「北海道百年記念塔」解体差し止め住民訴訟にご支援を!

「北海道百年記念塔」解体差し止め住民訴訟にご支援を!

支援総額

10,452,000

目標金額 3,000,000円

支援者
1,400人
募集終了日
2023年1月10日

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2022年12月29日 18:42

道が暴挙に出ました!

1月28日に記念塔の跡地につくるというモニュメントのデザインの公募を始めたのです。

 

https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/bns/monument.html

 

記念塔解体を前提にした企てが認められないのは言うまでもありませんが、それ以外にも次の問題があります。

 


 

 

①このデザイン公募が「道民意見提出手続に関する要綱」に対する明確な違反

 

10月11日に道は「野幌森林公園エリアの活用(素案)」に対するパブリックコメントの募集を開始し、11月14日にしめ切りました。(素案)の2pには「環境整備」「記念塔跡地/百年記念塔に親しみを抱いていただいた方々の思いを引き継 ぐ新たなモニュメントの設置」とあり、このデザイン公募は「野幌森林公園エリアの活用(素案)」を受けたものであることは確かです。

 


 

https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/bns/130102.html

 

 

 

「道民意見提出手続に関する要綱」は道民意見提出手続(パブリックコメント)の手続きを定めたもので、パブリックコメントとは「政策立案過程において、その原案や参考となる資料を公表して、広く道民の方々から意見を募集し、寄せられたご意見を考慮しながら意思決定を行うとともに、ご意見に対する考え方を公表するものです」としています。

 

https://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/gkk/publiccomment/seidogaiyou.html

 

もともとこの「野幌森林公園エリアの活用(素案)」に対するパブリックコメントは、和4年(2022年)12月下旬頃を目処に「道民意見提出手続きの意見募集結果」として公表されることになっていました。

 

ところが、12月28日なって「意見の整理に時間を要しておりますことから、公表時期を令和5年(2023年)1月中旬に変更いたします」と告げています。

 

「意見の整理」が終わっていない段階で、デザイン公募という「意思決定」を行ったことは明らかで、これは「道民意見提出手続に関する要綱」9条違反であることは明確です。

 

 

 

 

 

 

 

②実態の不明なデザインコンペ

 

このデザイン公募の要項を見ると、審査員がまったく記されていません。こんなデザインコンペがあるでしょうか?

「モニュメント設置に関する懇談会」が審査するようですが、道のホームページを見ると、懇話会のメンバーも、議事内容も公開とはなっていますが、事実上の黒塗り(この場合は白塗りと言うべきか)です。

 

https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/bns/111938.html

 

募集要項には応募資格として「モニュメント設置に関する懇談会」構成員及び事務局でないこと」とありますが、誰が構成員なのか公開されていない中では、審査の客観性・公正性が担保できません。

 

北海道百年記念塔の解体決定では道文化振興行政の隠匿体質が浮き上がりましたが、この場においても隠匿行政が続いています。仮にモニュメントが作られたとして、こんな不明朗ななかで作られるモニュメントにどんな意義があるのでしょうか。

 


 

 

 

 

③なぜこの時期にデザイン公募を行わなければならないのか?

 

 デザイン公募の実施要項を見ると、モニュメントの製作設置は令和6年です。同書によると令和6年5月末まで記念塔の解体工事が続きますから、モニュメントの制作設置はその後。1年半以上の後のことです。そんなに期間があるのに、どうして今デザイン公募をしなければならないのでしょうか?

 

公募に対応した「現地見学会」は令和5年1月20日という厳冬期です。建設まで1年半という期間があるというのに、なぜデザインの応募者に現場を見せる季節としては、1年のうちもっとも不向きな時期を選んで行うのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

④明らかな行政訴訟対応

 

このデザイン公募は明らかに、記念塔解体差止訴訟を意識したものです。募集要項は「北海道百年記念塔は、過去100年の開発につくした有名無名のすべての先人に対する感謝の心と北海道の輝く未来を創造する決意、そして躍進北海道の 姿を力強く象徴する考えのもと建設した」と記念塔を持ち上げ、「北海道百年記念塔の継承」をうたっていますが、厄介者扱いしてきた空間構想の議論に無かったものです。(相変わらず「開拓」の文字は排斥していますが)

 

百歩譲って「新しいモニュメントは記念塔を引き継ぐものだから、コンペ参加者に見てもらう必要があり、日程はここしかなかった」という言い分があるかもしれません。

 

しかし、募集要項の審議を行う「モニュメント設置に関する懇談会」は令和4年5月に第1回が開かれています。雪の降る前の条件の良いときに見学会を開くスケジューリングは十分可能でした。しかし、5月も間を空けて11月4日に第2回が開かれ、ここから立て続けに3回の懇談会が開かれ、募集開始となります。

 

https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/bns/111938.html

 

募集要項の検討開始は5月からですから、記念塔を引き継ぐことが決まっていたらならば夏場の良い時期に見学会を設定すればいいのです。10月3日にわれわれの提訴があり、月末に訴状が届きます。内容は隠匿状態ですが、11月の第2回で審議会の「開催要項を改定」したことが記録されていますから、訴状を見て慌てて何かを変えたように思われます。

 

 

私たちは記念塔の解体を決めた道の姿勢を地方財政法違反であるととに、北海道文化振興条例違反としても訴えていますが、1月24日の第2回公判を前に「北海道百年記念塔の継承」を打ち出すことで、北海道文化振興条例違反の批判をかわすことが本当のねらいであることは透けて見えます。

 

いずれにしせよ、このデザイン公募は、入口論の向こうの本論の戦いでは、相当不利な戦いを強いられることを覚悟した、道の強い焦りの現れでしょう。

 

 

⑤こんな情けないモニュメントを後世に残すべきで亡い

 

それにしても、百年記念塔が、北海道はもとより全国の高い期待と注目を受けて公募が行われたことと比較すると、新たなモニュメントは、審査員も非公開、公募は要項違反、見学会は厳冬という、ただただ道の責任逃れをごまかすだけのために作られるというなんとも情けないものになっています。

 

大金をかけてこんな情けないモニュメントを後世に遺すという恥をさらすよりも、北海道百年記念塔を存続すべきです。

 

参考)北海道百年記念塔の応募要項





 

リターン

2,000+システム利用料


alt

2,000円コース

■支援の感謝を込めたお礼メール

支援者
581人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

5,000+システム利用料


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5,000円コース

■支援の感謝を込めたお礼メール
■裁判経過の報告メール

支援者
406人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

10,000+システム利用料


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10,000円コース

■支援の感謝を込めたお礼メール
■裁判経過の報告メール

支援者
349人
在庫数
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発送完了予定月
2023年4月

30,000+システム利用料


alt

30,000円コース

■支援の感謝を込めたお礼メール
■裁判経過の報告メール
■北海道百年記念塔の絵葉書

支援者
41人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

50,000+システム利用料


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50,000円コース

■支援の感謝を込めたお礼メール
■裁判経過の報告メール
■北海道百年記念塔の絵葉書

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

100,000+システム利用料


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100,000円コース

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■裁判経過の報告メール
■北海道百年記念塔の絵葉書

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

300,000+システム利用料


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300,000円コース

■支援の感謝を込めたお礼メール
■裁判経過の報告メール
■裁判記録の提供
■北海道百年記念塔の絵葉書

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

1,000,000+システム利用料


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1,000,000円コース

■支援の感謝を込めたお礼メール
■裁判経過の報告メール
■裁判記録の提供
■北海道百年記念塔の絵葉書

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

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