ダウン症児に特化した新しい形の放課後等デイサービスを開設したい!

支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 20人
- 募集終了日
- 2025年11月17日

子宮体がん再発後も、妊娠の可能性を守るための挑戦。臨床研究の継続へ
#医療・福祉
- 現在
- 9,642,000円
- 支援者
- 324人
- 残り
- 25日

「肢体不自由があっても、思いっきりスポーツをエンジョイしたい!!」
#スポーツ
- 現在
- 257,000円
- 寄付者
- 20人
- 残り
- 11日

ぬるぬるのお引越|万博・落合陽一 null²パビリオン次なる場所へ
#ものづくり
- 現在
- 216,626,000円
- 支援者
- 12,277人
- 残り
- 30日

児童養護施設平安養育院|子どもたちの「もっと遊びたい!」を叶えたい
#子ども・教育
- 現在
- 8,945,000円
- 寄付者
- 139人
- 残り
- 9日

福祉・入院患者のための訪問・自宅ネイルサロン開業支援プロジェクト
#子ども・教育
- 現在
- 0円
- 支援者
- 0人
- 残り
- 41日

子どもや家族の孤立を防ぐ。多機能・都市型の支援拠点モデルを福岡から
#まちづくり
- 現在
- 9,952,000円
- 寄付者
- 349人
- 残り
- 37日

