次々と外で産み落とされては、消えてゆく子猫達の命。お助けください。

手術を終えた小鹿は7/4に退院しました。

 

手術後の小鹿。

長く入院させてもらい十分に療養期間をとった。

 

入院中はかなり荒れていたらしい。

なぜカラーがふたつ飛び散っているのかは謎。

 

 

そして病院をあとに、一路、隣県へ。

小鹿は里親さんが決まっているのでした。

小鹿に餌やりをし見守ってくれていたご家族が家の子として迎えてくださるのです。

 

キャリアの有無に関わらず、引き取って下さるということでしたが、幸い小鹿は陰性でした。

 

里親さんのお宅には、ミオンちゃんとコムギちゃんという小鹿の姉妹たちが住んでいます。

この二匹は先に保護することができましたが、小鹿の捕獲だけは難航しました。そしてその間も小鹿は子どもを次々に出産し続けたのです。・・・

 

用心深い小鹿は決して捕獲機に入らなかったのですが、バンビが捕獲されると、その後すぐ自分も捕獲機に入ったのです。

自分の赤ちゃんが心配でならなかったに違いなく、捕獲後、車で移動中も、母子は呼応し鳴き続けたといいます。

 

小鹿は、これからは姉妹であるミオンちゃんとコムギちゃんと一緒に暮らします。

コムギちゃんは小鹿を覚えているようで、一生懸命話しかけていたそうです。そのうち小鹿もこれに応えるようになり、2匹はとても似た声で鳴きながら会話をしていたといいます。

 

家の子としての暮らしに慣れるには、しばらく月日が必要かもしれません。

でも理解ある里親さんに恵まれ、幸せな小鹿の第2章が始まったのです。