インドにおける月経のタブー

こんばんは、ウォーターエイドジャパンの立花です。ご支援いただいた皆さま、応援してくださっている皆さま、記事をお読みいただいている皆さま、本当にありがとうございます。

 

月経は女性にとって自然で健康的なプロセスですが、インドでは月経について話すことがタブーとされてきたことから、正しい情報や知識を得ることが難しい状況にあります。そのため多くの場合、女性にとって月経は恐怖です。

 

50歳のガンガさんと、娘のミーナクシさん。月経中に鏡を見てはいけない、というのは、インドに数多くある月経にまつわるタブーのうちの一つです。

 

さらに娘のミーナクシさんは月経中、キッチンに入ってはならず、家族とともに寝ることも許されていません。

 

右の女性は16歳のリティカさん。リティカさんもミーナクシさんと同様に月経中キッチンに入ることも、家族と一緒に眠ることも許されていませんでしたが、今では気にしていません。

「月経について学んだことで、タブーと言われてきたいくつかのことに従うのをやめました。徐々に信じる必要がないと思われることはやめていく予定です。」と、リティカさんのお母さんとおばあさんが話してくれました。

 

 

ウォーターエイドは、少しずつでも、月経についての正しい知識を得て、月経について話す機会が持てるよう、活動を行っています。