本企画も残り6日となりました。応援いただいております皆さまに、心から感謝申し上げます。

 

さて、山口大学共同獣医学部では3月20日に卒業式が執り行われ、 第1期生が明るい未来へ巣立っていきました。

 

本新着情報では、卒業生の長谷川友紀さんのメッセージをご紹介いたします。

 

私は今年の3月まで山口大学共同獣医学部の1期生として在籍していました。獣医師国家試験も無事に全員合格し、春からの社会人生活に心を弾ませております。

 

獣医師になるまでの6年間は長いようであっという間でした。専門的な授業や実習に追われる日々ではありましたが、そのおかげで自分が自信を持てる知識やスキルとなったと思います。また、学生生活も充実していました。山口という土地柄か、体を動かしたイベント(ソフトボール大会など)や飲み会の頻度が多く、同級生と夜遅くまで、時には青空の下で飲み交わしながら、将来のことや私生活のことを話し合いました。そのひと時が、より一層同級生との絆を深めてくれ、皆が良きライバルにもなりました。

 


獣医師を志すようになったのは小学生くらいの時で、動物病院の獣医さんになるのが夢でした。きっかけは私の飼っていたペットを診てもらった獣医さんへの憧れや、生き物についてもっと学んでみたいと思ったことです。いつか自分も臨床現場で動物を助けたいと思い獣医学部を目指しました。

 

入学前の私が知っている獣医さん像はあくまで生き物との関わりしか持っていない職業でした。しかし、獣医師の職種の選択肢は多岐にわたり、臨床獣医師・公務員・研究員などと様々で、獣医師としての仕事を知れば知るほど、人との関わりがとても強い職業であることに気付かされました。例えば、臨床獣医師であれば、動物の命を救うことで飼い主さんの心も救うことができますし、公衆衛生に携わる獣医師であれば、食の安全・生産の向上や動物由来の病原体を防ぐことで人々の健康を守ることもできます。動物と関わりながら、こんなにも人と繋がることができるのは素敵な職業ではないでしょうか?

 

私は様々な職種がある中で、製薬会社の研究員になり、薬を通して人や動物の健康向上に携わりたいと考えています。卒業後の進路は入学当初の自分の夢ではありませんが、いつか研究員として自分が携わって世に出た薬が、臨床現場で多くの命を救う日が来るように努力していきたいです。

 

最後に、獣医師になるのは確かに大変ではありますが、国家資格を活かせる職業の選択肢がここまで広い職種は他にないのではと思います。人と動物の架け橋になれるのは獣医師しかいません。多くの学びと大切な同志をくれた山口大学での日々を通して、獣医師になれたことを大変嬉しく思います。

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