支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 392人
- 募集終了日
- 2024年6月30日
【隠岐・尾鷲・台湾】🗾🌎ヤマネで広がる学びの輪!👧👦
こんにちは、皆さん!
今日は、ヤマネ・いきもの研究所が実施している環境教育プログラムについてご紹介します。国内外の学校や団体と連携し、多様な自然環境を次世代に受け継ぐための教育活動を行っています。
学びの交流:日本と台湾の小学校
中条小学校と尾鷲小学校のオンライン発表会
2021年には、日本でヤマネを学んでいる島根県の中条小学校と三重県の尾鷲小学校の児童たちがリモートで学習成果を発表し合いました。
異なる環境で育ち、同じヤマネを学びつつも、異なるアプローチで学ぶ、子どもたちが交流し、お互いの学びを深める貴重な機会となりました。
隠岐の島でのヤマネ研究から教育:ヤマネで育む故郷愛

隠岐諸島の島後の最高峰の大満寺山。頂上では、たくさんのマムシがお迎えしてくれます。
この森にヤマネが生息しています

=2010年12月の島後の森

=調査開始後、約10年で発見した隠岐のヤマネ。「オキッチ」と命名された=

=アンテナを用いて ヤマネの休み場所を探す=
スペインの地中海に浮かぶマヨルカ島などに生息していたバイアレスヤマネは、約4000年前に拡大する人の活動で生態系が破壊され滅んでしまいました。
島根県の日本海にある隠岐の島(島後)は、ヤマネの生息地です。日本の離島で唯一、ヤマネが生息しているのが隠岐の島です。
なぜ、この島にニホンヤマネは生息できてきたのだろう。遺伝子は本州のヤマネと同じなのだろうかと課題課題をもって、私たちは、約20年間、八幡さん、斎藤さん、野辺さん、教育委員会の方、たくさんの地域の方の協力をいただきながら、ヤマネ調査を行ってきました。
その結果、隠岐のヤマネだけの遺伝子集団が確認され、Mammal Studyに論文として遺伝子専門家の安田さんが中心となって発表してくれました。
また、行動軌跡や休み場所がわかってきたり、中条の子どもたちは、巣箱調査で繁殖期が秋であることなどを解明していきました。その研究過程の中で、同時に中条小学校児童にヤマネ学習を提供してきました。科学的な調査の魅力を体験してもらいたく、また、故郷の自然のおもしろさ、すごさをヤマネ調査体験を通して 知ってほしいと願い、継続してきました

=巣箱を造る子どもたちと先生方と地元の方=

=「巣箱は森の観察の窓口」蓋を開けると 森にいる動物たちが見えてくるんだ=

=隠岐の森は魅力いっぱい=

=巣箱をのぞく 中条小学校の児童。今日は何がいるかな?=

=巣が入っていたぞ!=
そして「愛郷」をテーマにした中条小学校の取り組みは、児童に故郷の自然を大切に思う心を育んでいます。
ヤマネのしおり
今回のクラウドファンディングの返礼品「ヤマネのしおり」は、中条小学校を卒業し、隠岐高校生となった生徒が「隠岐を象徴するもの」としてヤマネを提案し、作られたものです。今、隠岐の土産として販売されています。このように、ヤマネを通した環境教育が、故郷の誇りとしてヤマネを選ぶようになり、故郷を大切にする心を育んでいることに喜びを感じています。ヤマネって子どもの感性を豊かにする動物のようです。
【グッズで応援】ヤマネのしおり
中条小学校の児童からの手紙:2024年3月に、中条小学校の5年生と6年生の複式学級の児童たちが、素敵な手紙をくれました。温かい言葉をいくつか抜粋してご紹介します。
「ヤマネのことをたくさん知れました。私はこれからも森を大切に守っていきます。」
「ヤマネが好きになりました。」
「毎年、ヤマネで隠岐に来てくださりありがとうございました。これから中学になってもヤマネのことを調べていきたいです。」
「ヤマネの調査のとき、植物や生き物についてわからないことを教えてくださりありがとうございました。」
尾鷲小学校での実践教育:ヤマネから学ぶ自然との共生

