「地域で助け合い生きていく」神戸市東灘区でお弁当の無料配布を

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます。NPO法人 縁（ゆかり）代表の竹内加奈子です。私たちは、2017年から地元神戸市で約3年間「地域食堂（子ども食堂）」、「子ども塾」、「就労支援カフェ」など地域の子どもや障害をお持ちの方のための活動をしてきました。

 

 

新型コロナウィルスの影響により、学校は休校になり、子どもたちは自宅にいる状態に。お仕事にも影響や打撃がある方も少なくないかと思います。そんな方々のお力になれるように、4月15日から神戸市にサポートをいただきながら、お弁当の無料配布やお弁当配布時に子どもの様子を団体として見守ってきました。

 

新型コロナによる感染拡大を防ぐための外出自粛がよびかけられ、神戸市は従来から市が支援事業を委託している団体や普段から子どもの居場所づくりに取り組んでいる団体などを対象に、給食がなくて困っている子どもたちを支援する助成金をつくりました。どれだけリーチできるかわからないまま、それでも何もしないよりも、きっと届くところがあるはず、と信じて、作った緊急助成制度です。

 

これらのサポートを利用してお弁当の無料配布も続けてきたのですが、5月31日で助成が終了となる予定です。ただ、ご家庭の経済的な負担はすぐに元どおりになるわけではないので「お弁当の無料配布」だけでも続けていきたいと思っています。

 

しかし、私たちの資金だけでそれを実施するのは難しい状況です。そこで、クラウドファンディングを利用させていただき、応援してくださる皆さまと共になんとか地域を支えていけないかという思いです。地域の未来に繋がる大切な活動です。どうか後押しのほどよろしくお願いします。

 

 

 

 

NPO法人縁（ゆかり）は2017年から、障がいのある方、おじいちゃんおばあちゃん こどもやその親たちなど、さまざまな境遇の人たちが地域で助け合って生きていくことを目指して、「みんなをつなぐ」活動を行ってきました。

 

 

コミュニティカフェの運営からスタートし、現在はひとりぐらしの方への宅配弁当や障がいのある方の就労支援、移動支援など障害福祉サービス事業所としても活動しています。さらに、さまざまなご縁がつながり、令和1年12月にグループホームも開設しました。

 

また、気軽に子どもたちが食事できるように、バイキング形式の食堂を金曜日に運営しています。子どもたちだけでなく、働くお母さんやお父さんの応援団です。

 

子どもたちでつながったママさん友達や昔からの女性友達が力を発揮。同じ子育て世代のお父さん、お母さんが一致団結して緑のサポートをしてくれています。

 

 

▼現在のゆかりの活動

・農作業&カフェ（就労継続支援B型）

・グループホーム ALOHA HOUSE

・移動支援

・居宅介護

・子ども食堂

・こども塾

 

 

 

 

ここで、私がゆかりとして活動をしようと思うようになったきっかけをお話しさせてください。

 

もう何年も前になりますが、当時療養していた主人の母のために、障がい者支援ヘルパーの免許を取得しました。研修先で多くの保護者の方から聞かれた不安の声が、「自分が先立ったとき、障がいのあるわが子を誰が看取ってくれるのだろうか」ということでした。

 

日本ではまだ、障がいのある方が自立して生きていける確固たる仕組みがありません。お母さんたちの切実な悩みに、何かできないかと、もどかしい思いでした。この地域では、定年退職をされてもなお、地域住民が安心して暮らせるように、見回りをしてくれる方たちの存在があります。

 

子どもを持つ親としては、とてもありがたいことです。私もそんな人たちのように、地域で暮らす人たちのために何かしたいと思い、ゆかりとしての活動を始めました。

 

 

 

 

お弁当の無料配布は4月15日からスタートしました。当団体がある神戸市東灘区の区内を対象に、平日50食、15〜25家庭にお弁当をお届けしています。

 

金銭的なサポートとしては、神戸市つなぐ課の助成金を一部活用しています。お弁当づくりには、施設利用者さんのお母様方が手伝いに来ていただいています。

 

 

 

 

 

皆さまからいただいたご支援は、平日40食（およそ1ヶ月分）のお弁当を地域の方に無料で提供するための材料費など運営費として大切に使用させていただきます。

 

お弁当は当団体の事業所、日菜田（ひなた）カフェでつくります土日は各ご家庭の誰かしらは休日を取られることもあると思い、土日を省きました。また、子どもたちに週末ぐらいは弁当ではなく家庭の味を楽しんでほしいと思います。

 

お弁当は、老若男女すべての人が食べやすいメニューで1日に4〜5種類作ります。育児で手が離せない世帯、一人でお住まいのお年寄りの方、身体に不安のある方にも食べていただけるよう配達も考えています。お弁当の無料配布についてはチラシを配布したり、SNSや口コミでお知らせし、配達は縁メンバーが車で行う予定です。

 

私たちのお弁当が少しでも各家庭の手助けになればと思っております。

 

 

 

 

私は、阪神淡路大震災のときに助けてくれた、自衛隊の方、近所のおじさん、炊き出しの味を今でも忘れません。新型コロナウイルス騒動も終わりは必ず訪れると思います。

 

今の子どもたちが大人になったとき「コロナウイルスのとき、ウチの家庭めっちゃ大変やったわ」、そういや「近所で無料でお弁当配ってたな」とか思い出してくれて、いつか、今回のような事態が未来に起こったとき、その子たちが地域を支える側に立ってくれたら嬉しいなと思います。

 

これからも私たち、ゆかりはこの地域で暮らす、どのような境遇の方であっても幸せに過ごしていけるよう、繋ぎ、支えられればと思っています。小さな活動ではありますが、必要としてくださる人がいます。大切な活動です。

 

どうか温かい応援よろしくお願いします。

 

 

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※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前の掲載】に関する条件の詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。