
支援総額
目標金額 800,000円
- 支援者
- 95人
- 募集終了日
- 2023年3月6日
2023年を振り返って(前編)

早いもので、あっという間に2023年が終わろうとしています。
2023年は私にとって、今までの保護猫活動から大きく飛躍した1年でした。
もちろんこのことは、皆さまのご支援なくしては成し得ないことです。
そこで、感謝の気持ちも込めまして、簡単に2023年の保護猫活動を振り返ってみようと思います。
◆2022年12月
2023年を振り返るにあたって、まずはシェルターの起点となる2022年の12月からはじめてみたいと思います。

今では懐かしさすら感じる、部屋に猫がいないシェルターの光景です。
ケージを3つ用意して、猫の捕獲に備えていた頃です。
あの当時は何匹もの猫を保護することに不安を抱えていたものですが、この年のクリスマスイブに運命の日を迎えます。
初めてのケージ暮らしをすることに。
私の家の駐車場に毎日ご飯を食べに来ていたエリちゃんの捕獲に成功したのです。
私はシェルターのケージで暮らすエリちゃんをお世話しながら、新たな責任感と使命感を抱くようになりました。
その後、12月27日に流れキジ、12月30日にチャトラを捕獲して、シェルターは3匹体制で始動することとなったのです。
◆2023年1月
シェルターに3匹の猫を迎え入れたわけですが、やはり最初のうちは試行錯誤が続いていました。
かなりの見切り発車で猫を保護してしまったため、シェルター内の環境整備が追い付いていなかったからです。
この当時は、室内での暮らしが初めての3匹にとっても、様々なストレスがあったかと思います。
狭いケージ暮らしがストレスになっていた。
特に広い世界で伸び伸びと暮らしていたチャトラと流れキジは、狭いケージ暮らしが相当に堪えたことでしょう。
私は猫たちの部屋割りを考えながら、シェルター内の片づけを進める毎日を送っていました。
唯一メスのエリちゃんの場所には気を使った。
ただ、いつも外でお世話していた3匹が家の中に居るというのは、大きな安心になったのも事実です。
ケージ暮らしを強要してしまって申し訳ない気持ちの反面、猫たちが決して安全を脅かされることのない暮らしになったことは、喜ぶべきことだとも感じていました。
こうして、私は3匹の猫が暮らす新たな環境作りに、時間を費やす日々が続きました。
◆2023年2月
この頃、チャトラが体調を崩しがちになり、私はチャトラをケージから出す決心をしました。
狭いケージ暮らしのストレスが、チャトラの体調不良の原因だと考えたためです。
そして、チャトラのために新たに購入した3段ケージを2階に運び、1階からの引っ越しを行いました。
初めての引っ越し。
幸いチャトラは2階へ引っ越した後も落ち着いていて、特に問題なくケージの外の生活に慣れてくれました。
しかし、チャトラの体調は思うように改善することはなく、この後も投薬治療が続くことになります。
家猫として新たな暮らしに慣れてきた頃。
ただ、普段のチャトラは元気そのもので、食欲に関しても全く問題はありませんでした。
長く外猫として暮らしてきたチャトラが、家猫として徐々に新たな環境に慣れてきた頃でもあります。
その後2月の末に、友人に預かってもらっていた、ともくんがシェルターにやってきました。
病院でワクチンを接種しているところ。
結石の疑いで保護したともくんを私に代わって2か月間も預かってくれた友人には、本当に感謝の言葉もありません。
こうしてシェルターはともくん加えて4匹体制になり、3月を迎えることになります。
◆2023年3月
猫たちの保護から2か月以上が経ったこともあり、この頃には全員の猫エイズ・白血病検査が順次終わっていました。
結果としては、エリちゃん・ともくんが猫エイズ陰性、チャトラ・流れキジが猫エイズ陽性でした。
幸いにも白血病キャリアはいませんでしたので、猫エイズのキャリア同士で部屋割りを決めることになりました。
ただ、チャトラの尻尾の付け根に炎症のような症状があって治療が必要になったため、流れキジと同じ部屋で暮らすのは先送りにしました。
