結・群馬｜群馬県の医療従事者へ、お弁当で感謝の気持ちを伝えよう。

怒涛の1ヶ月が終わりました。

クラウドファンディング、銀行振込、街頭募金、手渡しによる寄付総額は3,676,455円、支援者は243名。このプロジェクトを応援して下さった全ての方に、この場を借りて御礼申し上げます。

 

皆さまから預かった寄付金と想いは、責任を持って医療従事者および飲食店にお届けすることを誓います。後日、改めて反響をご報告させてください。

 

暑苦しい投稿が連日続き、辟易されている方も多いかと思います。（笑）

これで最後になりますので、もう少々お付き合いください。

 

クラウドファンディングの終了に際し、特別大きな感謝の意を伝えたい方々がいます。

 

まずはJINSのCEO田中さん。緊急事態宣言により都内との往来が難しくなり、予定していた撮影はキャンセルとなりました。直接お会いして感謝の気持ちを伝えることができず無念でなりません。

 

今回のプロジェクトで「群馬のためにありがとう」という身に余るお言葉をたくさんの方から頂戴しました。素直に嬉しいのですが、そのお気持ちは全て田中さんに捧げたいと思います。なぜならば、田中さんがいなければ、私はそもそも群馬にいないわけで、このプロジェクトはこの世に存在していません。群馬イノベーションアワード＆スクール、太陽の会、白井屋ホテル、その他数え切れないほどの地域貢献活動を通じ、私を含む群馬県民が田中さんから受けている有形無形の恩恵は計り知れないものがあります。どれだけ言葉を重ねても足りませんが、いつも溢れるほどのインスピレーションときっかけを与えていただき、本当にありがとうございます。

 

 

次に家族。実はこの1ヶ月、妻の2週間に渡る計画入院、娘の中学入学、2歳になる双子の子育てなどが重なり、我が家は修羅場と化していました。日頃から託児所のごとく子供を預けている義理の両親、北海道から駆けつけてくれた両親のバックアップなくして、このプロジェクトは立ち行かなかったはずです。退院後も体調が優れない中、家事や仕事を黙々と続けてくれた妻の麻衣子にも頭が上がりません。本当にありがとう。

 

 

最後はもちろん実行委員会のメンバーです。プロジェクトの発起人、そして資金集めの旗振り役として、おっさんの私ばかりが前面に出てしまった感は否めませんが、背後には学生達の奮闘がありました。なかなか対面で打ち合わせすることができない中、共愛OBのリックを中心に学生9名はSNS投稿、街頭募金、readyforとの打ち合わせ、リターン品の企画など一生懸命に取り組んでくれました。学業や就活で忙しい中、世のため人のために立ち上がった若者達を見てどれほど勇気づけられたか分かりません。温かい眼差しで見守ってくださった大森学長、戦友の奥田先生、橋本さんにもこの場を借りて感謝申し上げます。

 

このプロジェクトを通じて達成したかった究極的なゴール。

それは地域社会における助け合い、支え合いである「結」の精神を皆さまと体現し、考える機会を持つことでした。コロナに限らず、これからも日本社会は少子高齢化や自然災害をはじめ数多くの苦難と直面することでしょう。そんな時に頼りになるのは、プロジェクトを通じて「結」の輪に加わっていただいた皆さまの優しさ、思いやり、行動力に尽きるのではないでしょうか。

 

気づきを与えてくださった倉本聰さんに最大限の感謝と賛辞を送ると同時に、全ての支援者に深く御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

結・群馬 実行委員長　二口圭介