小さな一歩を踏み出しました!
本日8月31日、建物の排水検査が行われ使用できるようになりました。これでキッチン稼働開始です。私たちの牧場もこれからに向かって小さく一歩を踏み出すことが出来ました。ご支援、ご協力頂いた皆様に厚くお礼申し上げます。本当に有難うございました。
まだ、出来たばかりで本格的に用いていくのはこれからになりますが、今後牧場周辺でのイベントへの参加や自主開催の試食会などを行っていく予定です。秋には雲南市と奥出雲で2つのイベントへの参加が決定していますので、そこへこのキッチンで作ったものを持ちこんでみようと企画しています。
もう随分以前になりますが、牧場の将来像について「牛のいる風景を楽しみながら美味しいものを食べて遊べる場所にしたい」と新聞に載せていただいた折に、廃業される予定の和菓子屋さんから業務用オーブンの寄贈を受けていました。牧場の隅でたまに拭き掃除をしながら今日まで大事に保管していたのですが、それをついに設置することができました。数年ぶりのことですので、「配管は無事だろうか?電気系統は故障していないだろうか?」とハラハラし通しで電源を繋ぎましたが、どこにも故障は見られず、完全な形で機能しました。その瞬間、隣りにいた妻と繋いでくれた電気屋さんと、3人で手を取り合って喜んでしまいました。
今後、ここでお菓子の試作品を作って改良を重ねていきたいと思います。秋に参加を予定しているイベントの一つ、ダム湖祭りでは、焼畑のメンバーの島根大学の学生さんたちと一緒に、焼畑農産物も取り入れたお菓子を創作する手はずです。
ちゃんとした商品として、皆様の手元にお届けできる日がいつかきっとくると思います。その日までのんびりしっかり、たまに躓きながら、でも前を向いて歩き続けたいと思います。
他にも牧場体験のメニューも広げることができそうです。今まではバター作りだけでしたが、アイスクリームやピザなども要望に応じてできれば面白そうですね。
また、皆さまからご支援頂いた資金は、全額このキッチンのために使用させて頂きました。主に予算段階で経費節減の困難だった水回りの部分に充当させて頂いております。
お待たせしており大変申し訳ありません。9月からリターンの方を順次発送させて頂きます。お待ち頂ければ幸いです。出雲野菜のセットについては、リターンの説明にも書きましたが、野菜の旬を迎える時期まで今しばらくお待ち下さい。大変時間がかかって申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。