夢育てメンバー & 夢育て農園メンバー 募集
#子ども・教育
- 総計
- 57人
プロジェクト本文
自己紹介
はじめまして。『特定非営利活動法人ファーナウ21』と申します。
2025年7月より、福岡県春日市にてダウン症児、神経可塑性に特化した発達支援教室ピコルアを運営しております。
『神経可塑性』とは長年アメリカで臨床経験に基づいた感覚統合のプログラムです。脳神経が外的刺激や経験に応じて柔軟に変化し、新しい機能を獲得することです。子どもたちの脳神経はまだまだ発達の途中段階であり、非常に柔軟性に富んでいます。
身体マッサージや五感(視覚、嗅覚、味覚、触覚、聴覚)への刺激を用いることで神経をつなげ、子どもの成長発達のための土台作りを行っていきます。このメソッドは繰り返し行うことで神経をつなぐ作業です。
その神経可塑性を軸に、当事業所は3つの柱で支援を行っています。
- 神経可塑性メソッド
- 身体の土台を育てるアプローチ
- 感覚統合あそび
これらはすべて、『脳と神経を正しくつなぐ』ためのアプローチです。また、事業所だけではなく、ご家庭でもスキンシップの一環として継続して取り組むことが出来るよう、保護者の方向けに支援のフィードバックや啓蒙活動にも力を入れています。
「ダウン症児の持つ無限の可能性を信じ、その可能性を最大限に引き出す」
この言葉を理念に掲げていますが、単なるスローガンではなく、心の底からの願いです。
それは、実際にダウン症児に対する育児や、療育スタッフとして長年ダウン症児と向き合ってきた中から、ダウン症児の持つ無限の可能性を伸ばす場所の不足を痛感したからです。
既存の既存の放課後等デイサービスにも、様々な特色やプログラムがあります。
しかし、ダウン症児の専門的な療育は発達障がいや知的障がいなどの障がいを持つ子どもたちを対象とした放課後等デイサービスでは難しいと感じております。ダウン症児の特性に合わせた専門的な療育は”ゆっくりと”、”でも確実に行う”ことが必要だと考えています。
そこで、当法人は専門的知識と理論、そして療育経験を兼ね備えた”ダウン症児専門療育のスペシャリスト”と自負できるよう、神経可塑性やMBL(MovementBasedLearning),感覚統合などの研修や実務経験を積み重ねてきました。
準備が整いましたので、2026年に福岡県福岡市にて放課後等デイサービスを開業する運びとなりました。
しかしながら、安心・安全と何よりしっかりとした療育を行うための物件の初期費用、スタッフの研修費や療育グッズの購入等、開業までには現実的な資金面での問題も出てまいりました。
そこで今回、クラウドファンディングというかたちで皆様のお力をお借りしたく、広くご支援をお願い申し上げます。
ダウン症候群の子どもたちの輝かしい未来のため、無限な可能性を広げていくため、そのような場所を皆様と一緒に作り上げていたいと願っております。
どうか温かいご支援・ご尽力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
-理事長からのメッセージ-
鈴木麻未│理事長
私自身、ダウン症候群の子を授かりました。
子どもが生まれてこれまで、療育や教育・福祉制度など、生活するうえで必要な情報をインターネットや本で収集し、役所や病院に得た情報が合っているか問い合わせをし、確認する作業の繰り返しでした。
子どもが生まれて生活が一変したことに加え、「子に障がいがある」と診断された親にとってこの労力はかなり身体的にも精神的にも負担が大きく、不安定な時期を過ごしました。
障がい児育児は孤独を感じることが多い思いました。
同じ障がいを持つ子の親同士がつながり、情報の共有ができ相談できる場所があるだけで、親にとっても、子にとっても安心できる状況だと思います。
私たちは、ダウン症候群と診断され、知的・身体的な障がいを有する子どもたちが安心して成長し、自立した生活を営むために、子どもたちが適切な支援を受け、健やかに成長できる環境を整えることを目的に、特定非営利活動法人を設立し、ダウン症候群に特化した放課後等デイサービスを設立することを決意しました。
この法人の設立により、ダウン症候群の児童の課題に対して、児童自らの可能性を最大限に発揮できる環境を整え、地域社会全体がその成長を支える基盤を築くことを目指しています。
私たちの活動が地域社会に広がり、子どもたちの未来に寄与することを切に願い、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
プロジェクトに至った経緯
ダウン症児の保護者が直面する課題と心の声
ダウン症児を育てる保護者の方々は、多くの課題に直面しています。その中でも切実なのが、
「成長に合わせた適切な療育場所が少ない」
という問題です。
ある保護者の方は、小学校に入学する際、近隣の放課後等デイサービスを何件も訪ねたそうです。しかしどの施設も様々な特性を持った児童が在籍しており、ダウン症児への対応は特筆したものがないとの印象だったそうです。「うちの子は集団行動が苦手で、言葉の発達もゆっくり。
でも得意なことはたくさんあるのに、それを伸ばせる場所がない。」と、お子様の成長の可能性を信じつつも、その可能性を引き出す方法が、場所がなく途方に暮れていたとご相談を受けました。
また別の方は、”ダウン症児”というだけで放課後等デイサービスの利用を再検討するように促され、「これまでの積み重ねがなくなってしまうのではないか」「娘の発達が停滞してしまうのではないか」と、不安と焦りを強く感じたとおっしゃっていました。
これらの声は、ダウン症児の特性に合った専門的な療育を受けられる場所が圧倒的に不足している現状を物語っています。保護者の方々は、お子様の成長を願う一方で、どこに相談に行けば良いのかわからず、孤立し、無力感を感じています。
ダウン症児専門療育のスペシャリストたち
私たちは、この問題を解決するためにダウン症児の専門療育に特化したスペシャリストを目指しています。
スタッフは、児童福祉施設に長年在籍し、発達段階を深く理解し、身体的だけでなく心の成長にも寄り添う看護師や、元小学校の校長先生は読み書きや、コミュニケーションのスペシャリストで、言葉の世界を広げます。
他にも、感覚統合を促すあそびを専門的に学び、特にあそびを通した言語・認知発達の専門家である保育士や、ダウン症児や自閉症児を育児している当事者として心境を深く理解し、保護者の方々の不安や悩みに寄り添い、具体的なアドバイスを提供できるスタッフもいます。
この個々の特長を生かしつつ、さらにダウン症児の知見を様々な研修や、神経可塑性を意識した支援プログラムにて、単に「預かりの場」ではなく、ダウン症児の特性を理解し、「個々の成長に合わせた専門的なプログラムを提供する場」としていきます。
他の放課後等デイサービスとの違いとダウン症児の成長に効果的な3つの理由
1,ダウン症児に特化した専門性
