「おはぎ」・・・地域によっては「ぼたもち」とも言いますね。

通常は、お彼岸の3月21日に頂くものです。

 

10月のある日、「おはぎ」を見て、ふと、思い出しました・・・。

 

 

私の祖母ウメは、14年前の3月20日、お彼岸の日、

叔父一家が私の祖母の実家を訪れるとのことで、

早朝6時に起きました。

 

地下室にある箱から小豆を取り出して、

それをコンクリートの階段6段を登り、台所に向かう・・・

はずでした・・・。

 

 

前日、北の大地、札幌での吹雪の中を

往復4kmものお寺さんまでの道のりを、歩いた祖母。89歳。

健脚そのものです^^。

 

あのことがなければ、

おそらく100歳は軽く超えて、今でも元気で いたことでしょう。。。

 

 

そして、4km を歩いた、健脚ぶりを発揮した

その翌朝であったにもかかわらず、

祖母は、その階段を下から3段目の所で、たまたま足を滑らせてしまい、

しかし、コンクリートに頭を撃ちつけてしまったのです・・・。

 

 

午前9時、遅く起きてきた、同居をしていたもう一人の叔父せいいち。

母親(私にとっての祖母)の姿を探すも、見つからず・・・。

 

「もしや・・」と思い、下りていった地下室で倒れていた祖母を、

見つけました・・・。

 

せいいちは驚いて、救急車で病院に担ぎ込みましたが、

時既に遅く、祖母は頭を強打しており、そのまま息を引き取りました・・・。

享年89歳でした・・・。

 

 

「朝、早起きなんて、しなければ・・。」

「一人で、まだ寒い地下(室温0度以下)なんて、行かなければ・・。」

 

 

「・・・でも、きよちゃん(叔父)家族が来るのを、

ばあちゃんは、楽しみにしていたのでしょうね・・・。

だからこそ、お彼岸だから、

【おはぎ】を作って、もてなそうとしていたのでしょうね・・・。」

 

 

しばらくの間、

私にとって、

見るのもつらくて、食べることができなかった【おはぎ】・・・。

 

ふと、この事を思い出して、友人と入った店で、

先日、一口食べてみました・・・。

 

 

あまい・・・。  おいしい・・・。

 

 

・・・・ウメばあちゃんのにおいが、しました・・・。

 

 

順子母さんもさることながら、

ウメばあちゃんも、童謡が好きだったなあ・・・。

 

 

私にとって 【童謡】 は、

子どもの頃に歌ってもらった、

そんな ウメばあちゃんの大好きだった「うた」 なのです・・・。

 

ばあちゃんの、想いがこもった「おはぎ」と、共に・・・・。

 

 

 

 

 

 

新着情報一覧へ