じいさんの森から学ぼう!若者がホンモノの林業を学ぶ場所づくり
じいさんの森から学ぼう!若者がホンモノの林業を学ぶ場所づくり

支援総額

2,480,000

目標金額 2,000,000円

支援者
179人
募集終了日
2019年8月30日

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2019年08月04日 17:00

51%達成! 開校を待つ生徒の声@奈良【北さん】

おかげさまで、66人の方から支援に手を挙げていただき、

 

102万5,000円を達成しました。


みなさん、ようやく50%達成です❗ありがとうございます!

 

目標額まであと約97万円です。


なんとか達成して、学校づくりを実現させたいと思います。

 

さて、今回も恒例シリーズ「学校で学びたい❗」という声を寄せる新規の林業者を紹介します。

 

高知の滝川さん宮城の小野寺さんに続いて登場するのは、奈良県下北山村の北さんです。これまでの2人とは違い、林業を支援する側の自治体の職員です。

 

彼の村の人口は、なんと1,000人もいないような「過疎」や「限界集落」と言われるような地域でした。その地域で「自伐型林業」に出会い、移住者たちを迎え入れ、未来への希望が膨らんでいる北さんからの熱いメッセージです。

 

右が北直紀さん。講師の岡橋清隆さん(中央)、小川智也さん’左)とともに。

 

「はじめまして、私は人口900人弱の小さな村 奈良県下北山村で暮らす北直紀と申します。

 

私は、小さな頃から自然溢れるこの村で育ちました。私が小さかった頃は村では木をきって山から出したり運んだりする仕事の人がまだたくさんいました。父は木を運ぶトラックの運転手でした。私は丸太を積んだトラックの横に載せてもらったり身近に林業がありました。

 

私の村には高校がないので村で育った子供は15歳になると村を離れ都市部の高校にいかなくてはなりません。

 

 

<寂しい山がイキイキとした姿に>

 

27歳の時に縁あり下北山村に帰ってきました。そこには人口が500人近く減り昔よりも確実に活気が無くなっている村がありました。トラックに乗って木を運ぶ仕事も無くなりました。

 

そんな時に出会ったのが「自伐型林業」でした。自分で木をきって山から出してくる林業。

 

私達のように田舎で育ったものからしても林業というのはプロがやるものだと思っていました。当時、私がみた自伐型林業では、若い人がチェーンソーとユンボに乗り山に入るイキイキとした姿がありました。

 

下北山村で始まった自伐型林業研修

 

これだと思いました。

 

私は村役場の仕事としてこの小さな林業の普及に取り組む事になりました。担い手は地域おこし協力隊の制度を使い、都会から林業に興味のある若者が下北山村に来てもらいました。

 

研修生たちとともに学ぶ北さん(左)

 

<小さな村で「じいさん」たちに学ぶ>

 

自伐型林業と出会い、まず取り組んだのが道づくりでした。

 

山の中に作業道をつけていくのですがこれが奥が深い。山を削り道をつけるというのは諸刃の剣。下手な付け方をすれば山を崩してしまう。僕達の先生は、日本有数の林業地である吉野の岡橋清隆さんでした。

 

 

先生はいつも木を、土を、水を観察することを教えてくれます。自分達がどのように山に向き合うかが大切だと教えてくれます。

 

研修の一環である道作りをする前の森林調査の様子(中央が岡橋清隆さん。左に北さん)

 

この春に、岡橋さんと同じ自伐型林業推進協会の講師である、徳島の橋本光治さんの山を見せて頂く機会がありました。橋本さんはこのプロジェクトの塾長です。

 

橋本さんの山に軽トラで登ると、ウサギが道案内をするように道を駆け上がっていきました。

 

100年生の大きな針葉樹の間に、カシやシイなどの広葉樹が並び足元にはそれらの木々の稚樹が生えていました。橋本さんが世代を越えて作った森は、私達の目指すべき姿があるような気がしました。

 

 

山を次世代に引き継ぐために

 

自伐型林業に取り組む事でたくさんの課題も見えてきました。山は、誰かの持ちモノです。その山は、代々受け継がれた山もあります。手を加えてきた山もあれば放置された山もあります。

 

下北山村では研修生たちが「じいさん」の教えを受けて森林調査を進めている

 

山を次の世代にどう引き継いでいくか悩んでいる人ばかりです。人がいて、山があり、林業をしたい人がいて。今は、それがばらばらでうまく繋がっていない状況です。まずは地域の山や人、山に入る人を繋ぐ必要があると思っています。

 

山に取り組む人はとても少ないです。今の世の中ではなかなか自然とかかわる事も少ないですね。山の事を学ぶ機会もなかなか少ないです。

 

自伐型の取り組みとして素晴らしいのは、そういった関心ある人の機会を作られた事じゃないかなと思います。

 

自伐型林業推進協会の原田講師(中央)に学ぶ研修の様子

 

山はたくさんの事を教えてくれますが、なかなか学びの機会が少ないのは事実です。今始まろうとしている「自伐型林業塾(橋本学校)」がそういった学びたい人たちの1つの学ぶ機会になるかと思います。

 

山に関心がある人、山の事を学ぶ場所、そんな人や場所が増え山の素晴らしさを感じる人が増える事に期待しこのプロジェクトの成功を遠い山から応援しています。

 


(文:北直紀/写真:都甲ユウタ)

リターン

5,000


応援コース

応援コース

●感謝の気持ちを込めてオリジナルポストカードでのお礼状

申込数
29
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

10,000


講義録DVD+ロゴ入りポロシャツ

講義録DVD+ロゴ入りポロシャツ

●ロゴ入りポロシャツ(グレーorピンク1枚)
●講義録DVD

【その他、付随する返礼品】
●感謝の気持ちを込めてオリジナルポストカードでのお礼状


-------
※梅原真デザインのロゴ入りのポロシャツ(グレーまたはピンク)をお届けします。
※次の画面で、サイズと色をお選びください。

※開校する自伐型林業塾の講義(座学)を収録したDVDをお送りします。

申込数
57
在庫数
43
発送完了予定月
2019年11月

5,000


応援コース

応援コース

●感謝の気持ちを込めてオリジナルポストカードでのお礼状

申込数
29
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

10,000


講義録DVD+ロゴ入りポロシャツ

講義録DVD+ロゴ入りポロシャツ

●ロゴ入りポロシャツ(グレーorピンク1枚)
●講義録DVD

【その他、付随する返礼品】
●感謝の気持ちを込めてオリジナルポストカードでのお礼状


-------
※梅原真デザインのロゴ入りのポロシャツ(グレーまたはピンク)をお届けします。
※次の画面で、サイズと色をお選びください。

※開校する自伐型林業塾の講義(座学)を収録したDVDをお送りします。

申込数
57
在庫数
43
発送完了予定月
2019年11月
1 ~ 1/ 13


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