これが最大の、そして最も重要な違いです。多くの放課後等デイサービスが、様々な発達障がいのお子様を受け入れているのに対し、当法人の事業所はダウン症児に特化した療育を提供しています。
・専門家チームの構成で、多角的な視点からダウン症児の特性を深く理解しているスタッフが集まっています。
・脳や身体の発達を促す科学的な手法に基づいた専門的な療育プログラム「神経可塑性メソッド」や「MBL(MovementBasedLearning)」を導入します。これは一般的な放課後等デイサービスでは見られない専門性の高い取り組みです。
2,身体的・感覚的な発達に焦点を当てたプログラム
ダウン症児特有の身体的な特性を考慮したプログラムが中心です。
・体幹や粗大運動を鍛えるあそびを通して、身体のコアとなる部分を鍛えるプログラムが充実しています。これはダウン症児が持つ筋緊張の低さ(低緊張)をサポートし、その後の運動機能や姿勢の発達を促す上で非常に重要です。
・様々な素材に触れる感覚あそびや、追試運動を通じて、五感(視覚・嗅覚・味覚・触覚・聴覚)を刺激し、脳と身体のつながりを強化する感覚統合あそびを積極的に取り入れます。
3,当事者意識を持った保護者支援
実際にダウン症児の育児を経験している保護者が理事長をはじめ、スタッフとして在籍しています。この当事者としての視点が、他の放課後等デイサービスにはない、より深い保護者支援につながります。
・当事者だからこそダウン症児の保護者としての不安や悩みを理解し、具体的なアドバイスや精神的なサポートを提供できます。
・事業所での療育だけではなく、自宅でも継続して取り組めるプログラムや情報を提供することで、子どもと保護者がともに成長できる環境を整えます。
プロジェクトの内容
目標金額:100万円
集めた資金の使い道:
皆様からいただいたご資金は
- 療育グッズ制作、購入にかかる資金
- 安全に遊べる療育設備の導入
上記2点に活用させていただきたいと考えております。
資金といたしましては上記のように使わせていただきますが、今回のクラウドファンディングは単なる「資金調達」だけが目的ではございません。
この当法人のプロジェクトを多くの方々に知っていただくことで、ダウン症児の可能性を社会に広めるきっかけとしたい!支援者の方々と一緒に未来のインクルーシブな社会を創り上げていきたい!という想いも込めさせていただいております。
ダウン症候群の子どもたちの輝かしい未来のため、そして無限の可能性を広げていくため、そのような場所を皆様と一緒に創り上げていきたいと願っております。
どうか温かいご支援・ご尽力賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
なぜ、今クラウドファンディングが必要なのか?
今、私たちがクラウドファンディングに踏み切るのには、明確な理由があります。
私たちの専門的な療育プログラムを提供するためには、専門的なグッズや、安全に遊べる設備の導入が不可欠です。しかしこれらの設備は高額であり、現在の資金だけでは不十分です。
特に私たちの施設はダウン症児に特化しているため、一般の放課後等デイサービスとは異なるニーズがあります。例えば、体感を鍛えるための特殊なマットや、感覚を刺激する教材などは、高額なものが多く、一括でそろえることが困難です。
このままでは開所時期を遅らせるか、プログラムの質を下げざるを得なくなります。しかしそれでは、『今すぐにでも適切な保育を必要としている子どもたち』とその『保護者』の方々の期待に応えることはできません。
私たちは、「無限の可能性を秘めたダウン症の子どもたちに、今、最高の環境を提供したい!!」という強い想いを持っています。子どもたちが適切な療育を受けられるかどうかが、将来の自立や社会参加に大きく影響します。
ダウン症児の保護者の方々の「どこに行けばいいの、、、」という切実な問いに応えるために、そして、子どもたちが持っている無限の可能性を花開かせるために、皆様からのご支援を心からお願い申し上げます。
今後のビジョン・展望
今後のビジョン・展望としましては、利用されるお子様・保護者の方々・職員全員が安心・安全に過ごせる環境を整えるとともに、専門的な質の高い療育を提供できるように努めます。
また、保護者の方々にとっての、「相談場所」「交流の場」としての役割も担っていきたいと考えております。育児の悩み相談や何気ない会話が、『1人じゃないんだ、、、』という保護者支援にもつながっていくはずです。
まだまだ生まれたての事業所です。
だからこそ可能性は無限にあります。
ダウン症児のお子様たちも、そして私たちファーナウ21も今後必ず大きく羽ばたいてまいりますので、厚くご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
※プロジェクトページ内に使用している画像について、保護者様より掲載許諾取得済み
- プロジェクト実行責任者:
- 鈴木麻未(ファーナウ21)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年1月1日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
今回の100万円で放課後等デイサービスの療育に必要な物品・設備購入費に充てます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 福岡市にて放課後等デイサービスを行うにあたっての「児童福祉法に基づく障害児通所支援事業所の指定」。 (9月3日に事前協議を行い、10月31日までに書類一式を提出完了し、1月1日に指定取得予定。)
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プロフィール
私自身、ダウン症候群の子を授かりました。 子どもが生まれて、療育や教育・福祉制度など、生活する上で必要な情報をインターネットや本で収集し、役所や病院に得た情報が合っているか問い合わせをし、確認する作業の繰り返しでした。子どもが生まれて生活が一変するのに加え、「障がいがある」と診断された親にとってこの労力はかなり身体的にも精神的にも負担が大きく、不安定な時期を過ごしました。 障がい児育児は孤独を感じることが多く、同じ環境の親同士が繋がり、情報の共有や相談が出来る場所があるだけで、とても安心出来る状況だと思います。 そのため当法人ではダウン症候群の児童の課題に対して、自らの可能性を最大限に発揮できる環境を整え、地域社会全体が成長を支える基盤を築くことを目指します。 私たちの活動が地域社会に広がり、子どもたちの未来に寄与することを切に願い、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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リターン
3,000円+システム利用料

