のアマラッパ先生は言います。

 

基本的な設備が整うだけで、女の子たちの出席率は大きくあがります。月経があることで学校に通えなくなってしまうなんて、あってはならないことです。

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