経済危機で困窮するスリランカの子どもたちに、学校給食を届けたい!

経済危機で困窮するスリランカの子どもたちに、学校給食を届けたい!

支援総額

1,000,000

目標金額 1,000,000円

支援者
13人
募集終了日
2023年4月30日

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プロジェクト本文

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自己紹介

 

一般社団法人日本フェアトレード委員会 理事長の清田和之と申します。

 

私は、現在76歳のやや高齢ですが、元気に20年間スリランカコーヒー復活の活動とスリランカ支援の活動をやっています。(あまり知られていないのですが、スリランカは約150年前にはコーヒーの生産が盛んで、世界で3番目のコーヒーの一大生産地でした)

 

スリランカのコーヒー復活の活動のほか、災害支援の活動も行いました。2004年12月のスマトラ島沖地震の津波で、スリランカでは約4万人という犠牲者が出ました。津波災害支援のため、2005年8月に日本から50名の規模で参加し、支援活動を行いました。

 

2007年にコーヒーの苗木を贈呈した時の一枚

 

スリランカに最初に行ったのは約20年前の2002年3月3日です。スリランカ渡航は90回を超え、100回が今年中に近づきますが、スリランカとの不思議な発見のセレンディップの旅は続きます。

 

昨年はコロナの状況が落ち着いた3月、5月、9月、12月に、今年は2月に訪問。そして、急きょ決まったのですが、3月24日にデニヤヤという田舎の町にある小さな学校を訪問します。学校の様子や子どもたちのことも併せてリターンで報告したいと思います。

 

 

 

スリランカ経済危機


 

スリランカ経済は、港湾、飛行場など大型インフラ整備により対外債務超過に陥り、債務の返済ができない状態になりました。その結果、オイル輸入がストップし、燃料不足と停電が起き、物価は2倍、3倍に上昇。商業都市のコロンボでは閉店する店が相次ぎ、3度の食事を2食に減らす人もいるといいます。

 

スリランカの国民の月の収入は、平均して3万~4万ルピーといわれますが、生活必需品の高騰により、生活ができない人たちが多くいて、スリランカ全土は大変な状態になっています。

 

 

「学校給食支援プロジェクト」を立ち上げたきっかけ

 

今年2月の初め、スリランカの知人のペラデニア大学の農業経済の先生とお会いしました。

 

スリランカではもともと貧困問題があったが、経済危機以来、物価は上がりスリランカの田舎の子どもたちは、卵が食べられないほど、困窮している。 「キヨタさん、子どもたちの学校をサポートしてください」と言われました。

 

そこで「学校給食支援プロジェクト」を立ち上げました。

 

 

私の元にスリランカの二つの学校の校長先生から、お手紙が届きました。

 

➀デニヤヤという町にある学校の校長先生から届いたお手紙

 

 

 

 

2023年2月に届いたお手紙の要約です。

 

学校の名前はOlakumbura College です。

 

スリランカのマータラ地区のデニヤヤは、スリランカの南に位置し、この学校の生徒は14人です。1年間の給食を子どもたちに提供するためのサポートのお願いの手紙を私(校長)は書いています。

 

学校は非常に遠隔地にあり、ほとんどの村人は生計として、お茶の栽培に従事しています。デニヤヤ(Deniyaya)は、熱帯雨林に覆われた非常に田舎の地域です。

 

デニヤヤの学校の様子①

 

デニヤヤの学校の様子②

 

デニヤヤのOlakumbura College では、子どもたちは学校に行きたくても行けない状況です。

 

学校給食プランが実現すれば、学校に行けば昼食を食べることができる。子どもたちの授業への出席がよくなるだろう

と校長先生はお手紙で書いています。

 

  • 1日の給食費(14人分) 2,500ルピー 
  • 1日の給食費×1年間(308日) 2,500×308=770,000ルピー

 

校長先生のサイン

Ms.Kanthi Hettiarachchi

Principal Olakumbura College Deniyaya 

 

 

 

デニヤヤの学校の子どもたちについて、電話で聞きました。

 

