皆様へのお礼と、プロジェクトについての想いをお伝えします。

皆さま　

 

カンボジア・日本共同舞踊文化公演実行委員会の小川郷太郎です。

プロジェクトを公開してからちょうど１週間がたちました。

初めての経験でどうなるかと気をもんでいましたが、皆さまの温かいお気持ちのお蔭様で、１月２７日現在の時点で合計６５万円（目標額の３２％）のご協力をいただきました。思っていた以上のご支援にとても感激しています。

本当に有り難く、応援していただいた皆様に、心より篤く御礼申し上げます。

 

残り４９日になりました、どうか皆さま引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。ご友人・知人の方々にもお声をかけていただければ、大変嬉しいです。

ときどきhttps://readyfor.jp/projects/11130 をクリックして覗いてください。

そして、是非、皆様の引続きの御支援をお願いする次第です。

 

あらためてプロジェクトのことについてご紹介させていただきます。

３月２８日に来日するカンボジアの聖舞踊団（Sacred Dancers of Angkor）のメンバーはみな貧しい村々出身の若者です。

私はカンボジアに大使として勤務していた２０００年から２００３年の間、全国をくまなく見て回りましたが、最も強い印象を受けたのは貧困の凄まじさでした。電気や水道の無い村々、道路は無舗装で雨季には洪水で民家が水没します。結核、マラリヤ、エイズなどの感染症に苦しむ人々も少なくなく、人間の尊厳が損なわれているような光景を何度も見ました。日本にいては想像もつかない現実です。

いまでは都市部は随分発展してきましたが、地方にはまだ貧しい村がたくさんあります。舞踊団の青少年はこうした地域の出身者なのです。

近年、カンボジアに行ったとき何度か舞踊団の稽古を見ました。本年が舞踊団結成後１０年目ですが、毎日４時間ぐらい練習しているそうです。貧しい村々の自立支援を助けるNKFC というNPO がしっかりした指導者のもとで舞踊団を養成しているのです。私は、舞踊の清楚さ、精神性と気品のある高い舞踊技能に目を見張りました。彼らの目も輝いています。今回この舞踊団を日本に招くことを決意したのも、この青少年たちを助けたいという気持ちと舞踊の品性に強い感銘を覚えたからです。

 

３０数名の舞踊団が１週間滞在する費用はおおよそ１３００万円ぐらいかかります。国際交流基金アジアセンターから助成金をいただき、企業にも協賛金をお願いしていますが、まだ足りませんので、クラウドファンディングをスタートしました。

これからも、舞踊団のことについてこのページでいろいろご紹介していきたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。