=尾鷲の森 ここに 12月も1月の冬も活動するヤマネがいます=

=ヤマネの棲む渓流沿いの尾鷲の森=
尾鷲市は三重県南部に位置し、温暖な気候、豊かな森林、美しい海岸線、清らかな川など、豊かな自然環境に恵まれています。山と海が織りなす美しい風景と多様な生態系が見られるこの地域の山の森には、天然記念物であるヤマネが生息しています。
同時に南海トラフに面する尾鷲市は、これまで津波を被害を被ってきました。ですから、尾鷲市民にとり山に造る自動車専用道路は、「命の道」なので、道路開発とヤマネ保護と防災と街づくりについて学ぶSDGs教育を国交省と共に展開しました。

=自動車専用道路(高速道路)のサービスエリアの倉庫には、橋梁の部品が保管され、いざ災害時には防災基地となることを学ぶ児童=

=「ヤマネゲーム」で楽しくヤマネを核とした食物連鎖を体感する子どもたち=

=津波がきたとき、高台にある高速道路への入り口がある。それは蹴破ることのできる。
それで、教室でその模擬体験を行う子どもたち=

=森を分断した所にできたミエノワアニマルパスウェイとその下に植栽れた児童の育てた苗
その苗は尾鷲のヤマネが餌として利用する植物。シカの食害から守る白いカバーの中に苗が
同時に尾鷲小学校の児童は、尾鷲のヤマネの食べる樹の苗を育て、それらは、ヤマネトンネルやミエノワアニマルパスウェイに植栽され、子どもたち自身も環境保全に参画しました。
このようなことを通して、持続可能な地域づくりと自然との共生を学んでいます。
海を越えた学びの交流
台湾の成龍小学校との交流
2023年には、中条小学校と台湾の南にある成龍小学校とのオンライン交流授業が行われました。


=養殖の盛んな成龍村の食卓=

=世界から集った芸術家による 成龍湿地に造られたアート作品=

=成龍村のお祭り=
隠岐と成龍の子どもたちは、本田さんの通訳のサポートを受けながら、お互いの環境や文化について話し合い、自分たちの自然環境を見直す機会となりました。

台湾の東光小学校とのコラボレーション
2021年には、尾鷲小学校と台湾の台中市の東光小学校が、自然や食をテーマにオンライン交流を行いました。尾鷲小学校は地元の特産品や自然について紹介し、東光小学校は食農教育や田んぼの害虫についての学びを共有しました。
40年以上続く幼児から市民向け環境教育
ヤマネ・いきもの研究所の代表理事である湊は、約31年間にわたり、幼児から市民を対象とした環境教育を行ってきました。日本各地の自然、森の天然記念物であるヤマネ、里山と田んぼ、そして自然の恵みを生かした教育活動が続けられています。

=ヤマネのように逆ささまになろうや。やまね学校で=

=八ヶ岳では、ヤマネは雪の下で冬眠する。そのヤマネになりきろう。やまね学校で=
自然と共に生きるために
この活動を通じて、私たちは自然と共に生きる大切さを学び、次世代に伝えています。特に、未来を担う子供たちへの教育が重要です。彼らがヤマネや他の生き物たちを大切に思い、環境保護の意識を持つことで、持続可能な未来が築かれます。
恩師の言葉

=湊の動物研究と環境教育の恩師である青柳先生の言葉=
恩師への言葉

=青柳先生を思いながら 創った湊の言葉。ヤマネのがしぇっどぶっくの最後のページより=
森と共生する心を育む「ヤマネの学習」をテーマとして連載
書籍リンク:
リターン
3,000円+システム利用料

【リターン不要な方向け】全力応援コース|3千円
●お礼のメール
●終了レポート
※1度に複数口でのご支援も可能です
- 申込数
- 218
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
10,000円+システム利用料

【リターン不要な方向け】全力応援コース|1万円
●お礼のメール
●終了レポート
●HPにお名前掲載(希望制)
●ヤマネの画像データをプレゼント
●ヤマネの観察動画をプレゼント
※1度に複数口でのご支援も可能です
- 申込数
- 99
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
3,000円+システム利用料

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10,000円+システム利用料

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