無事終了いたしました!ご支援ありがとうございました!
まずは、ご支援いただいた皆様のおかげで無事に商品の製造と販売まで行えたことに感謝申し上げます。
今回のプロジェクトを通して、子どもたちは勿論、弊社も大変に学ぶことが多くあり、成長ができました。
経営者になりたい、そんな目標を掲げて始まったプロジェクトでしたが、販売会が近づくにつれ、地道な作業とシビアな現実に、さすがに子どもたちの笑顔が減りました。時に涙したり、熱を出したり、決して順風満帆ては言えませんでした。
実は自己資金であった18万円も、自社より融資として獲得したものであり、経理を担当しているまむが事業計画を書き上げて社長と面談し、もぎ取ったものになります。
さすがに2度も融資面談が失敗した時は、このプロジェクトの縮小を考えたものです。
三度目の融資面談当日、余りのプレッシャーに発熱したまむは途中離脱を余儀なくされ、突如しゅうとりくが融資面談を担当せざるを得なくなりました。
まむの想いを引き継いだ彼らは、何度か融資を獲得しました。
あの瞬間に、真の意味であの子達は仲間となったと思います。
販売会当日は、最初の二時間は一つも売れず、何とかきっかけを探していました。
ここで彼らが感じたことは、チラシをもらってくれる、声を掛けたら「頑張ってね」と返してくれる、買わなくても話を聞いてくれた、そんな方々への感謝でした。
人に応援されることが、どれだけ心強く、力が湧くことを痛感したことでしょう。
最初のお客様は若いカップルでした。
そこから徐々に購入が増えていき、10/28初日は約30個を販売しました。
製造個数は150個で、その半分75個は販売しないと赤字となる為、残り10/29のみでは非常に難しいラインといえます。
そんな中ですが、子どもたちと私たちも下を向いている暇はありません。
ご支援いただいた皆様一人一人にお手紙をしたため、感謝を伝える動画を撮影し、夜遅くに及んだ返礼品の手配も弱音一つはかずに取り組む子どもたちを見て胸が熱くなりました。
何より、初めて8時間の労働というとのを体感した子どもたちは、改めて両親や働く方々の大変さを痛感したようでした。あらためて、労働の対価として獲得したお金の価値、大切さを学んだことでしょう。
2日目は結果約40個の販売であり、惜しくも目標は達成できませんでしたが、イベントを終えた子どもたちの顔は晴れやかでした。
売上金額は135,000円。
在庫分は11月に子どもたちと会議して、販売方法を探しますが、弊社ECサイトにて販売することになるかと思います。
細かい報告は引き続き、弊社のブログやYouTubeで報告をしてまいりますので、宜しければ追ってご確認くださいませ。
あらためて、ご支援いただき誠にありがとうございました。
子どもたち、及び会社を代表して御礼を申し上げます。
株式会社NIJIIRO
子どもたちだけでバッグを販売しますプロジェクト
ソルメンバー一同
代表:中島
代筆:西川