子どもの時に読んだことがある!と、今や日本中ではなく世界で大人気の絵本、ぐりとぐら。

いつも仲良しで、お料理することと食べることが大好きな2ひきの野ねずみは、野菜作りが得意な農業家でもあります。ふたりは兄弟? 友だち? じつは、ふたごの兄弟です。「ぐりとぐら」が生まれたのは1963年。はじめはお母さん・お父さん向けの雑誌「母の友」で、読み切りのおはなしとして登場しました。その時のタイトルは『たまご』でした。

作者は中川李枝子さんと、山脇百合子さんの姉妹です。当時、保育園で働いていた中川さんは、人気絵本だった『ちびくろさんぼ』に登場するホットケーキよりもっと上等でおいしいものを子どもたちにごちそうしたい!と思って大きな卵をつかったカステラが出てくるおはなしを考えました。
 
中川さんたちは育ったのは東京ですが、生まれは札幌です。北海道にこのすばらしい絵本作家の出生があったことは、あまり知られていません。2015年現在、シリーズ累計発行部数は関連書籍も合わせると2,490万部を超え、シリーズ1作目の『ぐりとぐら』は、2015年の時点で472万部発行の、大ベストセラーです。中川さんはその他にも「ももいろのきりん」や「そらいろのたね」などの本をつくっています。
 
ぐりとぐらのカステラは誰でも一度は食べたいと思う!という人がたくさんいます。中川さんの子ども達にごちそうしたい!という気持ちがそのまま何十年も語り継がれているとは、とても素敵だと思います。
ふしぎと良い本は、その人の気持ちがはいって伝わるようです。
 
 
 
 
 

 

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