・お礼のメール│3000円コース
皆さまのご支援は、単なる資金ではありません。
それは、私たちが目指す「ダウン症のある子どもたちの可能性を広げる」という夢への、確かな後押しとなります。
皆さまのご期待に応えられるよう、スタッフ一同、より一層尽力してまいります。
そこで簡単ではございますが、開設した暁には、事業所の様子などの写真を添付したお礼のメールをお送りしたいと考えております。
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
5,000円+システム利用料

・お礼のサンクスレターコース
皆さまのご支援は、単なる資金ではありません。
それは、私たちが目指す「ダウン症のある子どもたちの可能性を広げる」という夢への、確かな後押しとなります。
皆さまのご期待に応えられるよう、スタッフ一同、より一層尽力してまいります。
そこで簡単ではございますが、開設した暁には、子どもたちと一緒に作成したお礼のサンクスレターをお送りしたいと考えております。
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
3,000円+システム利用料

・お礼のメール│3000円コース
皆さまのご支援は、単なる資金ではありません。
それは、私たちが目指す「ダウン症のある子どもたちの可能性を広げる」という夢への、確かな後押しとなります。
皆さまのご期待に応えられるよう、スタッフ一同、より一層尽力してまいります。
そこで簡単ではございますが、開設した暁には、事業所の様子などの写真を添付したお礼のメールをお送りしたいと考えております。
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
5,000円+システム利用料

・お礼のサンクスレターコース
皆さまのご支援は、単なる資金ではありません。
それは、私たちが目指す「ダウン症のある子どもたちの可能性を広げる」という夢への、確かな後押しとなります。
皆さまのご期待に応えられるよう、スタッフ一同、より一層尽力してまいります。
そこで簡単ではございますが、開設した暁には、子どもたちと一緒に作成したお礼のサンクスレターをお送りしたいと考えております。
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
プロフィール
私自身、ダウン症候群の子を授かりました。 子どもが生まれて、療育や教育・福祉制度など、生活する上で必要な情報をインターネットや本で収集し、役所や病院に得た情報が合っているか問い合わせをし、確認する作業の繰り返しでした。子どもが生まれて生活が一変するのに加え、「障がいがある」と診断された親にとってこの労力はかなり身体的にも精神的にも負担が大きく、不安定な時期を過ごしました。 障がい児育児は孤独を感じることが多く、同じ環境の親同士が繋がり、情報の共有や相談が出来る場所があるだけで、とても安心出来る状況だと思います。 そのため当法人ではダウン症候群の児童の課題に対して、自らの可能性を最大限に発揮できる環境を整え、地域社会全体が成長を支える基盤を築くことを目指します。 私たちの活動が地域社会に広がり、子どもたちの未来に寄与することを切に願い、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。













