結・群馬｜群馬県の医療従事者へ、お弁当で感謝の気持ちを伝えよう。

昨日は、昼と夜で別々の病院にお弁当を配達するという、初のダブルヘッダーとなりました。まずランチ前に向かったのは「高崎中央病院」さん。

 

 

院内への搬入過程で、懸命に働く医療従事者をたくさんお見かけしました。ただでさえ緊迫した医療現場に、目に見えないウィルスとの戦いが長期化しているわけで、そのストレスたるや想像を絶するものがあります。束の間の休憩でしょうが、せめて心の込もったお弁当でホッと一息ついていただきたいものです。事務長さんからうかがったお話によると、今回のお弁当を心待ちにしてくださっている看護師さんが多いとのこと。中には、お休みにもかかわらずピックアップに来てくださる方もいるとか。笑

飲食店の皆さまと一丸となり、お弁当をお届けした甲斐があります！

 

滞りなく200食のお届けが完了し、診察から戻られた院長と記念撮影。

「小吃坊」さん、「GGC」さん、「そばいち」さん、豪華なお弁当をご提供いただき、ありがとうございました。

 

 

夕方に向かったのは「太田記念病院」さん。

到着するなり、そのスタイリッシュで見るからに堅牢な建築物に圧倒されます。こちらの病院は、SUBARUの健康保険組合によって運営されているとのこと。さすが群馬は太田が産んだ世界のSUBARUです。今回は、ランチの業者様への配慮から、夜勤者向けに170食のお届けとなりました。

 

 

ご協力いただいたのは、以前の日記でもご紹介した桐生の「The Bakery」さん。代表の阿久津さんには、さまざまな形でこのプロジェクトを応援していただいており頭が下がります。桐生の病院はリストになかったのですが、お隣の太田市ということもありエントリーしていただいた次第です。味はもちろんのこと、見た目も洒落ておりさすがの一言。

 

 

そしてもう一店舗、地元太田から手を挙げていただいたのが「うおのぶ」さんです。本来であれば自慢の海鮮丼をお届けしたいところでしたが、夜勤の方々が何時に休憩を取れるかが不透明な中ではリスクが伴うと判断し、煮物や揚げ物を中心としたお弁当をご手配いただきました。

 

 

このように、一口に「お弁当のお届け」といっても、食中毒という究極のリスクを排除すべく、細心の注意を払う必要があります。もちろん、私たちの立場としては、製造工程における食品衛生の徹底は各飲食店の皆さまに一任せざるを得ません。ただ、それでも責任は実行委員会が負うべきものと自覚し、できる限りの予防措置を講じております。具体的には、審査段階でのスクリーニング、お弁当内容の吟味、病院＆飲食店マッチング後の双方との入念なすり合わせ、病院サイドでの温度管理、早めにお食べいただくためのお願い等々。また、あってはならないことですが、万が一に備え、PL保険（生産物賠償責任保険）というリスクヘッジもしてあります。

 

このように、実際に医療従事者の手にお弁当が渡るまでには、それなりの手間がかかっており・・・。とまあ、苦労話がちょっと長くなりました。

 

何にせよ、最後まで気を抜かずに、無事故でこのプロジェクトを完遂したいという思いで緊張感を持って取り組んでおります。

 

引き続き、温かい眼差しで見守っていただけますと幸いです！