デニヤヤの学校に通う子どもたちの様子を、デニヤヤ出身のピヤテッサ ガマゲ氏(キヨタコーヒーカンパニー)に、電話で聞いてみました。

 

「デニヤヤの田んぼに象が来て食べ物を食べてしまった。食べ物を買うお金がない、子どもたちはお金のために、鶏を飼い卵を売っている。ヤギも飼っている。親の仕事はない。親も貧乏になっている」  という話でした。 

 

デニヤヤの動画を紹介します。

この地域はシンハラジャという有数な自然のジャングルに囲まれています。

 

 

②アヌラーダプラ地区のレベワ教育部門にある学校からのお手紙

 

 

 

お手紙の要約です。

 

学校の名前はSiyambalagaswewa Welewa Collegeです。  

 

2022年には約54人の学生がこの学校で勉強し、2023年には生徒数が60人に増加しました。 この学校はこの地区の非常に農村部に属しており、ほとんどの村人は生計として農業に依存しています。

 

しかし、現在の経済危機では、必要な学校の文房具やその他の必需品を提供することもままなりません。また、これらの子どもたちに1日3回の食事を提供することも、貧しい親が増えより大きな問題となっています。

 

アヌラーダプラの学校の様子①

 

アヌラーダプラの学校の様子②

 

これらの理由から、村の子どもたちの就学率が減少しようとしています。 したがって、学校の子どもたちが授業に参加できるように、「学校給食プログラム」を実施します。みなさまの助けを借りて子どもたちに無料の昼食を提供します。

 

私(校長)は子どもたちのための昼食を1年間助けてもらうために、あなたの親切なサポートのお願いのためにこの手紙を書いています。

 

アヌラーダプラの学校の様子③

 

■Siyambalagaswewa Welewa Collegeの給食費

 

  • 1日   250ルピー×54人=13,500ルピー
  • 1週間  13,500×5=67,500ルピー
  • 1カ月  67,500×4=270,000ルピー
  • 10カ月  270,000×10=2,700,000ルピー 

 

  • 1日の給食費(54人分) 13,500ルピー 
  • 1年間(250日) 3,375,000 ルピー

校長先生のサイン

Mr. T.A. Gunasekera

Principal Siyambalagaswewa-Welewa College - Anuradhapuraya

 

学校の先生

 

 

 

 

2校への学校給食支援について(1年間)

 

第一目標は、まず100万円で設定していますが、達成したら第2目標、第3目標を立て、最終的な目標金額は2つの学校の1年間の学校給食費約1,685,000円と、必要な経費を合わせた242万円です。

 

■ 寄贈先の名称

  1. デニヤヤ  Olakumbura College
  2. アヌラーダプラ Siyambalagaswewa Welewa College

※寄贈先の受入れ・名称公表について、同意済

 

 

■ 目標寄贈金額

4,145,000ルピー(1,685,000円)

  • Olakumbura College の給食費(1年間) 770,000ルピー
  • Siyambalagaswewa Welewa Collegeの給食費(1年間) 3,375,000 ルピー

 

■ 資金使途

【初期目標金額      100万円】

  • 学校への寄贈:630,000円
  • READYFOR手数料:132,000円(12%+税)
  • 制作費:110,000円
  • 管理費、リターン費用・送料:128,000円      

 

【最終目標金額 242万円】

  • 学校への寄贈:1,685,000円
  • READYFOR手数料:319,440円
  • 制作費:110,000円
  • 管理費、リターン費用・送料:300,000円

 

スリランカの経済危機の中で問題を抱えているのは、これらの学校だけではありません。多くの学校でこのようなことが起きています。

 

次の展望としては、この2つの学校の給食プロジェクトをモデルにして、スリランカの子どもたちの支援を続けたいと考えています。

 

 

 

 

プロジェクト協力者

  

この学校給食プロジェクトには、現地のスリランカ人の協力があります。


スリランカの学校と私たちとの橋渡しの役割を果たし、シンハラ語を英語に訳す人が必要です。スリランカにあるキヨタコーヒーカンパニーとそのメンバーが協力しています。

 

