支援総額
目標金額 250,000円
- 支援者
- 36人
- 募集終了日
- 2015年3月31日
私にとって「『核』否定の思想」とは
皆さま、こんにちは。日本YWCA運営委員の吉田亜希です。おかげさまで目標を達成できましたこと、改めてお礼申し上げます。たくさんの方々からご支援を頂きました。全国のYWCAに連なる皆さまのおかげでYWCAのネットワークの持つパワーを実感しました。また、私の恩師、友人、知人、活動仲間の皆さまは、日頃からに加えて今回のチャレンジにも手を差し伸べてくださいました。そして、Readyfor?でこのプロジェクトを知り、ご援助くださった皆さま、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
さて、今回は日本YWCA運動の理念的支柱である「『核』否定の思想に立つ」という言葉をご紹介します。1970年の全国総会(日本全国のYWCAの総会)で、YWCA運動の重点課題としてこの「『核』否定の思想に立つ」が提唱されました。『日本YWCA100年史 女性の自立をもとめて 1905-2005』によると、"日本YWCAは、現代文明全体が自分だけの強さや豊かさを求めて、人間を、地球を踏みつけ、大きな破局に至らしめる道を歩んでいるのではないかと考え、それをカッコつきの「核」として表現した。それゆえ、「『核』否定の思想に立つ」とは、「核」を頂点とした現代文明に否を言うことであり、自分たちの生き方を問い直す問題であった。その中には、当然、原子力が含まれていた。”とあります。
この哲学的な表現を巡って、年に1回地域YWCAから会員が集まる学習会で、参加者が何度もディスカッションを重ねて理解を深め、また、「ひろしまを考える旅」や原爆絵画展などの具体的な活動へとつながっていきました。1953年にアイゼンハワー大統領が「平和のための原子力」を提唱し、原子力が「夢のエネルギー」ともてはやされてれていた時代に、その危険性をいち早く察知し、「原子力の平和的利用などありえない」と訴え続けてきたYWCAの先輩方の姿勢には、頭が下がります。
(日本最古にして最大の女子会、日本YWCAの100年の歩みがまとめられています)
21世紀を生きる私たちも、核兵器・原子力発電は、根本が同じであり、同じように生命や環境に危険をもたらすものだと考えています。私たち1人ひとりにとっての「核」否定とは何か、をみんなで考えてみました。以下は、その一部です。
Q.あなたにとって『核』否定の思想とは、何でしょうか?
・ ”今”が良ければいいと思わないこと。子や孫…「これから」の人の幸せを考えること
・ 人間の尊厳を大事にすることです。
・ 未来への想像力(人間は誤るときがあります)制御不可能な技術を断念する、引き返す勇気です。
・ 物質的豊かさの呪縛から自由になること
・ 核物質の人為的操作をやめること。どれだけ科学が進んでも、人の手に負えない核物質を、しかも自然界には存在しえない核物質を作り出す操作を「科学技術」と命名した誤りから脱すこと
・ 1945年8月6日の早朝の広島に立つ。
・ いのちを愛しみ、自然・地域コミュニティ・自分の人生を大切に、他人の人生に敬意を表して生きること
・ 「核」とは、生命をおびやかす・壊すもの『暴力』なので、あらゆる「核」を否定する
・ 世界平和を目指すためには戦争につながる核は絶対に持ってはいけない。いのちを守るために
皆さんにとって「『核』否定の思想」とは何でしょうか?
リターン
3,000円
・お礼状
・平和の折り鶴再生紙使用メッセージカード
(封筒つき、3枚セット)
をお届けします。
- 支援者
- 28人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
・お礼状
・平和の折り鶴再生紙使用メッセージカード
(封筒つき、10枚セット)
・日本YWCA機関誌『YWCA』1年間無料購読
をお届けします。
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
・お礼状
・平和の折り鶴再生紙使用メッセージカード
(封筒つき、10枚セット)
・呉YWCAおすすめ・呉産
「ボイセンベリーフルーツソースとジャムのギフトセット」
をお届けします。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 7