おはようございます。2017年も早いもので、2月になります。

2月は高校入試もあり、受験を控えた子どもたちにとっては正念場でもあります。

 

現在、私たちは大阪市西淀川区で、外国にルーツを持つ子どもたちの学習支援教室をおこなっています。

 

一緒に勉強をしている子どもたちの多くは、

放課後に勉強できる場所に通うのは、初めてという子がほとんどです。

 

日本に来て4年目のある子どもは、学習支援教室に通い始める前、私たちに言いました。

 

「友達との話はできるねん。

 でも、授業とかテストの日本語になるとわからなくなる。

 教科書も漢字ばっかりで1人では読まれへん。

 授業も一生懸命聞いてるけど、わからないとこがいっぱいある。」

 

「もっと日本語の文法とか表現の勉強したいけど、会話ができるから大丈夫と思われることが多い。

 でも、このまま受験になったら大変なことは自分が一番わかってる。

 私はもっと勉強したい。

 

 

子どもたちの意欲を支えたい

 

 

 

私たちは、地域における外国にルーツを持つ子どもたちのための教室は、

なくてはならない存在だと考えています。

 

子どもたちは留学生などと異なり、自分の意志で来日したわけではない子がほとんどです。

親の再婚や、仕事のためなど、様々な理由によって来日しています。

 

まさか自分が母国を離れ、日本に来ると思っていなかった。

日本語が全くできないから不安で仕方なかった。

 

子どもながらに、それぞれ想いを抱え日本で生活をしています。

 

 

 

 

毎日子どもたちは必死に向き合っています

 

子どもたちは日本の生活への適応とともに

日本語の学習、数学や英語、社会などの教科学習も進めなければなりません。

母国で優秀な成績をとっていた子も、日本語がわからないという理由で0点ばかりに変わってしまうケースもあります。

 

 

子どもたちの日常会話は約2年で習得されるといわれています。

しかし、授業を理解するために必要な「学習言語能力」の習得には約5年と長期的な支援が必要であるとされています。

 

日常会話はペラペラな子どもたちでも、勉強で使う日本語となるとなかなか理解が進まないということがあります。

 

たとえば、数学では、下記のような問題が出題されます。

 

『2つの数aとbの和を3倍した数は10未満である。このことを不等式で表しなさい。』

 

問題文には、普段の会話と異なる単語や表現が多く使用されています。

こうした文章に慣れている私たちにとって、彼、彼女たちのつまづきは見えにくいですが、

学習支援教室きらきらでは、日本語教育の専門的知識を持つせんせいたちが

多様な背景を持つ子ども一人ひとりの弱点を理解し、それぞれに沿った学習を提供しています。

 

 

「日常会話はできるけど、漢字は全然読めない」と話してくれた

日本に来て4年目のある子ども。

 

今は、授業などで出会った自分の知らない日本語を

小さいノートにメモし、単語帳をつくるようになりました。

 

「きらきら(学習支援教室)で、せんせいにノートを見てもらって

 意味とか用法を確認してもらえるのが嬉しい。

 来年の受験に向けて、できることをし続けたい。」

 

 

増加する外国ルーツの子どもたちにとって地域の教室は不可欠です

 

 

子どもたちの学習は継続することがとても大切です。

学習環境が整い始め、子どもたちの意欲は日に日に高まっています。
きらきらを通して、支えてくれる方々に出会い、応援してもらうことができれば
子どもたちはそれぞれの夢を叶えるために進んでいけると信じています。

 

 

このプロジェクトを通して、外国にルーツを持つ子どもたちに半年間

学習支援と同時に居場所ともなる場所を一緒に作ってくださいませんか?

みなさまのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いします。

 

 

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