発見！

松島雄島雲居国師坐禅堂復興プロジェクトにご協力頂いた皆様方、大変ご無沙汰しております。

坐禅堂の修繕は着々と進んでおります。

しかし、修繕前から坐禅堂の基礎部分に板碑が使用されているのは承知していたのですが、修繕に際して露出した板碑の文字を確認しますと、なんと「弘安七年」の記載が！

これは最古と資料とされていた板碑よりも１年早い作例となります。この板碑は全長１６０センチほどで虚空蔵菩薩と地蔵菩薩の種字（種子とも、仏菩薩を象徴する梵字）が刻まれています。

大変嬉しい発見なのですが、これによって修繕作業が遅れる可能性が高くなりました。工事の進捗に関しては改めてこの活動報告でお知らせ致します。

また、返礼品については、先日数珠の材料となる坐禅堂古材を搬出致しましたので、これから作製が進むものと思います。返礼品の発送等、もう少しお待ちください。

瑞巌寺では仙台藩祖伊達政宗公お手植えの臥龍梅が開花致しました。

雪の寒苦を耐え忍ぶ姿は可憐にして力強さを感じます。