■ キヨタコーヒーカンパニースタッフ

スタッフたち

 

■ 通訳をするピヤテッサ ガマゲ氏

写真左

 

■ ナリン プリヤンタ氏 

コーヒー表彰記念品を手に

 

 

リターンについて

 

熊本のコーヒー専門店「ナチュラルコーヒー」が、スリランカ直送の良質なコーヒー豆を、直火式の焙煎機で丁寧に仕上げたコーヒーです。

 

※リターンは2023年5月末までに発送完了の予定です。

 

 

 

 

プロジェクト実施に当たるリスクとチャレンジ


 

本プロジェクトの終了後、3月の訪問に続き今年5月にも学校を訪問する予定です。経済危機の中で、田舎の学校までの車の手配や燃料不足など懸念もありますが、知り合って20年になるキヨタコーヒーカンパニーのピヤテッサ ガマゲさんがサポートしてくれます。

 

物価の上昇や為替変動によって、支援の規模が変更になる可能性があります。燃料・物資不足や経済危機にともなう治安の悪化等の影響により、プロジェクト内容や進行が変更になる可能性もあります。

 

また、想定を上回るご支援をいただいた場合、リターンの発送が遅れる場合があります。これらをご理解のうえ、ぜひご支援をお願いいたします。

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
清田和之(日本フェアトレード委員会)
プロジェクト実施完了日:
2023年6月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

スリランカの学校に給食支援のための資金の寄贈及び受け取りの証明書と学校からのお礼の手紙を頂くことを行う。リターン品は、5月最終日には発送完了する。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。万が一自己資金でも確保できなかった場合は、プロジェクトが大きく変わらない範囲で規模を縮小するなどして対応し、返金はいたしかねます。

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プロフィール

1946年5月1日生まれ現在76歳です。紅茶の国スリランカにコーヒーを求めて行くようになったのは2002年3月3日スリーパーダの仏足山参詣からです。スリランカは150年前世界第3位のコーヒー生産国ということを知り、スリランカコーヒー復活の活動を20年間やっています。スリランカコーヒー復活プロジェクトは現在100万本植樹を進めています。 現在スリランカは経済危機は、国が亡びるのではないかというほどの、状態です。少しでもスリランカの外貨獲得にコーヒーで貢献したい。

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リターン

5,000+システム利用料


スリランカコーヒードリップパック(3パック) + 学校からのお礼のメッセージ

スリランカコーヒードリップパック(3パック) + 学校からのお礼のメッセージ

150年の時を経て復活したスリランカコーヒーをパートナー企業のナチュラルコーヒーが、ドリップパックコーヒーにしました。ドリップパックは一杯ずつコーヒーカップで楽しめます。

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

10,000+システム利用料


スリランカコーヒードリップパック(10パック) + 学校からのお礼のメッセージ

スリランカコーヒードリップパック(10パック) + 学校からのお礼のメッセージ

150年の時を経て復活したスリランカコーヒーをパートナー企業のナチュラルコーヒーが、ドリップパックコーヒーにしました。ドリップパックは一杯ずつコーヒーカップで楽しめます。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

15,000+システム利用料


スリランカコーヒードリップパック(20パック) + 学校からのお礼のメッセージ

スリランカコーヒードリップパック(20パック) + 学校からのお礼のメッセージ

150年の時を経て復活したスリランカコーヒーをパートナー企業のナチュラルコーヒーが、ドリップパックコーヒーにしました。ドリップパックは一杯ずつコーヒーカップで楽しめます。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

プロフィール

1946年5月1日生まれ現在76歳です。紅茶の国スリランカにコーヒーを求めて行くようになったのは2002年3月3日スリーパーダの仏足山参詣からです。スリランカは150年前世界第3位のコーヒー生産国ということを知り、スリランカコーヒー復活の活動を20年間やっています。スリランカコーヒー復活プロジェクトは現在100万本植樹を進めています。 現在スリランカは経済危機は、国が亡びるのではないかというほどの、状態です。少しでもスリランカの外貨獲得にコーヒーで貢献したい。

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