尻尾の毛を刈り取って治療することに。
炎症の部分の毛を刈り取って肌表面に汚れや油脂分が溜まらないようにして、さらに抗生物質による投薬治療を行っていました。
尻尾周りが少し寒々しい見た目にはなってしまいましたが、毛を刈ってからは徐々に症状の改善が見られたのです。
1階ではエリちゃんとともくんをケージ越しに対面させて、部屋に出す準備を始めました。
ただ、チャトラの治療に手一杯で、エリちゃんとともくんをケージ暮らしから開放するまでには至りませんでした。
◆2023年4月
2階に引っ越したチャトラですが、さらに2階の和室へ引っ越すことになりました。
理由としては、長く同じ駐車場で暮らしてきたチャトラと流れキジを、2匹だけで暮らせる部屋割りにしてあげたかったからです。
つまり、現状でチャトラが暮らしている広い洋間を流れキジと2匹だけの部屋にしてしまうと、その後に保護した子が増えた時に、他の狭い部屋で大量の猫たちが暮らすことになってしまいます。
本当は広くて日当たりの良い洋間をチャトラと流れキジの住処にしてあげたかったのですが、後々のことを見越すと、やはり広い洋間は猫が増えた時のためにとっておきたいと考えたわけです。
こうして、チャトラは6畳の和室へ流れキジと一緒に引っ越すことになりました。
しかし、ここで大事件が起こってしまいます。
責任を痛感する毎日だった。
チャトラがカーテンレールに足を挟んでしまい、大ケガをしてしまったのです。
この時は本当に精神的なダメージが大きく、痛みでうずくまるチャトラを見るのが辛くて仕方ありませんでした。
骨折では無かったのは不幸中の幸いでしたが、私にとって生涯忘れることのない事件です。
その後チャトラは無事にケガから回復してくれましたが、完治するまでの間はケージ暮らしが続くことになってしまいました。
◆2023年5月
チャトラが足に大ケガをしてから1か月ほどが経ち、何とか完治の目処が立ちました。
病院の先生からもケージから出しても問題ないというお墨付きをもらい、ようやく元通りにケージの外で暮らせるようになりました。
少しずつケージから出る時間が長くなった。
ただ、何度も病院に連れて行く私が怖い存在になったのか、チャトラは私が少し近づくだけでもケージへ逃げ込むようになってしまいました。
すっかり心を閉ざしてしまったチャトラに寂しさを覚える一方で、大ケガから回復して元気になった姿を見られることは安堵の気持ちでいっぱいでした。
この頃にはエリちゃんもケージの外に出ていたのですが、どういうわけだかエリちゃんも私を見るとケージへ逃げ込んでしまうのです。
どうやら安全な場所だと思っているらしい。
ケージが安全な場所という認識は、大抵の猫に共通しているのかもしれません。
色々な事件はあったものの、シェルターで暮らす4匹の猫たちの生活が少しずつ安定してきたのはこの頃からだと思います。
◆2023年6月
6月になってすぐ、シェルターに5匹目の仲間が加わりました。
以前の姿は見る影もないほど痩せていた。
保護したのは、私が長く外猫のお世話をしている駐車場に住むスカーというオス猫です。
この当時のスカーは驚くほど痩せ細っていたため、放っておけずに急遽保護しました。
毛ツヤが悪く体調不良を感じさせた。
保護した当初のスカーはガリガリに痩せて毛ツヤも悪く、もしかすると長くないかもというおそれすらありました。
さらに食欲の割には身体に肉が付くのが遅く、この当時は気の休まる間がありませんでした。
こうして新たな仲間を迎えた一方、先住猫の4匹はマイペースな毎日を送っていました。
まだ人間は恐怖の対象のようだ。
特にエリちゃんは少しずつ、シェルターの環境に慣れてきたようで、私との距離も縮まりはじめたのです。
まだエリちゃんを触ることは叶いませんが、私が近づいても走ってケージに逃げることは無くなりました。
こうして6月からシェルターは5匹体制となり、夏本番を迎えることとなるのでした。
(つづく)
リターン
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